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証券用語解説集
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ストキャスティクス[ストキャスティクス]

英語名 Stochastics
分類 分析・指標

アメリカのチャート分析家ジョージ・レーンによって考案されたテクニカル指標で、オシレーター(振幅を測るもの)分析の一種。

ストキャスティクスは、過去9日間における高値、安値に対して、当日終値がどのような位置にあるのかを数値化することによって、価格の推移傾向を判断しようとするもので、0%から100%の範囲で推移する。

ストキャスティクスチャート

%Kラインと%Dラインという2本の線(数値)を使用する。通常%Kラインは実線、%Dラインは破線で表示される。%Dラインがより重要であり、主要な相場転換シグナルを発する。また、%Kラインは%Dラインより敏感な線となっている。

チャート

チャートのサンプル

%Kラインの算出式

%K={ (C−L9)÷(H9−L9) }×100%

C:当日終値
L9:過去9日間の最安値
H9:過去9日間の最高値

%Dラインの算出式

%D=(H3÷L3)×100%

H3:(C−L9)の3日間合計
L3:(H9−L9)の3日間合計

チャートの見方

ストキャスティクスなどのオシレーター系の指標は、保ち合い相場で効力を発揮する。大きなトレンドの初期段階ではさほど有効ではなく、むしろダマシとなるケースもあるが、トレンドの終了が近づくにつれて、再び有効となってくる。こうした点を考慮した上でのポイントは以下のとおりである。

%Dライン

  • %Dが70%以上
    高値警戒圏(市場は買い越し状態)
  • %Dが30%以下
    底値圏(市場は売り越し状態)

逆行現象

%Dが行き過ぎの水準(70%以上、30%以下)にあって、価格と反対の動きをする時は相場反転のシグナルである。天井近し、または底値近し。

%Dと価格の発散

  • 価格が上昇していても、%Dのトレンドが弱気
    その上昇は弱い
  • 価格が下落していても、%Dのトレンドが強気
    その下落は弱い

売買のシグナル

  • %Kが%Dを切り上げる場合
    買いのシグナル
  • %Kが%Dを切り下げる場合
    売りのシグナル
  • %Kと%Dが、同一方向を向いている時
    %Dの山、または%Dの谷の右側でクロスがおきた時に、最も強いシグナルである。
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