マーケットアウトルック - ユーロ -

投資の視点は2020年2月17日に野村マンスリー投資会議で確認された内容に基づいています。

2020/03/16 現在

投資の視点

2019年10月中旬、英国政府がEU(欧州連合)離脱についてEUと新たな合意に達したことを受けてユーロ相場は上昇しました。10月下旬、英国は月末に迫ったEU離脱期限を延期し、12月に解散総選挙を行うことになりました。
11月末、ドイツの連立与党の社民党党首が交代し、連立維持に不安が生じましたが、ユーロ相場は小動きにとどまりました。
12月12日、英国総選挙での与党保守党勝利を受けて、英国のEU離脱スケジュールが動き出すと見方から英ポンドは上昇、同様にユーロも上昇しました。
2020年1月は、米国とイランの対立で中東情勢が緊迫化する中で、ユーロはやや荒い動きとなりました。米欧の通商問題への警戒もユーロ安要因となりました。
2月は、月初からユーロ相場は下落しました。(1)(メルケル首相の後任候補として期待されていた)ドイツの連立与党のキリスト教民主同盟の党首が辞任を表明し、ドイツ政治への不安が高まったことや、(2)新型肺炎の伝染拡大による欧州経済への悪影響が懸念されました。一方、ユーロ圏のPMI景況感などのサーベイは新型肺炎の影響が見られず、改善し、感染が拡大する場合にドイツでは財政支出拡大を考慮するとの観測が浮上し、ユーロは対ドルでは上昇し、対円でも底堅く推移しました。
3月に入り、米国が新型肺炎感染拡大を受けて、緊急利下げを実施しましたが、欧州中央銀行(ECB)が追随する可能性は低いとの見方が強く、対ドルでは堅調に推移しましたが、円がほぼ全面高となったことで、対円では同120円を割り込みました。9日に原油価格が急落するとリスク回避的な動きが加速し、ユーロは軟調に転じました。12日にECBは量的緩和の拡大などを決定したものの、利下げを見送ったため、ユーロは小動きでした。3月13日15時現在、同1.12米ドル近傍、同118円台前半で推移しています。

投資の視点

(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成(直近値は2020年3月12日)


  • 内容は、「野村マンスリー投資会議」で確認されたグローバルな各資産に関する見方や投資視点などに基づいて作成しております。
  • 「野村マンスリー投資会議」は、グローバル・リサーチによる主要国・地域の景気、金利、為替、株価見通しを前提に、投資戦略を検討する月例の会議です。

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