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2018.11.08 NEW 変革のメソッド

【編集力特集:前編】現代社会の必修スキル! 今こそ必要な「編集力」とは

【編集力特集:前編】現代社会の必修スキル! 今こそ必要な「編集力」とはのイメージ

「編集力」は現代人に必須のスキルだ! 現代社会に欠かせない、情報発信の基礎知識を徹底解説。

「どんなに熱意を持ってプレゼンしても、イマイチ相手の心に刺さらない」
「いくら企画書を作り込んでも、まったく企画の趣旨が伝わらない」

どれだけ伝えようと努力しても伝わらない。それはあなたに「編集力」が足りないせいかもしれません。

こう語るのは、出版社に編集者として勤めた後にフリーライターとして独立し、現在「伝える力【話す・書く】研究所」の所長を務める山口拓朗さんだ。

山口さんは、セミナーやコンサルティングなどを通じて、伝わる書き方・話し方を10年間指導してきた。その経験から、「伝わるかどうか」の鍵を握るのは、「編集力」の有無だということに気がついたという。

編集力に不可欠な3つのスキル

編集力は、どうしても「編集者」のための能力だと思われがちである。

ドラマや漫画などの影響で、「作家さんを口説いて原稿をもらう能力でしょ?」「マスコミやメディアの人に必要な能力だよね」と考える人も少なくないだろう。

そもそも、「編集力」とはどのような能力のことを指すのだろうか。
実際の記事作成の際には、大きく分けて次の3つのスキルが必要になる。

  1. 記事の執筆に必要な情報を集めるスキル(情報収集力)
  2. 集めた情報の中から、本当に必要な情報を見極めて取捨選択するスキル(情報選択力)
  3. 取捨選択した情報を、どのような構成で届けるかを考えるスキル(情報構成力)

もちろん、媒体によって必要となる編集スキルは若干異なるが、編集の過程において、情報の「収集力・選択力・構成力」は、欠かすことのできない3大スキルだといえよう。編集者とは、これらスキルの専門家のことを指すということができるかもしれない。

そして、これらのスキルは、私たちの日常的な情報発信においても不可欠な能力である。

忘れてはならない大前提

情報の「収集力・選択力・構成力」の有無は、ビジネスパーソンの評価を大きく左右する。

山口さんは企画書を例に解説する。

「たとえば、会議を通らない企画書は、情報の収集から構成までの流れが不十分であることが少なくありません」と山口さん。

「なんとなく情報収集をして、なんとなく情報を選んで、なんとなくまとめた企画書では、いくら企画の内容が優れていても、その内容の良さが伝わりません」

では、伝わる企画書を作成したり、人を動かすプレゼンを行ったりするためには、情報収集から構成までの過程において、何に気をつければよいのだろうか。山口さんは、次の3つのポイントを明確にしたうえで取り組むことが大前提だと説く。

  1. 誰に伝えたいのか
  2. 伝える相手のニーズ
  3. 伝える目的

この3つのポイントを理解しないまま情報の「収集・選択・構成」を行うと、アウトプットは非常にあいまいなものになってしまう。なぜなら、この理解がないと、必要な情報を集めることも、不必要な情報を選択することもできず、当然ながら相手にとってベストな構成を見出すこともできないからだ。

企画書の例でいえば、これらのポイントを明確にしないまま作成してしまうと、論点のぼやけた無駄に分厚い企画書や情報不足の薄い企画書になってしまう。もちろん、このような企画書が会議を通ることはない。しかし、そのことに気づいていないビジネスパーソンは、意外にも多いのだという。

それゆえに、これらのポイントを理解したうえで情報の「収集・選択・構成」を行う習慣を身につける、つまり、編集力を高めることができれば、それだけで他者に差をつけることが可能になる。

「編集力」が問われる時代

「誰に向けて発信するのか」「その相手はどんなニーズを持っているのか」「どんな目的を達成するために発信するのか」を明確にしたうえで、その軸に合わせて情報を収集・選択したうえで構成する。これが編集力だ。

今回は「情報発信」の例として、企画書やプレゼンを例に挙げたが、これらに限らず、実は誰もが日常的に情報発信しているということができる。上司への報告や、部下への指示出し、クライアントへのメールの作成など、これらすべてのコミュニケーションが「情報発信」に他ならないからだ。

SNSの台頭などからも分かる通り、現代はインターネットが普及し、一昔前よりコミュニケーションの総量が増えた時代である。そういう意味で、我々は人類史上、もっとも「編集力」が問われる時代を生きているとすらいえるかもしれない。

少なくとも、伝える力を育む「編集力」のニーズが今後も高まっていくことは間違いない。後編では、編集力に欠かせない、情報の「収集力・選択力・構成力」を伸ばすための具体的な方法を紹介していこう。

監修:山口 拓朗(やまぐち たくろう)

伝える力【話す・書く】研究所所長/「伝わる+買わせる」文章の専門家/株式会社アップリンクス取締役
大学卒業後6年間、出版社で雑誌記者を務めたのち、2002年にフリーライターとして独立。文章を書くうえでのマインドと技法を徹底的に研究し、独自の文章メソッドを確立。現在は執筆活動に加え、講演や研修を通じて「論理的に伝わる文章の書き方」「好意と信頼を獲得するメールの書き方」「売れる文章&コピーの作り方」「ファンを増やすブログ記事の書き方」などの実践的ノウハウを提供。広告コピーやセールスライティング、WEBライティングも多数手がける。
モットーは「伝わらない悲劇から抜けだそう!」。著書に『そもそも文章ってどう書けばいいんですか?』(日本実業出版社)『残念ながら、その文章では伝わりません』(大和書房/だいわ文庫)ほか10冊以上。

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