週間株式展望

2017/8/21〜2017/8/25の展望

日経平均終値
前日比
東証一部売買高
8/14(月) 19537.10
-192.64
19億 5911万株
8/15(火) 19753.31
+216.21
16億 5080万株
8/16(水) 19729.28
-24.03
14億 3539万株
8/17(木) 19702.63
-26.65
14億 3619万株

ドラギECB総裁とイエレンFRB議長の講演に注目

今週の日経平均株価は、14日は北朝鮮を巡る緊迫感が継続する中、前週末に発表された米7月CPIが市場予想を下回り、109円台前半へ円高が進行したことを嫌気して大幅続落して寄り付いた。一方、寄り前に発表された4-6月期GDP成長率(1次速報値)が市場予想を大幅に上回ったことが下支えとなり、一旦下げ渋るものの引けにかけて下げ幅を拡げた。15日は前日の欧米株高や110円台前半へ円安が進んだことを好感し、反発して寄り付いた。その後も上げ幅を拡大して高値圏でもみ合った。16日は欧米株式市場や為替の水準に大きな変化がない中、前日の大幅高の反動もあり方向感に乏しい動きとなり小幅反落となった。17日は7月の米FOMC議事録の内容がややハト派寄りと受け止められたことで、109円台後半へ円高が進行したことが重石となり、小幅続落して引けた。
今後を展望すると、ドイツでは22日に8月ZEW景況感調査(期待)が発表される。7月は2ヶ月連続で前月を下回った。一方、現状指数は過去5年間での最高値圏内にあり、景気の好調さは継続している。25日は8月ifo企業景況感指数が発表される。7月は6ヶ月連続で改善し1991年以来の最高水準となった。ユーロ高による下押しの影響は見られず、製造業が更なる輸出拡大を見込んでいることを示唆した。ユーロ圏では23日に8月マークイット総合PMIが発表される。7月は速報値から下方修正されたものの高水準を維持した。ユーロ高の影響を受けていないか確認したい。米国では23日に7月新築住宅販売件数が発表される。6月は供給不足の中、2ヶ月連続前月比で増加した。24日には7月中古住宅販売件数が発表される。6月は市場予想を下回り2ヶ月ぶりの減少となった。供給不足から価格は過去最高となっており、引き続き住宅市場の基調的な底堅さが続くか注目したい。25日は7月コア耐久財受注が発表される。6月は前月比横ばいとなった。一方、5月分は上方修正され、1月以来の大幅増加となっており、持ち直しが続いているか注視したい。日本では25日に7月全国消費者物価指数が発表される。先行する東京都区部の7月分は低水準での推移が続いており、7月もインフレ圧力が乏しいことが確認されよう。なお、米国では24-26日にジャクソンホール会議が開催される。ドラギECB総裁やイエレンFRB議長の講演が予定されており、9月の政策決定会合の手掛かりがあるか注目される。
最後にテクニカル面を確認したい。日経平均株価は9日に75日線を下回り、その後26週線(17日:19587円)を一時割り込んだ。さらに調整が続く場合、4/14~6/20上昇幅に対する半値押し(19282円)や200日線(同:19235円)の水準が下値のメドとなろう。一方、RSI(同:35.8%)は売られ過ぎを示唆する水準に近づいており、目先の調整一巡後は75日線(同:19918円)や25日線(同:19952円)回復に向けた動きが期待される。
日経平均株価の参考レンジは19200-20100円とする。

2017年8月17日

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