週間株式展望

2017/5/1〜2017/5/12の展望

日経平均終値
前日比
東証一部売買高
4/24(月) 18875.88
+255.13
19億 2119万株
4/25(火) 19079.33
+203.45
19億 4868万株
4/26(水) 19289.43
+210.10
20億 3553万株
4/27(木) 19251.87
-37.56
19億 7020万株

米ISM製造業景況指数と国内企業決算に注目

今週の日経平均株価は、24日は週末の仏大統領選挙の第一回投票において、マクロン候補が決選投票に進むことがほぼ確定したことで、ドルが110円台へ上昇し、大幅上昇となった。25日は軍創建85年を迎える北朝鮮による核実験や大陸間弾道ミサイル発射が実施されなかったため、上げ幅を拡大し、約3週間ぶりに1万9000円台を回復して引けた。26日は前日の米国株高や111円台へ円安が進行したことなどを好感し、今年初の4日続伸となった。27日は前日までの4日間で850円超上昇したことによる反動もあり、5日ぶりに反落した。
今後を展望すると、米国では1日に4月ISM製造業景況指数と3日にISM非製造業景況指数が発表される。それぞれ3月は前月から低下したが、一時的な落ち込みか確認したい。2-3日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。今回は利上げが見送られる公算が大きいが、声明文で次回の利上げのタイミングを示唆する文言が盛り込まれるか注目したい。5日は4月雇用統計が発表される。3月は失業率が4.5%へ低下し、ほぼ完全雇用の状況にある。焦点は平均時給にシフトしており、平均時給の伸びが加速すれば6月利上げの可能性が高まるため注目したい。12日は4月小売売上高速報が発表される。3月は2ヶ月連続で減少した。ただし、GDPの算出に使用されるコア(食品サービス、自動車ディーラー、建築資材、ガソリンスタンドを除く)は前月比で+0.5%となっており、堅調な基調が続いているか確認したい。中国では2日に4月財新版製造業PMIが発表される。3月は前月から低下し市場予想も下回ったが、9ヶ月連続で好不況の分岐点である50を上回った。8日は4月貿易統計が発表される。3月は輸出、輸入ともに市場予想を上回る力強い伸びを示し、堅調な内需と海外需要の回復を確認する形となった。持ち直しが続いているか確認したい。日本では11日に4月景気ウォッチャー調査が発表される。3月(季調済)は現状・先行き判断ともに前月比で低下し、景況感が悪化した。足元で原油価格の上昇や円安進行が一服している中、持ち直すが確認したい。なお、7日は仏大統領選挙決選(第2回)投票が行われる。11-13日にはG7財務相・中央銀行総裁会議(於、伊バーリ)が予定されている。また、5月第2週は日本企業の決算発表がピークを迎える。
最後にテクニカル面を確認したい。今週の日経平均株価は大幅続伸し、3月中旬以降の株価調整からの底入れ反転が明確となった。26日には25日線が上向きに転じており、基調として戻りを試す動きが続くと考えられる。この先3月2日に付けた年初来高値(19668円)を目指す展開が期待できよう。一方、仮に一旦押しを入れる展開となった場合は、上向きに転じた25日線(27日:18806円)が下値のサポートとなろう。
日経平均株価の参考レンジは18800-19700円とする。

2017年4月27日

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