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証券用語解説集
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為替ヘッジ[かわせヘッジ]

英語名 Exchange hedge
分類 金利・為替

通貨の先物取引やオプション取引を利用して、為替変動リスクを回避すること。通常、円高による為替差損を回避する目的で行われ、為替ヘッジをすると、将来、相場が有利な方向にいった場合に差益を得ることができなくなるが、不利な方向にいった場合には損失を防ぐことができる。

為替ヘッジには、通常コストがかかる。

為替ヘッジの考え方

円の金利が2%のときに、米ドルの金利が5%であったとする。金利差に目をつけて、金利の低い円を、高いドルに換えて1年間運用したいと考えるとする。

しかし1年後に円に戻そうとした時に、円高になってしまうと為替差損が発生してしまう。そこでドルを買った後に、1年後に一定の為替レートで円に戻す予約をすると、為替差損をこうむるリスクを回避することができる。

スポットレートとフォワードレート

このように、為替リスクを回避するために先物為替予約を組み合わせることを、為替ヘッジという。もし現時点での為替レート(スポットレート)と、1年先の為替レート(フォワードレート)が同じであったとすると5%の金利が確保できることになる。

もしこれが可能となるならば、誰でもそういう話に乗ってくることになる。

1年先の円転予約(円買いドル売り)が殺到する。

1年先にドルを売るレートはどんどん下がっていく(ドル安、円高)

これが進み、1年後にドルを円に戻すときの為替差損が2つの通貨間の金利差である3%より大きくなってしまうと高金利のメリットどころではなくなり、誰もそのような取引はしなくなるので、その時点で1年先の円転予約はストップする。結局、どっちが得かよく考えてみなければわからないところに落ち着く。

為替ヘッジコスト

金利差の3%を狙ってドルへの投資を行い、同時に為替の変動リスクを避ける目的で為替ヘッジを行った場合、その為替予約レートが現在よりも3%円高の水準となる為、1年後の運用成果は円のまま運用した場合と同じになる。

すなわち、スポットレートとフォワードレートは、2つの通貨間の金利差に等しいところでバランスが保たれ、為替リスクを回避するいわゆる為替ヘッジのコストに相当する。

(2009年5月21日)

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