マーケットアウトルック - ユーロ -

投資の視点は2019年11月18日に野村マンスリー投資会議で確認された内容に基づいています。

2019/11/25 現在

投資の視点

欧州景気が力強さを欠いていること、欧州中央銀行(ECB)がマイナス金利政策を継続するなど金利面で不利なことなどが影響して、2018年以降、ユーロ相場は弱い状態が続いています。
2019年8月は、欧州の政治問題がユーロ安要因となりました。7月24日に英国で離脱強硬派のジョンソン首相が就任したことで、「英国のEU(欧州連合)離脱(ブレグジット)」問題への警戒が強まったこと、イタリアで連立与党内の対立が激化する中で、8月13日に、連立与党を構成していた「同盟」のサルビーニ副首相が解散総選挙を求めて内閣不信任案を出したこと、などが不安を呼びました。
9月から10月にかけては、イタリア政治問題の改善やドイツの財政支出拡大期待がユーロ相場を支える一方、欧州景気悪化に伴ってECBの金融緩和が長期化するとの見方やブレグジット問題がユーロ相場を抑え、一進一退となりました。
イタリアでは、9月11日に連立の組み合わせが変わる形で新政権が樹立されたこと、新たに連立に入った「民主党」が連立を離脱した「同盟」よりEU寄りであることが好感されました。一方、9月12日にECBは広範な金融緩和パッケージを発表、先行きについても緩和政策の維持を明示しました。また英国では、10月末の離脱を進めるジョンソン首相と反対派の議会での対立が激化したことで、合意なき離脱リスクへの警戒感が強まり、ユーロ相場に悪影響を与えました。
10月中旬、英国がEU離脱についてEUと新たな合意に達したことで、ボンド同様にユーロも反発しました。英国は離脱期限を延期し、総選挙を行うことになりましたが、その後のユーロ相場は小動きにとどまっています。
11月22日15時現在同1.10米ドル台、同120円台で推移しています。野村證券では今後1年間のユーロの対円相場予想レンジを同117~133円とします。(従来は111~124円)

投資の視点

(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成(直近値は2019年11月21日)


  • 内容は、「野村マンスリー投資会議」で確認されたグローバルな各資産に関する見方や投資視点などに基づいて作成しております。
  • 「野村マンスリー投資会議」は、グローバル・リサーチによる主要国・地域の景気、金利、為替、株価見通しを前提に、投資戦略を検討する月例の会議です。

はじめての方へ

オンラインサービスをご利用のお客様

ログイン

お問い合わせ先

総合ダイヤル

0570-077-000

【利用できない場合】042-303-8100(注)

平日 8:40~19:00土日 9:00~17:00(祝日・年末年始を除く)

  • ご利用の際には、電話番号をお間違えのないようご注意ください。
  • ナビダイヤルは通話料が発生します。(固定電話:3分8.5円(税別)/ 携帯電話:20秒10円(税別))
  • 携帯電話料金プランの無料通話等を適用させる場合はこの番号をご利用ください。