週間株式展望

2017/9/18〜2017/9/22の展望

日経平均終値
前日比
東証一部売買高
9/11(月) 19545.77
+270.95
14億 9864万株
9/12(火) 19776.62
+230.85
16億 5476万株
9/13(水) 19865.82
+89.20
16億 511万株
9/14(木) 19807.44
-58.38
16億 6250万株

FOMC(米連邦公開市場委員会)に注目

今週の日経平均株価は、11日は寄り前に発表された7月機械受注が4ヶ月ぶりに前月比プラスへ転じたことや、北朝鮮が前週末の建国記念日にミサイル発射など新たな挑発行為に出なかったため、地政学リスクへの警戒感が後退したことに加え、108円台前半へ円安が進行したことも相場上昇の後押しとなり大幅反発した。12日は前日の米国株が大幅高になったことや、109円台半ばへさらに円安が進んだことを好感し、大幅続伸となった。13日は前日の米主要3指数が終値ベースで過去最高値となったことや、110円台前半へ円安に振れたことなどを受けて、続伸して寄り付いた。その後は急速な戻りの反動もあり、上値の重たい展開となった。14日は前日の米国株が連日で過去最高値を更新したことや110円台半ばへ円安が進行したことを背景に、一時1万9900円台を回復する場面があった。しかし中国の8月主要統計が下振れたことや北朝鮮の日本への威嚇声明が報道されたことなどが重石となり、マイナスに転じて引けた。
今後を展望すると、米国では19日に8月住宅着工・建設許可件数が発表される。7月は市場予想を下回り前月比4.8%減少した。地域別に見ると、南部の集合住宅の建設許可件数は2月から6ヶ月連続でマイナスを記録している。南部ではハリケーン「ハービー」の影響にも注目したい。19-20日はFOMCが開催される。今回のFOMCではバランスシート縮小が発表されると予想されている。最終的なバランスシートの適性規模や、メンバーの政策金利および物価の見通しが注目される中、会合後のイエレンFRB議長の記者会見に注目したい。20日は8月中古住宅販売件数が発表される。7月は市場予想を下回り、2ヶ月連続の減少となった。供給不足が続く中、所得の伸びを上回る住宅価格の高騰が需要にも影響し販売を抑制していると考えられる。ドイツでは19日に9月ZEW景況感調査(期待)が発表される。8月は予想を下回る輸出と自動車業界のスキャンダルの影響から市場予想、前月水準ともに下回り、3ヶ月連続で低下した。一方、8月ifo企業景況感指数の期待指数は前月から上昇しており、引き続き景気の堅調さが続いているか注目したい。日本では20日に8月貿易収支が発表される。7月の実質輸出は前月比+1.6%と増加し、伸び悩んだ4-6月期から再び拡大した。増加傾向が続くか確認したい。20-21日は日銀金融政策決定会合が開催される。政策変更はないと予想されているが、会合後の黒田総裁の記者会見に注目したい。なお、24日にはドイツ総選挙、フランス上院選挙が行われる。
最後にテクニカル面を確認したい。今週の日経平均株価は戻りを試す動きとなり、前週に割り込んだ200日線や9月月初に上値を抑えられた25日線を奪回し、75日線(14日:19865円)の水準へ急反発となった。14日は一旦押しを入れたが、テクニカル指標面から見た過熱感は乏しく、先行きは6月下旬~8月上旬に保ち合った20000円前後の水準や6月20日に付けた年初来高値(ザラバ:20318円)へ向けた動きが期待されよう。
日経平均株価の参考レンジは19500-20300円とする。

2017年9月14日

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