週間株式展望

2018/2/26〜2018/3/2の展望

日経平均終値
前日比
東証一部売買高
2/19(月) 22149.21
+428.96
12億 9080万株
2/20(火) 21925.10
-224.11
12億 3702万株
2/21(水) 21970.81
+45.71
13億 8235万株
2/22(木) 21736.44
-234.37
13億 4948万株

パウエル新FRB議長の議会証言に注目

今週の日経平均株価は、19日は前週末のNYダウが小幅ながら6営業日続伸したことや円高一服を好感し続伸して寄り付いた。その後は中国や米国の株式市場も休場となるため売買は低調で様子見姿勢となったが、大引けにかけて106円台半ばへ円安が進行したことを受けて、400円超と上げ幅を拡大し3日続伸となった。20日は3日で1000円近く上昇した反動や前日の米国株市場が休場で材料難のなか、売買高、売買代金ともに今年最低の水準となり、4日ぶりに反落して引けた。21日は休場明けの米国株式市場が大幅下落となる一方、107円台後半へ円安が進んだことを受け小幅反発して引けた。22日はFOMC議事録を受け米10年金利が上昇するなか米国株が下落し、先行きに警戒感が高まり大幅反落した。
今後を展望すると、米国では26日に1月新築住宅販売件数が発表される。12月は11月の大幅増と寒波が影響し大きく減速した。1月にもその影響が残っていないか注視したい。27日は1月コア耐久財受注が発表される。12月は市場予想を下回って前月比で減少した。トレンドとして好調さが継続するか注目したい。また2月コンファレンスボード消費者信頼感指数も発表される。1月は2ヶ月ぶりに上昇し、市場予想を上回った。金利上昇や株安の影響をどの程度受けているか注視したい。28日には10-12月期GDP成長率の改定値が発表される。3月1日は1月個人支出が発表される。良好な雇用環境に支えられ、好調さが続いているか確認したい。また、1月コアPCEデフレータも発表される。コアのCPI、PPIとも1月は市場予想を上回り、インフレ圧力の高まりが示唆されており、伸びが加速するか注目したい。加えて、2月ISM製造業景況指数が発表される。1月は12月から小幅低下となったものの、依然として高水準を保っている。金融市場混乱のなか、製造業の好調な地合いが続いているか注目したい。なお、28日、3月1日にはパウエル新FRB議長の半期議会証言が予定されている。日本では28日に1月鉱工業生産が発表される。12月は3ヶ月連続で上昇した。1月は反動減が見込まれているが、今回発表される2-3月予測調査で増加基調が継続するか注目したい。1日は1-3月期法人企業統計季報が発表される。グローバル景気も良好で輸出も堅調であることから堅調な結果が見込まれる。中国では28日に2月政府版製造業PMI、1日は2月財新版製造業PMIが発表される。ともに堅調さが続くか確認したい。ユーロ圏では2月コアCPIが発表される。1月のCPIは前年比で減速する一方、コアは4ヶ月ぶりに加速した。経済は堅調のなか、加速が続くか注目したい。
最後にテクニカル面を確認したい。日経平均株価は、19日に1月23日高値~2月14日安値の下落幅に対する1/3戻し(22009円)を達成した。各種テクニカル指標は依然低水準にあり、引き続き同1/2戻し(22539円)等に向けて戻りを試す展開が期待される。一方で、軟調な展開が続く場合は、14日安値(20950円)形成時に下支えとなった200日移動平均線(22日:21114円)が、まずは下値サポートとなると考えられる。
日経平均株価の参考レンジは21000-22500円とする。

2018年2月22日

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