週間株式展望

2017/1/23〜2017/1/27の展望

日経平均終値
前日比
東証一部売買高
1/16(月) 19095.24
-192.04
14億 6955万株
1/17(火) 18813.53
-281.71
17億 1056万株
1/18(水) 18894.37
+80.84
18億 1826万株
1/19(木) 19072.25
+177.88
22億 5444万株

日米の企業決算発表に注目

今週の日経平均株価は、16日はEU(欧州連合)離脱を巡り英国が完全離脱路線をとるとの懸念が再燃し、英ポンドが急落、対ドルでも円高が進んだことや、寄り前発表の11月機械受注が前月比で市場予想を大きく下回ったことなどを背景に、大幅反落となった。17日は前日の米株式市場は休場だったが、欧州株安や113円台半ばへ円高が進み大幅続落して引けた。18日は前日の欧米株安や112円台半ばへ円高が進んだことなどを嫌気して続落して寄り付き、下落幅を拡大したが、後場は円高が一服したことなどを背景にプラスに転じて引けた。19日は114円台後半へ円安が進んだことを好感し、1万9000円台を3日ぶりに回復して終了した。
今後を展望すると、ユーロ圏では24日に1月マークイット製造業PMIが発表される。12月は2011年4月以来の高水準となった。生産に加えて新規受注も高水準となっており、製造業の持ち直しが続いている。ドイツでは25日に1月Ifo企業景況感指数が発表される。12月は約3年ぶりの高水準となった。1月ZEW景況感調査も改善しており、ドイツ経済が依然堅調であることを示唆するか注目したい。米国では24日に12月中古住宅販売件数、26日に12月新築住宅販売件数が発表される。前月は高水準だったが、米大統領選でトランプ氏が勝利して以降、住宅ローン金利は急速に上昇しているため、その影響が注目される。27日は12月耐久財受注(コア資本財)が発表される。11月は市場予想を上回り前月比0.9%増と2ヶ月連続で増加した。原油価格の下落に伴って落ち込んでいた製造業の生産活動が緩やかな改善傾向を示唆しており、設備投資の持ち直しが続くか確認したい。また2016年10-12月期GDP成長率(速報値)も発表される。設備投資の持ち直しが見込まれるが、外需の悪化、在庫の減少から伸び率は7-9月期から鈍化する見込みである。日本では25日に12月貿易統計が発表される。11月の実質輸出は前月比4.7%増となり、景気が堅調な米国中心に輸出は持ち直している。今後円安などサポート要因も加わり回復が続くか注目したい。27日は12月全国消費者物価指数(除く生鮮食品・エネルギー)が発表される。先行指標とされる12月東京都区部コアコアCPIは前年比でマイナスとなっているが、円安、原油高の影響にも注目したい。尚、来週から米国に加えて日本でも2016年10-12月期の主要企業の決算発表が始まる。
最後にテクニカル面を確認したい。今週の日経平均株価は17日に昨年12月30日安値(18991円)を一旦割り込んだが、その後は反発に転じた。昨年12月中旬には26週線と52週線がゴールデン・クロスするなど中長期的な強気シグナルが点灯しており、この先25日線(19日:19283円)を奪回すれば1月5日高値(19615円)を試す展開が見込まれる。ただ、仮に25日線を奪回できず再び調整となった場合は、昨年11月9日~1月5日の上昇幅に対する1/3押し(18447円)の水準が下値のメドとなろう。
日経平均株価の参考レンジは18500-19700円とする。

2017年1月19日

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