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株・FXに今すぐ活かせる チャートの読み方・使い方

日足・週足・月足の使い方

ローソク足の仕組みとは?

(1)1本のローソク足が値動きを表す

ここでは日本で最もポピュラーなローソク足チャートについて紹介しましょう。
これは、株価チャートはもちろん、FXチャートでも共通の考え方となります。

まず、ローソク足チャートの「ローソク」とは、1日や1週間というように時間を区切った時の、始値(はじめね)、高値(たかね)、安値(やすね)、終値(おわりね)、という四本値(よんほんね)を形で表したものをいいます。

図1 ローソク足の見方

(図1  ローソク足の見方)が理解できれば、この1本のローソクの色や形を見るだけで、その日なりその週なりの値動きを想像することができます。例えば、陽線で、しかも本体部分が長ければ「力強く上昇した」、陽線だけれども本体部分(実体または柱)が短く、上ヒゲがとても長い場合には、「上がったとはいえ、高値からずいぶん押し戻されて終わった」といった具合です。

このように、1本のローソクは1日あるいは1週間といった期間の中で「どういう値動きをしたのか」を表しています。ローソク足の「足」といういい方は、これに由来しています。

(2)ローソク足はとる期間で種類が変わる

さらに、ローソク足は四本値を取る期間が変わると呼び名も変わります。期間が1日なら日足(ひあし)、1週間なら週足(しゅうあし)、1ヵ月なら月足(つきあし)とそれぞれ呼ばれます。そのほか、1年の四本値で構成される年足(ねんあし)、分単位の四本値で構成される分足(ふんあし)といったローソク足もあります。

日足、週足、月足の違いとは?

(1)日足・週足・月足の特徴

ローソク足チャートは、ローソク足をつなげてグラフにしたものです。日足のローソクをつなげたものは日足チャート、週足をつなげたものは週足チャート、月足をつなげたものは月足チャートと呼ばれます。

では、日足、週足、月足のローソク足チャート、これらのチャートにどんな違いがあるのでしょうか。
ここで、チャートを描くスペースが「ローソク足100本分」という状況を考えてみましょう。

1本のローソクが日足ならば、そのスペースに入るのは約5ヵ月分ですが、週足の場合は約2年分、月足だと8年分以上のローソク足を描くことができます。つまり、ローソク足を構成する四本値を取る期間が長いほど、同じスペース内により長期の株価データを収めることができるわけです。

とはいえ、月足のローソクは1ヵ月の「始値」「終値」「高値」「安値」の4つの値段しか示されていませんから、「日々どんな値動きをしたのか」といった詳細情報は得られません。その点、日足ならば、毎日どんな値動きが展開されたのかを知ることができます。

このように考えていくと、それぞれのチャートをどういう時に使ったらいいのかも分かってきます。より長期間のトレンドを知りたい時には月足チャートが重宝するでしょう。2、3年程度の中期の値動きを把握するなら週足チャートが向いています。いま現在の値動きを細かくつかみたいのなら日足チャートが便利ですし、さらに細かい値動きをつかむのであれば分足チャートを見てみるとよいでしょう。

図2 ローソク足の種類の例

(2)投資期間で使い分ける

図3 日足・週足・月足チャートの例 日足チャート

図3 日足・週足・月足チャートの例 週足チャート

図3 日足・週足・月足チャートの例 月足チャート

チャートの種類が異なると、その描く形もだいぶ変わります。(図3)はある銘柄の日足・週足・月足チャートですが、受ける印象がかなり違うと思います。

それぞれのチャートが描く形の違いは、長期・中期・短期で捉えた時のトレンドの違いを示しています。同じ銘柄のチャートでも、トレンドが必ずしも同じではないという点が大きなポイントです。

例えば、日足チャートに描かれる短期トレンドは右肩上がりであっても、週足チャートで中期トレンドを見ると株価は上下に行ったり来たりしているだけ、月足チャートで長期的に見てみたら、むしろトレンドは右肩下がりといったこともあるのです。

基本的には、自分が想定する投資期間や投資スタンス(中長期のトレンドを重視して投資する、短期のトレンドに乗って売買する、など)に応じて、メインに使うチャートを使い分けるのがよいと思います。

(3)それぞれを組み合わせて使う

短期で売買する場合でも、どういうプロセスを経てその水準になっているかは、事前に知っておくことが大切ですから、月足チャートや週足チャートも見ておきたいところです。

また、中長期的なスタンスの場合でも、足元の値動きを把握したほうがいいのはいうまでもありません。日足チャートも確認しておきましょう。

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