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特定口座組入れ時の取得コスト・評価損益等の表示について

2015/12/30

2016年1月の「金融所得課税の一体化」に伴い、野村ホームトレードでは債券・公社債投信（野村MRFなど除く）の特定口座組入れ時の取得コストおよび評価損益等は法令にもとづいた表示となります。

一部のお預り資産については、2015年12月末までの取得コストや評価損益等の表示と異なる場合がありますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

取得コスト・評価損益等が変更となる主なケースを記載します。

ノムラ外貨MMFや債券などで同一銘柄を複数回売買されている場合

特定口座組入れ時は先入れ先出し法で計算した取得コストを表示します。

なお、組入れ以降に特定口座でお取引された場合の取得コストは移動平均法で再計算されます。


2015年12月30日まで (約定日基準)	移動平均法で計算した取得コスト … [A]
2016年1月4日時点 (特定口座へ組入れ時)	先入れ先出し法で計算した取得コスト … [B]

下記の例において、2015年12月末までは(1)と(2)の移動平均法で計算された取得コスト[A]「85円」が表示されます。
先入れ先出し法では、(1)のお預り資産は(3)で売却したことになります。(4)特定口座組入れ時のお預り資産は(2)ですので、2016年1月4日時点で取得コスト[B]「70円」に変わります。

取得コストの変更例（買い→買い→売りの場合）
預り区分と売買	お買付単価	取得コスト
(1) 一般口座でお買付	100 円	100 円
(2) 一般口座でお買付	70 円	85 円 … [A] (1)と(2)の移動平均
(3) 一般口座でご売却	—	先にお買付した(1)を売却
(4) 特定口座へ組入れ時	—	70 円 … [B] (2)のお買付単価

2012年12月末以前にお買付された債券を保有されている場合

特定口座組入れ時は経過利子が加味された取得コストを表示します。 2013年1月以降にお買付けされた債券と同様の取得コストの計算方法となります。


2015年12月30日まで (約定日基準)	経過利子を含まない取得コスト
2016年1月4日時点 (特定口座へ組入れ時)	「経過利子を含む精算金額÷数量」で計算した取得コスト

特定口座組入れ時の取得コストを表示するタイミング

野村ホームトレードで特定口座組入れ時の取得コストを表示するタイミングは画面により異なります。


表示する日時	画面
1月4日(月)6:00～	【取引/注文照会メニュー】国内投信/野村MMF＞売り注文外国投信/ノムラ外貨MMF＞売り注文【残高/取引履歴メニュー】取引履歴＞特定口座配当等
1月5日(火)6:00～	【残高/取引履歴メニュー】残高＞ご投資状況、お預り資産取引履歴＞特定口座譲渡益税

ご留意事項

2016年1月以降、一般口座のまま保有される場合の取得コストは変わりません。
小数点切上げによって取得コストが変更となる場合があります。

特定口座組入れに関する詳細は、債券・公社債投信（野村MRF、ノムラ外貨MMF等）をお持ちのお客様へのご留意事項をご覧ください。

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