お役立ちコラム

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2019.06.05

続・資産づくりのコツ 3つのケースで考える編

資産づくりのコツ、覚えていますか?

以前ご紹介した「50代から始める資産づくり、3つのコツ」。ご好評につき今回はより具体的なケースを用いて、一歩踏み込んだ内容でお届けします!

まずは前回のおさらいをしておきましょう。
主に「預貯金」でお金を所有・管理している方が多いですが、今あるお金をより計画的に賢く育てていくためには、「資産のつくり方」を考える必要があります。ポイントとなる3つのコツを覚えていますか?

【資産づくりの3つのコツ】

  • 「お金の置き場所」を検討し、しっかり分けて管理すること
  • 状況や目的に合わせた「リスク許容度」を見極めること
  • バランスの良い「資産配分」を心掛けて投資すること

前回は資産づくりの考え方にフォーカスしましたが、今回は、資産をつくるための具体的な方法についてご紹介します。
令和の時代になってはや1ヵ月。気持ちを新たに、「今後のお金について改めて考えたい」という方は必見です。あなたに合った資産づくり方法をぜひ見つけてください!

ケース1「資産を分散して安定したリターンを目指したい」

前回は、自分のリスク許容度に応じた「資産配分」の重要性についてお伝えしましたが、株式、債券、REIT(不動産)など、特性が異なる資産に「分散投資」をすることで、具体的にどのような効果が期待できるのかを確認しておきましょう。
以下は、過去約15年間における「各資産のリターン推移」のグラフになります。「6つの資産の合成」の推移を見てみると、波はありつつもリスク(振れ幅)は比較的小さく、安定したリターン(収益)に見てとれます。

「分散投資」の効果の例
― 各資産と等金額投資の推移(6資産)※1 ―

「各資産のリターン推移」のグラフ

  • (出所)各データより野村證券作成
  • (※1)等金額投資は、各インデックスに等しい金額で投資し、毎月リバランスしたと仮定した試算結果です。税金、手数料等は考慮していません。
  • 国内株式:TOPIX(配当込み)/国内債券:NOMURA-BPI総合/外国株式:MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(除く日本)(配当込み)(円ベース)/外国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)/国内REIT:東証REIT指数(配当込み)/外国REIT:S&P先進国REIT指数(除く日本)(配当込み)(円ベース)
    使用した指数についてはページ下部の【当資料で使用した指数の著作権等】をご参照ください。

資産を分散しておけば、ある資産が値下がりしても、別の資産の値上がりで損失をカバーできる可能性が生まれ、安定的な成果を期待できるのです。

ご自身で資産を組み合わせて「資産分散」を行うこともできますが、よりカンタンに実現できるのが「投資信託(ファンド)」になります。
特に「バランス型ファンド(バランス型投資信託)」は、1つのファンド(投資信託)を選ぶだけで、様々な資産にバランス良く投資されるため、おのずと「資産分散」の効果を得られる可能性があります。
なかなか一歩踏み出せないという方は、こういったスタートしやすい方法から始めてみてはいかがでしょうか?

「バランス型ファンド」
を見る

ケース2「コツコツと時間をかけてお金を育てたい」

「まとまった資金を一括で投資するのは気が引ける」という方には積立サービスがオススメです。少額からコツコツと時間をかけて投資することができます。今後もしばらく働き続けるという方は、毎月生まれる“余剰資金”を積み立て資金に充ててみてはいかがでしょうか。
以下のグラフは、毎月3万円を20年間運用して増やした場合と、同じ期間で現金を積み立てた場合をシミュレーションしたものです。「時間」を味方に付けるだけで、大きな違いが出ることが分かります。

「積み立て」の効果の例
― 毎月3万円を年率3%で運用した場合 ※2 ―

毎月3万円を年率3%で20年間運用した場合のイメージグラフ

  • (出所)野村證券作成
  • (※2)このシミュレーションは、実際の投資結果とは異なります。手数料・税金等は考慮していません。複利で計算しています。積み立ては各月末に行うものとします。

長い「時間」をかけて、毎月一定の金額を積み立てて運用していきます。その間、投資するタイミングを複数回に分けるため、一括投資に比べて、平均購入単価を低く抑えることが期待できます。つまり、リスクを低減することができるのです。このような方法を「時間分散」と言います。

まとまったお金があったとしても、あえて積立サービスを活用し、「時間分散」させるのも一つの手。場合によっては、一括投資するよりも、結果的には高い効果を得られるかもしれません。
今すぐに使う予定が無いお金を賢く活用するには、「積み立て」は良い方法といえそうですね。さらに、「資産分散」と組み合わせると、より安定した効果が期待できるので、上手く組み合わせて活用してみてはいかがでしょうか?

「積立サービス」について
もっと調べる

ケース3「目的のために手堅く運用したい」

自動車の買い替え資金、自宅の建て替え・引っ越し資金など、ある程度使い道が決まっている場合には、「安全性を重視した商品」を活用し、手堅く運用することから始めてみてはいかがでしょうか。

「安全性重視」の商品にもそれぞれ特徴があります。高いパフォーマンスを出せなくても、資産をしっかり守りながら安定したリターンを期待できるのが魅力です。ポイントを押さえた上で、ご自身に合った商品を探してみてください。キャンペーンを実施している場合もあるので、併せて確認すればおトクに始められるかも。
リタイア後に安定した収入が減ってしまった際などには、こういった安全性の高い商品から始めてみるのも良いかもしれませんね。

いかがでしたか?
「資産づくり」のコツを、今回は3つのケースを用いてご紹介しました。

改めて今回のポイントをおさらいしておきましょう。

【続・資産づくりの3つのコツ】

  • 「資産分散の力を借りて安定したリターンへ」
    「バランス型ファンド」なら資産分散の効果を期待できる
  • 「時間を味方にできる積立サービスの活用」
    リスクを低減しながらコツコツ積み立てて運用できる
  • 「安全性重視の商品で手堅く運用」
    大事な資産をしっかり守りながら運用できる

「資産づくりをするにはもう遅いのでは?」という声もよく聞きます。
しかし、「人生100年時代」といわれている現代。今後さらに寿命がのびていく可能性だってあります。
50代・60代から「資産づくり」を始めておけば、“長生き”をより楽しめそうですね!

編集後記

筆者A

「前回の記事を読んで考え方は分かったけど、具体的にどうしたらいいのか分からない…
「投資は初めてで…やっぱりなかなか踏み出せない、きっかけがない
主にこういった方々に向けて、今回の続編をお届けしました。
ぜひこれを機に、第一歩を踏み出してみてください。

ファイナンシャル
プランナーK

新年度を迎え、元号も変わり、世の中がどんどん進んでいくのを感じますね。この波に乗って、新しいことをスタートするのも良いですね。
すでに資産づくりを始めている方も、二歩目、三歩目のきっかけにご活用ください。
これからの人生もいきいきしたものにするために、ここから資産づくり始めていきましょう!

ファイナンシャル
プランナーK

「これからのお金の課題は?」
「老後資金は足りる?」など、
気になるお金のあれこれを一緒に
考えていきましょう

人生100年時代に知っておきたい!50代・60代のお金のハナシ

第8回は2019年7月
上旬頃更新!

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