マーケットアウトルック - 英ポンド -

※長年ご愛読いただきましたマーケットアウトルックは、2021年3月をもちまして終了させていただきます。何卒ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

投資の視点は2021年3月8日に野村マンスリー投資会議で確認された内容に基づいています。

2021/03/15 現在

投資の視点

2020年12月に入り、新型コロナの感染再拡大や行動規制の強化が加わり、ポンドは軟調に転じました。しかし、EU(欧州連合)との交渉は設定された交渉期限を迎えても継続となり、市場では最終的に合意に達するとの見方が強まり、ポンドは上昇に転じました。24日に合意に達しましたが、織り込み済みでポンドの上昇は一時的に留まりました。
2021年1月に入り、4日から新たに英国製ワクチン接種が始まりましたが、感染拡大を受けて5日からイングランドに都市封鎖が再導入され、ポンドは弱含みとなりました。12日にベイリー英国中央銀行(BOE)総裁が、マイナス金利は銀行の企業向け融資に悪影響を及ぼすと発言し、マイナス金利の可能性が低下したことからポンドは上昇基調を強めました。
2月に入り、ワクチン接種が加速し、新型コロナの新規感染者数が減少傾向となったことから、22日にイングランドにおける都市封鎖の4段階での緩和計画が明らかになりました。経済正常化期待がポンドの押上げ要因になりました。
2021年初からEUとの通関手続きが復活し、物流に混乱が生じていますが、BOEはサプライチェーンの混乱などで2021年1-3月期の実質GDPは約1.0%押し下げられるものの、その影響は4-6月期末には解消されると予想しています。また、英国では速いペースでワクチン接種が進み、早ければ8月に集団免疫を獲得する可能性が指摘されています。3月8日時点で、ワクチンを接種した人は人口の33.3%に達し、ユーロ圏の6.6%を大幅に上回っています。
3月3日発表の2021年度予算で法人税増税などの財政健全化方針が示されましたが、一方でコロナ支援策の延長などが盛り込まれたため、景気腰折れ懸念は高まらず、ポンドは上昇基調を維持しています。3月12日15時現在、対米ドルで同1.40米ドル近傍、対円で同152円近傍で推移しています。今後1年間のポンドの対円相場予想レンジを同146~161円とします(従来は同141~161円)。

投資の視点

(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成(直近値は2021年3月11日)


  • 内容は、「野村マンスリー投資会議」で確認されたグローバルな各資産に関する見方や投資視点などに基づいて作成しております。
  • 「野村マンスリー投資会議」は、グローバル・リサーチによる主要国・地域の景気、金利、為替、株価見通しを前提に、投資戦略を検討する月例の会議です。

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