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債券−外国債券 入門編
2 種類

外貨建て債券
日本円以外の海外の通貨で元本を払い込み、利子や償還金を受け取ることを約束している債券を外貨建て債券といいます。外国債券の多くは、外貨建て債券です。利払いや償還が海外の通貨でおこなわれますので、為替変動に伴なうリスクが発生することもあります。

外国または外国の企業は、自国通貨で債券を発行するのが一般的です。理論的に、世界の通貨の数だけの種類の債券が存在することになりますが、通貨の種類によっては、為替相場の安定性や規模などにより、債券の信頼性・流通性などに差が出てくるため、国際的な資金調達の手段として発行するには不利な通貨があります。つまり、発行体による信用リスクや途中売却による流動性リスクなどが発生します。 図

日本で販売されているものの多くは、外貨の中でも世界の主要通貨のものが中心です。米ドル建て、ユーロ建て、豪ドル建て、英国ポンド建てなどがよく知られています。

$米ドル建て債
米ドルは、世界の基軸通貨といわれています。為替に関する情報や取引量の一番多い通貨です。また米国での債券市場の規模も大きくなっています。米ドル建ての代表的なものに、米国政府の発行する国債の「米国財務省証券」があります。米国国債(アメリカ国債)ともいいます。米国国債は、売買量・発行残高も多く、満期までの年数も豊富で流通性も優れており、日本人投資家も大量に購入しています。米国国債は、満期までの種類によって以下の3種類があります。
トレジャリービル   短期(満期1年未満)の割引債
トレジャリーノート 中期(満期1〜10年)の利付債で最も発行量が多い
トレジャリーボンド 長期(10年以上)の利付債

なお米ドル建て債は、さまざまな発行体が米国市場以外の多くの国の市場で、発行しています。
ユーロ ユーロ建て債
1999年の欧州通貨統合により、新しく欧州11カ国の通貨単位として、ユーロが導入されました。現在、ヨーロッパをリードする通貨です。当面はそれぞれの自国通貨と2本建てですが、移行期間を経て、ユーロを共通通貨単位とする予定となっています。それに伴い、ユーロ建て債が登場しました。
$豪ドル建て債
オーストラリアは、アジア・オセアニア地域の主要国で、高金利政策がとられており、金利が高いのが特徴です。しかし豪ドルの為替市場は、米ドル・独マルクなどに比べると規模が小さいということがポイントです。豪ドル建て債は、連邦政府債、そして準政府債としてニューサウスウェールズ債、クイーンズランド債、西オーストラリア債、南オーストラリア債、ビクトリア債、タスマニア債などが発行されています。
£英国ポンド建て債
英国の通貨であるポンドで発行される債券です。英国国債(イギリス国債)は、日本の国債と比較しても高い利率で発行されていますので、個人投資家の購入が多い債券のひとつです。


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