マーケットアウトルック - アジア市場 -

※「マーケットアウトルック」の次回の更新は、6月10日(水)頃を予定しております。


投資の視点は2020年3月16日に野村マンスリー投資会議で確認された内容に基づいています。

2020/03/30 現在

投資の視点

香港H株(ハンセン中国企業株)指数は、世界的な新型肺炎の感染拡大と実体経済への影響が懸念される一方、各国政府による景気対策への期待感が相場を下支えする展開が続いています。
2020年1月20日以降、中国の新型肺炎の感染拡大が懸念され、同株指数は急落しました。しかし、2月3~4日に中国人民銀行(中央銀行)による巨額の資金供給が実施されたことが好感され同株指数は反発しました。
しかし、2月18日に米大手通信機器メーカーが1-3月期の売上見通しを引き下げたことを契機に企業業績への懸念が高まり、同株指数は反落しました。
その後、政策期待が相場を下支えしていましたが、2月末発表の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が大幅に悪化したことを受けて、相場は反落しました。
2月下旬以降、中国国内における新型肺炎の新規感染者数の減少が明確になり、相場を下支えしましたが、中国以外の感染拡大と移動制限に伴う世界景気の減速懸念が相場を下押しする展開が続きました。
3月6日に産油国が追加減産の合意に至らなかったことを契機に原油価格が急落、投資家心理が悪化し、世界の株式市場は全面安の展開になり、同指数も下落しました。 足元では、米国や中国の経済対策に対する期待から投資家心理が改善し、相場は持ち直しています。
今後も、新型肺炎の感染状況、経済活動の正常化、中国政府による景気対策に市場の注目が集まります。経済活動については、中国政府は感染状況の改善を踏まえて正常化を進めており、中小企業の事業稼働率は約9割まで持ち直しています。事業の再稼働や人の移動は、感染を再拡大させるリスクがあるため留意が必要ですが、経済活動の正常化は景気に対する不透明感を緩和すると考えられます。
香港H株は3月26日現在 、9447ポイントとなっています。

投資の視点

(注)中国は上海A株指数、韓国は韓国総合株価指数、台湾は台湾加権株価指数、香港はハンセンH株指数
(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成(直近値は2020年3月26日)


  • 内容は、「野村マンスリー投資会議」で確認されたグローバルな各資産に関する見方や投資視点などに基づいて作成しております。
  • 「野村マンスリー投資会議」は、グローバル・リサーチによる主要国・地域の景気、金利、為替、株価見通しを前提に、投資戦略を検討する月例の会議です。

はじめての方へ

オンラインサービスをご利用のお客様

ログイン

お問い合わせ先

誠にご迷惑をおかけいたしますが、当面の間、本ダイヤルの平日の営業時間を17:10までに短縮させていただきます。

総合ダイヤル

0570-077-000

【利用できない場合】042-303-8100(注)

平日 8:40~19:00土日 9:00~17:00(祝日・年末年始を除く)

  • ご利用の際には、電話番号をお間違えのないようご注意ください。
  • ナビダイヤルは通話料が発生します。(固定電話:3分8.5円(税別)/ 携帯電話:20秒10円(税別))
  • 携帯電話料金プランの無料通話等を適用させる場合はこの番号をご利用ください。