お役立ちコラム

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2019.02.06

10万時間をどう使う?「そば打ち」的セカンドライフに向けて

退職後の「長さ」を想像できますか?

40年、45年、50年…長いこと働いてきた会社を退職し、「セカンドライフ」が始まるとなった時にあなたはどう感じますか?
「やっとのんびりできる」「今まで出来なかったことをやろうかな」など前向きな声もありますが、「生きがいを見つけないと…」という焦りや不安を感じる方も中にはいるのではないでしょうか。

退職後の時間。寿命がのびているので、たっぷりあるのは想像できますが、時間に換算すると具体的にどれくらいになるかご存知ですか?
実は、現役時代の労働時間と、退職後の余暇時間はどちらもほぼ同じ、もしくは上回ると言われています。65歳に退職、90歳まで生きたとすると、退職後の余暇時間は「約10万時間」!(余暇時間を1日あたり11時間とみなした場合)
更に、これからは「人生100年時代」がより現実味を帯びていくと考えられます。65歳に退職、100歳まで生きるとなると、なんと「約14万時間」にもなるのです。数字で改めて見てみると、期間の長さに驚きますよね…。

実は「労働時間」より
「退職後の時間」の方が長い!

  • (出所)野村證券作成

「趣味」がセカンドライフを輝かせる!

余暇時間が10万時間以上もあるので、「セカンドライフ」の有意義な過ごし方についてはしっかり考えておきたいところ。
これからの時代、60歳、65歳を過ぎても働き続ける人が増えていくと言われていますが、趣味でプライベートを充実させることも大切ですよね。

退職後に始める活動でよく耳にするのが「そば打ち」だったりしませんか?時間を使って、じっくり打ち込むことができるところが人気なのかもしれません。極めていくと、会話の幅が広がったり、人とのコミュニケーションも豊かになったりと、さまざまなことに繋がっていきます。そういった繋がりも「趣味」の醍醐味といえますね。

「そば打ち」のように、時間をかけてとことん追求できる趣味を見つけることが、セカンドライフを輝かせる秘訣なのではないでしょうか。
自分にとっての「そば打ち」的趣味が何かを考えてみましょう!

あなたにとっての「そば打ち」を探そう― とことん追求できる趣味を考える ―

  • (出所)野村證券作成

新たに趣味を見つけたいなら、地元の「カルチャースクール」に通うのもひとつの選択肢ですね。格安で通えるなどのメリットもありますし、なにより地域の人たちとコミュニケーションをとりながら楽しく続けられるのは嬉しいポイントです。

すでにセカンドライフを迎えている方も、過ごし方を見直してみると、チャレンジしたい趣味が見えてくるかもしれません。行動さえ起こせば、今まで見えなかった世界を広げる良い機会となりそうです。

積もり積もれば…趣味費は○○○万円!?

積極的に行動すればさまざまな道が拓けそうですが、どのみち必要になるのが「お金」ですよね…。ケースによっては安く済ませることができるかもしれませんが、年金以外の収入源が無くなってしまう退職後。悠長に構えていても大丈夫なのでしょうか?

「趣味」に充てるお金は
どれくらい必要?

  • (出所)総務省「家計調査報告(家計収支編) 平成29年(2017年)平均速報結果 高齢「夫婦」無職世帯の退職後の生活費(月間)」を元に野村證券作成

近年の平均値をもとに、「10万時間」「14万時間」のセカンドライフを過ごす場合、どれだけ趣味(教養・娯楽)費がかかるのかを算出してみました。「月2.5万円」と聞くと、なんとかやっていけそうに思えますが、長期的に見ると決して無視できない金額となってしまうことが分かります。
ただでさえ、退職後の生活は年金や預貯金の「切り崩し」に頼りがちになるため、趣味を心から楽しむには、「趣味のためのお金」を別途用意しておくことが必要ですね。
長期間でお金の準備をするなら、「そば打ち貯金」「ゴルフ貯金」など、お金に名前を付けて管理すると、目的も明確になり、楽しみながらコツコツ貯められるのでオススメです。
また、お金を“増やす”ことを考えるなら、預貯金だけでなく、「投信積立」などの投資方法も検討してみるのが良いかもしれません。

時間にもお金にも心にもゆとりを持った、「快適なセカンドライフ」を目指していきたいものです。そうすれば、100年生きることがより楽しみに思えてくるかもしれませんね。
余暇時間が10万時間以上もある第2の人生。生きがいを見つけて、彩りあるものにしていきましょう!

編集後記

筆者A

退職後の時間が現役時代の労働時間以上だなんて、ビックリですよね…!10万時間以上を有意義に過ごしたいけど、健康面も精神面も不安です。せめて金銭面は早めに対策を打っておきたいですね。

ファイナンシャル
プランナーK

もちろん体力の衰えなどで、思うようにいかないことが増えてくると思いますが、「お金さえあれば…!」とならないためにも、趣味等に充てられる「ゆとり資金」はバッチリ備えておきたいところです。具体的にどんな準備ができるのか、は「50代・60代のお金のハナシ」を参考にしてみてくださいね。

ファイナンシャル
プランナーK

「これからのお金の課題は?」
「老後資金は足りる?」など、
気になるお金のあれこれを一緒に
考えていきましょう

人生100年時代に知っておきたい!50代・60代のお金のハナシ

第4回は2019年3月
上旬頃更新!

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