週間株式展望

2017/5/29〜2017/6/2の展望

日経平均終値
前日比
東証一部売買高
5/22(月) 19678.28
+87.52
14億 6741万株
5/23(火) 19613.28
-65.00
15億 4435万株
5/24(水) 19742.98
+129.70
17億 2823万株
5/25(木) 19813.13
+70.15
16億 7727万株

米国雇用統計、ISM製造業景況指数に注目

今週の日経平均株価は、23日米予算教書の提出、24日米FOMC議事録(5/2-3開催分)公表や25日OPEC総会、26-27日G7(主要7ヶ国)首脳会議など重要イベントを控える中、22日は前週末の欧米株高や原油高などを好感し、続伸して寄り付いた。買い一巡後は上げ幅を縮小し、売買代金も約1ヶ月ぶりの2兆円割れと低調で様子見姿勢となった。23日は一時110円台後半へ円高が進んだことが重石となり、反落した。24日は前日の欧米株高や111円台後半へ円高が一服したことなどを背景に反発して引けた。25日は前日の米国株高を好感する一方、FOMC議事録がややハト派と受け止められ円安期待が後退する中、小幅安で寄り付いた。前場中頃に先物主導で上げ幅を拡大し、1万9800円台前半の高値圏でもみ合った。
今後を展望すると、日本では30日に4月有効求人倍率が発表される。3月は1990年11月以来の高水準となったが、さらに上昇しているか注目される。31日は4月鉱工業生産が発表される。4月の実質輸出が減少する中、持ち直しが続くか確認したい。6月1日は1-3月期法人企業統計季報が発表される。1-3月期GDPでは民間企業設備はやや弱めであった。今回の統計を踏まえて、上方修正されるか注目したい。米国では30日に4月の個人消費支出、PCEコアデフレータが発表される。足元のインフレ率の減速が短期的なものか確認したい。31日はベージュブック(米地区連銀経済報告)が公表される。4月の景気判断は過去数週間にわたり緩慢ないし緩やかなペースで拡大しているとされたが、景気拡大が特に物価上昇へと波及しているか注目したい。1日は5月ISM製造業景況指数が発表される。4月は2ヶ月連続で低下し、楽観的な見方が足元でやや後退していることを示唆する内容だった。製造業の拡大基調が継続しているか確認したい。また5月自動車販売台数も発表されるが、減速が続いているか注視したい。2日は5月雇用統計が発表される。4月の非農業部門雇用者数は前月差で持ち直したが、平均時給は低い伸びにとどまった。平均時給が加速すれば、6月のFOMCにおいて利上げが行われる可能性は更に高まろう。中国では31日に5月政府版製造業PMI、6月1日に5月財新版製造業PMIが発表される。4月はともに市場予想を下回った。足元の輸出入の減速を背景に低下が続くか注視したい。ユーロ圏では31日に5月CPI(消費者物価指数)が発表される。4月のCPIは加速しており、ECBの緩和縮小が一層視野に入るか注視したい。
最後にテクニカル面を確認したい。日経平均株価は19日に25日線が75日線を上抜くゴールデンクロスとなり、24日には17-18日の急落で空けたマド(19601~19764円)を埋めた。基調として4月17日以降の上昇トレンドを維持していると考えられ、この先改めて2015年12月高値(20012円)を目指す動きとなろう。一方、仮に再度調整に転じる場合は、5月18日安値(19449円)や25日線(25日:19417円)が下値のメドとなろう。
日経平均株価の参考レンジは19500-20100円とする。

2017年5月25日

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