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2018.10.29 NEW のむログ

“日本一炊かれたい男”が炊く、絶品土鍋ご飯を堪能!―代々木上原の和食店「おこん」

“日本一炊かれたい男”が炊く、絶品土鍋ご飯を堪能!―代々木上原の和食店「おこん」のイメージ

代々木上原の住宅街にひっそりと佇む「おこん」は、土鍋ご飯の名店。精米、選米にこだわったご飯を食べれば、「日本人でよかった!」と実感するはず。

ある日の昼下がり。定食屋の「新米入荷」の張り紙を見たCが、ぼそりとつぶやいた。
「新米かぁ。最近、弁当が多かったせいか、炊きたてのご飯が恋しい。おいしいご飯をお腹一杯食べたいです」
するとTが、何かを思い出したように「おいしいご飯といえば、気になっているお店があるんです。編集長とCも一緒に行ってみませんか」と言い出した。
「いいね、どんなお店なの?」
「なんでも、“日本一炊かれたい男”がいるお店だそうです」
「炊かれたい!? それは確かに気になるな」

くだんの店は、代々木上原にある。
駅を出て閑静な住宅街の中を7分ほど歩くと、「おこん」の文字が書かれた灯籠が見えてきた。周囲に店はなく、隠れ家感たっぷりの佇まいだ。
入り口を開けて店内に入ると、料理人兼オーナーの小栁津大介さんが迎えてくれる。そう、日本一炊かれたい男、その人である。

席に着き、「まずは」と日本酒を注文すると、しばらくして酒と一緒になぜか土鍋に入った真っ白なご飯が運ばれてきた。
「ウエルカムライスです。うちでは、コースの最初に必ずご飯をお出ししているんです」と小栁津さん。前菜がご飯というのは、なんとも斬新。だが、小ぶりな器に可愛らしく盛られたご飯は1粒1粒がリアルに立っており、米、そして炊き方に対するこだわりがしっかりと見て取れた。
つやつやと輝く炊きたてのウエルカムライスを早速口に運んでみると…。ほんの少量なのに米の旨みがしっかりと伝わってくる。
「本日のお米は、錦糸町の亀太商店さんから仕入れた『ささしぐれ』です。ささしぐれはササニシキの親で、しっかりしているけれど、どこかやさしい味わい。知る人ぞ知る幻のお米といわれています」
ウエルカムライスでここまで感動させられるとは。お目当ての土鍋ご飯が、ますます楽しみになってきた。

ご飯との相性が抜群の先付や焼き魚を食べ進め、いよいよ土鍋ご飯がお目見え。
小栁津さんが抱える「うににく土鍋ご飯」を見た瞬間、その見た目のインパクトに全員が言葉を失った。土鍋に敷き詰められたローストビーフ。その中心には、うに、いくらが盛られ、さらにキャビアまで添えられているではないか。
感嘆する私たちを見ていた小栁津さんは、笑顔を浮かべながらローストビーフを別の皿に取り分け、その下に隠れていた炊き込みご飯をかき混ぜはじめる。
「炊き込みご飯の具材は季節によって違います。今日はしめじに油揚げ、チーズが入っています。ご飯をお茶碗によそって、ローストビーフを巻いてお召し上がりください」

土鍋に手を伸ばし、ご飯をよそう。のイメージ

Cが我先にと土鍋に手を伸ばし、ご飯をよそう。私とTもすぐさまCに続き、ローストビーフでご飯を巻いて…いざ実食!
まず、ガツンとくるのがローストビーフの甘み。続いて、魚卵の濃厚なうまみが広がり、チーズのまろやかさが全体を包む。豪華食材のオンパレードだが、主役はやはりご飯。お米特有の甘みをしっかりと残しつつ、具材のエキスをまとったご飯は、噛むたびに旨みがにじみ出て全身が幸福感に包まれる。

さらに、「白いご飯といえばTKGでしょ!」というTのリクエストに応えて、卵かけご飯を追加。ご飯は先ほどのウエルカムライスの残り。つまり、炊きたて熱々ではないのだが、これが実にうまい。
「冷めたご飯がこんなにおいしいなんて、知りませんでした」
そう言うと、小栁津さんがにっこり笑って、こう答えてくれた。
「甘みが際立っているでしょう? ご飯は冷めてからが肝心なんです。冷めてもおいしいのが本当のおいしいご飯。恋愛や結婚と一緒ですね」

「なるほど!」
最近、気になっていた女性とめでたく付き合うことになったというTが、深くうなずいている。
それにしても、どうすればこんなにおいしいご飯が炊けるのか。仕事を忘れておいしい食事を楽しむつもりがつい好奇心をおさえきれず、小栁津さんに尋ねてみることにした。

おいしいご飯を炊くには、お米の品種はもちろん、精米と選米も重要。のイメージ

小栁津さんが言うには、おいしいご飯を炊くには、お米の品種はもちろん、精米と選米も重要。そこで同店では、信頼できる米穀店から選りすぐりの米を仕入れ、さらには薄皮1枚のみ残して精米をしてもらったり、一定以上の大きさの米のみを手作業で選米してもらったりと、最高の状態でご飯を提供できるように心を砕いているのだとか。

「お客様にご飯の本当のおいしさを知っていただき、『日本人でよかった』と思ってもらいたい。そして、ゆくゆくは、全国各地の米農家さんや米穀店さんから、『うちの米をぜひ炊いてほしい』と指名されるようになりたいんです」と小栁津さん。
なるほど、「日本一炊かれたい男」という肩書きには、そんな熱い思いが込められていたわけだ。

すると、小栁津さんの志を聞いたCが、「EL BORDEもそんなメディアにしたいですね」とひと言。
「そのこころは?」
「読者の人に、『EL BORDEの読者でよかった』と思ってもらえるような情報を提供したいし、いろいろな人や企業から、『EL BORDEに書かれたい』といってもらえるメディアになればいいな、と」
「そうだね。そんなメディアにしたいね」
「はい!」
返事をする2人の声には力がみなぎっている。おいしいご飯のおかげで、明日からまた頑張れそうだ。“炊かれたい”に対抗して言ったであろう“書かれたい”は、オチとしてもうひとつだけれど。

おこんの外観のイメージ
白いご飯といえばTKGでしょ!のイメージ
最高の状態でご飯を提供のイメージ
おこん
ご飯で始まりご飯で終わるコースが評判を呼び、2008年のオープン以来、日本はもとより海外からのゲストも多く訪れる。メニューはお任せコースのみ。〆の土鍋ご飯は、予約時にリクエストすれば「うににく土鍋ご飯」以外にも変更可。個室もあるので接待やお祝いごとにも使える。炊きたてのおいしいご飯を食べてもらうため、要予約。
所在地/東京都渋谷区西原2-48-2
TEL/03-3469-5004
営業時間/[月~金] 18:00 ~ 23:30、[土日祝] 15:00 ~ 22:00
定休日/火曜
予算/¥4,000~
アクセス/小田急小田原線代々木上原駅、または京王新線幡ヶ谷駅から徒歩7分

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