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第四回「たくさんの魅力発掘!高金利通貨と私のファイナンシャル・プラン」

金利の低い日本では、預金でお金を殖やすのは、なかなか難しい…。でも、世界を見渡せば高金利の国がたくさん存在し、日本からでも簡単に投資ができるってご存知ですか?今回は注目の外貨投資についてご紹介します。
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登場人物。クミコ:都内勤務のOL。そろそろ将来への備えについて考えたいと思っている。カナエ:野村證券ウーマン・ファイナンシャル・プランニング課の社員。わかりやすい語り口が評判。
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日本での低金利運用を見直してみませんか?
カナエ:
あら、クミコさん、浮かない顔してどうしたんですか?
クミコ:
はぁ、預金をしていても、なかなか利子って付かないですね。休日に出金した手数料の方が高くなっているわ。
カナエ:
ゼロ金利解除から1年以上経過した現在も、日本の金利はまだ低いままですからね。全世界的に見ても日本の金利は低水準なんですよ。実は、国によってこんなに金利差や経済の成長率に違いがあるって知っていましたか?
クミコ:
たしかに比べてみると、日本がどれほど低金利か実感しちゃいますね。それに、成長率も思ったより低くて、これでは預金していてもぜんぜん殖えない訳ですね。私も金利が高い通貨で運用してみたいけれど、それってカンタンに出来るんですか?
カナエ:
国や通貨は限定されますが、日本の金融機関の窓口でカンタンに投資することができます。しかも、最近は運用対象が広がっていて、選択肢が増えているんですよ。
クミコ:
本当ですか?! それならぜひチャレンジしてみたいわ。でも、リスクはあるんですよね?
カナエ:
そうですね。国の信用度や為替変動などがリスクとして挙げられるのでないでしょうか。
クミコ:
信用度ってなんですか?
カナエ:
信用度は、債券などを発行してお金を集める発行体が、借りたお金を期日までにきちんと返済する能力を持っているか、などを共通の基準として審査し、分かりやすく表示したものなんです。ちなみにアメリカやイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどは最上級のAAAの格付を取得していますが、日本は今、AAぐらいなんですよ。
クミコ:
え!?日本は最上級のAAAじゃないんですか?ちょっとショック……。金利も格付も低いとなると、将来に備えて私も運用について真剣に考えなきゃ。とはいえ、信用度や為替のリスクって正直言ってまだ抵抗があるんです。カナエさん、私にもできる何か良い投資のアイディアはないですか?
「各国の国債利回りと実質GDP成長見通し」の棒グラフ。この図では、日本、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、トルコ、南アフリカ、ブラジル、メキシコ、ハンガリーの各国それぞれの国債利回りと実質GDP成長見通しを示しています。国債利回りでは、南アフリカが約8.5%と最も高く、日本は約1.8%と最も低くなっています。実質GDP成長率については、トルコが約6.0%、南アフリカが約5.1%と高く、日本はニュージーランド、イギリスの次に低い約2.6%の水準となっています。  注釈:国債利回り(注1)データはいずれも2007年8月3日11時現在。(注2)トルコのみ9年物国債利回りで、その他は10年物国債利回り。 (出所)ブルームバーグ社資料より野村證券投資情報部作成  2008年の実質GDP予想(注1)前年比(注2)トルコ・ブラジル・メキシコはエマージング経済2007年7月、南アフリカは四半期経済見通し2007年6月、ハンガリーは2007年7月2日時点、豪州・ニュージーランドは2007年7月11日時点、米国は2007年7月30日時点、日本・英国 2007年6月20日から2007年7月16日の間の野村證券金融経済研究所、米国野村證券、野村インターナショナルによる予想の修正を示す。(注3)日本は年度ベース、その他は暦年ベース。(出所)野村證券金融経済研究所、米国野村證券、野村インターナショナルより野村證券投資情報部作成
分散投資は投資の基本
カナエ:
それでしたら、運用対象をいくつかに分ける分散投資がオススメです。分散投資の考え方については、前にも詳しくご紹介しましたね(『ステップアップ編 第五回 「運用のプロを活用して、賢く分散投資」』をご参照ください)。ひとくちに分散といってもいろんな方法があるんです。今回はそのなかでも、格付が低くて金利が高いハイリスク・ハイリターン型の通貨と、格付が高く金利が低めのローリスク・ローリターンの通貨をいくつか組み合わせて運用する方法についてお話ししましょう。
クミコ:
それはぜひ聞いてみたいわ。
カナエ:
まず、信用度に関してなのですが、一般に、ハイリスク・ハイリターン型の通貨は、世界的に景気が良い時には有効的な投資対象となります。反対に景気が悪くなってしまうと、極端な例ですがデフォルト(債務不履行)が心配されて値段が下がり、売却した際に損失が大きくなってしまう可能性があるんです。一方で、ローリスク・ローリターン型で高格付の通貨は、信用度の高さから、安定した運用が期待できるんですよ。少なくともこの二種類のタイプの通貨に分散して運用すれば、リスクもリターンも1つの運用対象に投資したケースに比べて長期的に見ると運用結果を安定させることができる、という訳です。
クミコ:
為替についても、同じことが言えますよね。以前『ステップアップ編 第八回 「海外にも目を向けて、投資のチャンスを広げませんか?」』でカナエさんに教えてもらったこと、よく覚えてます!
カナエ:
さすがクミコさん!しっかり復習されていて、頼もしいですね〜。さらにいうなら、投資対象を増やすことでより安定した運用が期待できるんですよ。
魅力ある高金利通貨の特徴は?
クミコ:
なるほど〜。そういえばさっき、運用対象が広がっているって聞きましたが、最近はどのようなものが注目されているんですか?

カナエ:
たとえば好調な経済環境や、原油価格の上昇などからオセアニアの通貨やイギリスのポンドなどが注目されているようですね。また、最近はブラジルや南アフリカなどの新興諸国が目覚しい経済発展をしていることはすでにクミコさんもご存知ですよね。このような国々は、産業の発展に伴って対外収支や債務が改善し、信用力も向上しています。経済の高い成長性と信用力の改善から人気が出ていますので、こういった国の高金利通貨で運用する投資信託の取扱いも増えているようです。

クミコ:
へぇ〜、オセアニア通貨や欧州通貨は以前から馴染みがありますが、新興諸国の通貨に投資するってなんだか新鮮だわ。
カナエ:
そうですね。確かに新しい投資対象ですよね。ただし、まだ経済発展が始まって間もない国々ですから、高い成長が見込める反面、不安定さはあります。こういった国々に投資するときには、自分にあった運用対象かどうか事前の確認が重要ですよ。
クミコ:
早速気になる国の長所と短所をインターネットで調べて、私のファイナンシャルプランと照らし合わせてみようかな。カナエさん、ほかにも高金利通貨の魅力ってありますか?
カナエ:
運用状況によりますが、利息や分配金などが比較的多く受け取れるのも高金利通貨ならではの魅力ですね。こういった収入はちょっとしたお小遣い感覚で女性に嬉しいポイントと言えるのではないでしょうか?
クミコ:
そうなんですか?確かに‘高金利’ですもんね。定期的な収入ってとても魅力的!お友達とランチに出かけたり、少し貯めれば母と温泉に行ったり、海外旅行にも行けっちゃったりして。投資対象と同じで、夢も世界へ広がりそうです♪
カナエ:
あらあら、クミコさん。夢ばかり見ていないでリスクとリターンをちゃんと見極めてくださいね。
実践編 第4回 まとめ 高金利通貨で運用する際のチェックポイントは?・格付、金利、経済の成長率など、様々な角度から投資対象としてふさわしいか確認・通貨や地域が偏らないように、リスクとリターンのバランスを考える・利子や分配金の出るタイミングを確認
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「意識」「知識」「行動習慣」「経験」「意欲」という5つの観点から、日々のお金や経済、資産運用などに対する意識レベルや行動レベルをポイント化し、100点を満点として1つの指標として表したものです。ポイントが高いほどお金に関して敏感である(マネーマインドがある)ということになります。
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