週間株式展望

2017/7/24〜2017/7/28の展望

日経平均終値
前日比
東証一部売買高
7/18(火) 19999.91
-118.95
18億 1725万株
7/19(水) 20020.86
+20.95
16億 4142万株
7/20(木) 20144.59
+123.73
16億 5097万株

FOMCと日米主要企業の決算に注目

今週の日経平均株価は、18日は前週末の米CPI(消費者物価指数)など弱い統計を受け112円台前半に円高が進んだことや内閣支持率が30%を下回ったとの一部報道などが重石となり、7月7日以来の2万円を割り込んで引けた。19日は一時111円台へ円高が進行したことなどを嫌気して小幅続落で寄り付いた。その後は20日の日欧の金融政策を巡るイベントを控える中、節目となる2万円を挟み方向感に乏しい展開となったが、2万円台を回復して終了した。20日は前日の米国の主要3指数が過去最高値を更新したことや、日銀の金融政策決定会合の結果が現状維持となったことなどを背景に112円台前半と円高が一服となったことを好感し、後場から上げ幅を拡大し続伸して引けた。
今後を展望すると、ユーロ圏では24日に7月マークイット総合PMIが発表される。6月は5月から低下したものの速報値からは上方修正され高水準を維持した。さらに拡大すれば9月のECB政策理事会で予想されるテーパリング(資産購入プログラムの縮小)のプログラム発表を後押ししよう。ドイツでは25日に7月Ifo企業景況感指数が発表される。6月は1991年以来の最高水準となり、堅調な景気拡大が続くとの見通しを示唆した。米国では24日に6月中古住宅販売件数が発表される。5月は住宅需給ひっ迫で価格が上昇する中でも予想外に堅調な内容となった。26日に6月新築住宅販売件数も発表される。5月は住宅価格が過去最高水準の中、前月比で増加した。引き続き住宅市場の基調的な底堅さが続くか注目したい。また25-26日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。今回イエレンFRB議長の記者会見は予定されておらず、声明文で次回FOMCでのバランスシート政策が示唆される表現が盛り込まれるか、加えて物価に対する見方などを確認したい。27日は6月コア耐久財受注が発表される。5月分は8ヶ月連続で前月比プラスとなり、設備投資意欲が堅調であることを示唆した。28日は4-6月期実質GDP成長率(速報値)が発表される。個人消費と住宅市場が堅調であることから、市場予想は前期比年率+2.6%となっているが、特に設備投資に注目したい。日本では28日に6月有効求人倍率が発表される。5月は3ヶ月連続で上昇し1974年2月以来43年3ヶ月ぶりの高水準となった。引き続き雇用情勢は着実に改善しているか注目したい。また6月全国CPIも発表される。エネルギー価格が前年比で上昇率を高めた結果、コアコアCPIも押し上げられると予想される。尚、来週から米国に引き続き、日本の主要企業の決算発表が本格化する。
最後にテクニカル面を確認したい。今週の日経平均株価は25日移動平均線(20日:20082円)の水準前後で小動きとなった。週足チャート上の主要な移動平均線は上向きであり、テクニカル指標に過熱感も見られないことから、この先、年初来高値(6月20日:20318円)更新へ向けた動きが期待できよう。目先で一旦押す場合は、7月7日安値(19856円)や6月15日安値(19755円)の水準が下値メドとして挙げられる。
日経平均株価の参考レンジは19800-20500円とする。

2017年7月20日

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