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マーケットアウトルック

ニュージーランドドル

投資の視点は2010年8月16日「野村マンスリー・リサーチ会議」に基づいています。
2010年8月23日現在

投資の視点

  • 7月に入り、欧州の財政・金融システムに対する過度な不安が後退したことから、NZドル相場は持ち直しに転じました。米企業決算の好調を受けて、世界的に株価が上昇した14日には、1NZドル=64円台前半まで上昇しました。
  • しかし、19日に発表された米国の経済指標が弱含んだことを嫌気し、一時1NZドル=60円台へ反落しました。
  • その後、欧州金融機関の資産健全性審査(ストレステスト)や米主要企業の好業績を受けて米国株式相場が堅調に推移したことで、投資家のリスク回避志向が緩和され、27日には一時、1NZドル=64円65銭と6月22日以来の高値を更新しました。
  • NZ準備銀行(RBNZ)は7月29日に追加利上げを決定しました。政策金利を0.25%ポイント引き上げ、3.00%としました。しかし、声明文で景気見通しについて慎重な見方が示されたこと、8月5日発表の4−6月期雇用統計で失業率が前期比+0.4%ポイントの6.8%へ悪化したことから、今後の追加利上げのペースと幅は緩やかになるとの見方が広がり、NZドルは軟化しました。
  • 8月23日現在、NZドルは、1NZドル=0.70米ドル台後半、対円では60円台前半で推移しています。
  • RBNZは、今後のインフレ期待上昇を予想していることから、この先も利上げを継続する可能性が高いと考えられます。米国での超低金利政策の長期化が見込まれることは、相対的に高金利通貨であるNZドルに上昇圧力をもたらすと予想されます。
  • 今後1年間のNZドルの対円相場の想定範囲を、1NZドル=59〜68円とします。
グラフ
(注) ニューヨーク連邦準備銀行資料(ニューヨーク市場正午の買いレート)より
(出所) 野村證券投資情報部作成(直近値は2010年8月20日)
  • 内容は、「野村マンスリー・リサーチ会議」で確認されたグローバルな各資産に関する見方や投資視点などに基づいて作成しております。
  • 野村では、グローバルなリサーチ体制の下、世界各地のエコノミストやストラテジストがマクロ経済、株価、金利、為替を分析、予測しています。「野村マンスリー・リサーチ会議」は、グローバルな各資産の見方を議論するうえで必要となる、先行き1年間の主要国・地域の景気、金利、株価、為替見通しを、野村のエコノミスト、ストラテジストが解説する月例の会議です。

<ご注意>
本ページは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断でおこなってください。なお、使用するデータおよび表現等の欠落・誤謬等につきましては、野村證券はその責を負いかねますのでご了承ください。また、本ページは提供させていただいたお客さま限りでご使用いただきますようお願い申し上げます。

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