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2017.05.25 NEW エッジな視点

デジタル世代に落語ブーム到来!
若者が押し寄せるその人気の秘密とは

落語を聞く20~30代の若者が増えている。デジタル世代を魅了する、古典芸能の落語。その魅力を知る。

あなたは落語を聞いたことがあるだろうか。落語って、大喜利のことでしょ? と勘違いしている人はいないだろうか。

そもそも落語とは、「落とし噺(ばなし)」とも呼ばれる「オチ」が付くのが特徴の古典芸能だ。落語家が一人何役も演じながら、身振りと手振りのみで噺(はなし)を進め、聞き手は自身の想像力でその世界を膨らませていく。
横から見ていると、和服を着た人が、座布団の上で話しをしているだけのように見えるが、聞き入っている観客の目には、登場人物の姿がありありと目に浮かび、人々の息遣いが聞こえてくるような臨場感が生まれているのだ。

そんな、登場人物たちの喜怒哀楽を交えながら話は進み、最後に「オチ」がついて噺は終わる。その瞬間、観客は現実世界に引き戻され、物語の世界にどっぷりと浸かっていたことに気付く。笑い疲れていたり、笑いすぎて腹筋が痛くなっていたりすることもある。
情報過多が叫ばれて久しい現代において、しがらみを忘れてただ笑いに溶け込むことができる空間がそこにはある。

増える若者の落語ファン

そんな落語が若者の間でブームになっている。火付け役と言われているのが、『昭和元禄落語心中』。漫画を原作とするアニメが大ヒット。原作の寄席のモデルとなった新宿末広亭が若者でにぎわう様子がニュースにもなった。

また、落語が聞ける場所がどんどん増えていることが、ブームを後押ししている。定席(ほぼ無休で落語の公演をしている寄席)はもちろん、「渋谷らくご」などの初心者向けの落語会や、落語を聞きながらお茶や食事ができる「らくごカフェ」など、首都圏では月に1,000件を超える落語会が開催されている(寄席情報誌「東京かわら版」調べ)。
小さな寄席では入場料も1,000円程度からのものもあり、若い人たちも友達を誘って行きやすいというメリットもある。

ただ、いきなり寄席に行くのはハードルが高いという人は、PodcastやYouTubeで聞いてみるのもいいかもしれない。もし、時間がある人なら図書館をのぞいてみるのもあり。ほとんどの図書館には、落語のCDが置いてあるからだ。一度聞いて気に入れば寄席に行ってみるといい。おそらく、やみつきになるだろう。

SNS疲れなどが指摘される昨今、デジタル世代が癒やしを求める落語の世界をのぞいてみて、笑いの世界にひととき浸かってみてはいかがだろうか。

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