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2017.07.06 NEW エッジな視点

世界が注目するジャパニーズウイスキー。
オリンピックイヤーに向けて続々と仕込み中!

日本でも世界でも、いまジャパニーズウイスキーが大ブーム。2020年に向けて続々と登場する、新たなジャパニーズ・シングルモルトに注目だ。

大手ウイスキーメーカーが仕掛けたハイボールブームなどもあり、日本に空前のウイスキーブームが到来。いまや「ビールの後にハイボール」は酒場の定番となり、色々なウイスキーを試してみようという飲み手も増えている。そうした人たちが行き着くのが、主にスコットランドや日本などでつくられているシングルモルトウイスキーだ。

そもそもシングルモルトウイスキーとはなに?

ウイスキーには大きく分けて、大麦麦芽(モルト)のみを原料に単式蒸溜器で蒸溜されるモルトウイスキーと、トウモロコシや小麦などを原料に連続式蒸溜器で蒸溜されるグレーンウイスキーがあり、シングルモルトとはひとつの蒸溜所産のモルトウイスキーのこと。世界に流通するウイスキーの9割方はブレンデッドウイスキーで、これは複数の蒸溜所のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたものだ。

例えば、スコットランドには120を超えるウイスキー蒸溜所があり、そのうちの多くの蒸溜所がシングルモルトをリリースしている。そうした蒸溜所ごとに異なる個性、すなわち百花繚乱の香りや味わいを楽しめるのが、シングルモルトの人気の理由だ。

世界における日本のシングルモルトの評価は?

対して、日本産のシングルモルトも、近年は世界の酒類コンテストで金賞に輝くなど注目を集め、日本国内はもとより欧州でも品薄になるほどの人気ぶり。日本固有のオークであるミズナラ樽の使用から生まれる独特の香りや風味など、ジャパニーズウイスキーならではの特徴が、海外で高い評価を得ているのだ。

近年の日本では、京都との府境に位置する大阪の山崎や山梨の白州、北海道の余市や仙台の宮城峡、さらには静岡の御殿場や埼玉県の羽生、兵庫の明石や長野の中央アルプス駒ヶ岳山麓に位置する宮田村などで、モルトウイスキー蒸溜所が稼働し、国産のシングルモルトが手がけられてきた。

活性化する日本のシングルモルト市場

そんな中で注目すべきは、ここ1、2年続々と新たなウイスキー蒸溜所が登場していることだ。北から、北海道の厚岸や福島の安積、茨城や静岡、さらには滋賀などにも蒸溜所が誕生し、昨年から今年にかけてモルトウイスキーの蒸溜を開始。酒造メーカーやクラフトビールで有名なブリュワリーなども、続々とウイスキー造りに参入する意欲を見せている。

「2020年までには静岡蒸溜所のシングルモルトのリリースを予定しています。製造工程も間近で見学できるのでぜひ遊びに来て欲しいですね」

そう話すのは、昨年10月末にモルトウイスキーの蒸溜を開始し、ウイスキーファンから大きな注目を集めるガイアフロー静岡蒸溜所・代表の中村大航さん。

スコットランドでは、モルトウイスキーは最低でも3年の熟成が義務づけられており、ジャパニーズウイスキーもそれに倣っている。つまり、新たな造り手たちが視野に入れるのは、2020年。オリンピックイヤーに続々とリリースされるであろう、新たなジャパニーズ・シングルモルトは、一体どんな個性で国内外のウイスキー好きを楽しませてくれるのか。いまから心待ちにしたい。

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