マーケットアウトルック - 南アフリカランド -

投資の視点は2021年2月8日に野村マンスリー投資会議で確認された内容に基づいています。

2021/02/15 現在

投資の視点

南アフリカランドは、2020年11月に入り、リスクセンチメントの改善を背景に上昇基調を強めました。11日にラマポーザ大統領が観光などサービス業の支援策を打ち出したことや、19日の金融政策会合で政策金利が2会合連続で据え置かれたことも通貨を下支えしました。20日に大手格付機関2社が南アフリカ国債を格下げ(※)すると、一時弱含みました。 
12月に入り、新型コロナのワクチン開発の進展期待が高まると、ランドは底堅さを取り戻しました。8日発表の7-9月期実質GDPが前期比年率+66.1%と、5四半期ぶりのプラス成長を示すと一段高となりました。南アフリカの主要産品であるパラジウムやプラチナなど貴金属の価格上昇もランドの追い風となりました。その後、新型コロナの感染再拡大を受け、政府が夜間外出や飲食店の営業禁止など行動規制の強化を発表したことや、新型コロナの変異種の感染により若年層の重症化ケースが増加したことを受け、軟化しました。
2021年1月に入り、南アフリカにおける新型コロナ変異種の感染拡大が深刻化する中、政府による一段の行動規制強化を受けた景気下押し懸念が強まったことからランドは下落基調となりました。米国の追加経済対策への期待に伴う米金利上昇も、ランド安を加速させました。ラマポーザ大統領が11日の演説で新型コロナのワクチン接種の見通しを示し、14日に中国の12月の輸出入が堅調な伸びを示すと、上昇基調を取り戻しました。21日の同会合で政策金利据え置きが決定されたこともランド高につながりました。
2月に入り、当局の判断によりワクチン接種が先送りされたこと受け、ランドは一時弱含みましたが、11日発表の2020年12月の製造業生産が前年同月比プラスに転じたことを受け、ランドは上昇基調を強めました。2月12日15時現在、対米ドルで14ランド台後半、対円では7.1円台半ばで推移しています。向こう1年間の南アフリカランドの対円相場レンジを1ランド=6.55~7.38円に維持します。
(注)※無登録の格付業者が付与した格付。

投資の視点

(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成(直近値は2021年2月11日)


  • 内容は、「野村マンスリー投資会議」で確認されたグローバルな各資産に関する見方や投資視点などに基づいて作成しております。
  • 「野村マンスリー投資会議」は、グローバル・リサーチによる主要国・地域の景気、金利、為替、株価見通しを前提に、投資戦略を検討する月例の会議です。

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