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投資の視点は2010年8月16日「野村マンスリー・リサーチ会議」に基づいています。
マーケット動向から豪州準備銀行(RBA)が09年10月6日に予想外の利上げに踏み切ったことなどから、10月21日には、1豪ドル=0.932米ドルと08年8月以来の水準まで上昇し、対円では23日に1豪ドル=85円台と09年初来高値を更新しました。 その後、ドバイ国債のデフォルト懸念を背景とするリスク回避の流れが加速した11月末に大幅続落、特に対円では、日本当局が「円高ではなくドル安」との認識を示し、円高不介入観測が強まったこともあり、一時76円台へ下落しました。 しかし、12月末から日本の財務相交代を受けた円安圧力などから豪ドル相場は力強く上昇、また米当局による金利上昇リスクへの言及などを受け円安・米ドル高が進行、10年1月8日には86円台と08年9月以来となる高値を更新しました。 その後は軟調に推移し、1豪ドル=0.85米ドル台、対円で76円台まで下落しましたが、3月2日に豪州準備銀行(RBA)は政策金利を0.25%ポイント引き上げ4.00%に、続けて4月6日にも0.25%ポイント引き上げ4.25%としたことから、4月14日には1豪ドル=0.93ドル台、対円で87円52銭と08年9月以来の高値を付けました。また、更なる利上げ期待により4月30日には1豪ドル=88.09円と年初来高値を更新、5月4日にもRBAは政策金利を0.25%ポイント引き上げ4.50%とすることを決定しましたが、欧州の財政不安を背景に下落、一時、1豪ドル=77円台と2月以来の安値をつけました。 5月に入り、ユーロ圏の財政不安が深刻化する中、豪ドル相場は下落し、5月20日には一時、1豪ドル=0.80米ドル台、対円では71円台と年初来安値を更新しました。しかしその後、世界的な株安の一服を受け、反発に転じました。人民元相場の柔軟性拡大を受けて、豪州の中国向け輸出が増加するとの期待が強まり、6月21日には、一時、1豪ドル=0.885米ドル台、対円では80円台に上昇しました。 豪資源税制を巡る不透明感などから、1豪ドル=73円台まで下落する場面もありましたが、7月9日発表の6月豪雇用統計が良好な内容だったことから利上げ再開観測が浮上し、上昇基調となりました。8月6日には一時、1豪ドル=0.922米ドル台を付け、対円では7月27日に79円台を回復しました。足もとでは、米中景気の減速懸念などを受け、豪ドルはやや軟化したものの、8月23日現在、0.88米ドル台、75円台後半と底堅く推移しています。
金利動向より
需給動向より
今後の注目点と見通し
<ご注意>
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