【日経平均株価】週刊チャート展望

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<12/22号>日経平均株価、25日移動平均線を再度割り込む

今週(12月15日~)の日経平均株価は、米国株安に加え、日銀の金融政策決定会合の結果発表を12月19日に控えて軟調な展開となりました。

チャートを振り返ると、日経平均株価は11月4日高値形成後に押しを入れる動きとなりました。12月に入って25日移動平均線の向きが下向きに変わったこと、そして12月18日時点で株価が25日移動平均線(12月18日時点 49,887円)を再び下回っている点を踏まえると、ここ数か月続いてきた上昇トレンドに変化が出ていると考えられます。

今後は、まず11月19日安値(48,235円)や75日移動平均線(12月18日時点 47,965円)の水準で下げ止まるかが注目されます。これらの水準を割り込んだ場合は、10月14日安値(46,544円)が次の下値メドとなります。

一方、底入れして反発に転じた場合は、まず下向きに転じた25日移動平均線(12月18日時点 49,887円)を回復できるかが重要です。その後の戻りの強さを判断する上では、12月12日高値(51,127円)や11月11日高値(51,513円)を上抜けられるかが焦点となります。


※2025年12月18日時点


日経平均株価 日足
< 25日移動平均線を割り込む、75日線の水準で下げ止まるか >


(注1)直近値は2025年12月18日時点。(注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。
(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成


日経平均株価 週足
< 前回の中長期上昇局面は3度の調整を挟む >


(注1)直近値は2025年12月18日時点。(注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。
(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成




本資料は投資判断の参考となる情報の提供のため、テクニカル分析の一般的な考え方を紹介しているものであり、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。なお、使用するデータ及び表現等の欠落・誤謬につきましては当社はその責を負いかねますのでご了承ください。また、本資料は提供させていただいたお客様限りでご使用いただきますようお願い申し上げます。

【ご参考銘柄】日経平均株価関連のETF

銘柄コード 銘柄名
1320
iFreeETF 日経225(年1回決算型)
1321
NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信
1329
iシェアーズ・コア 日経225 ETF
1330
上場インデックスファンド225
1346
MAXIS 日経225上場投信
※日経平均株価を連動対象とするETFのうち、過去1ヵ月の「1日当たり売買代金」の平均値について、上位5銘柄を掲載しています(2025年12月17日時点)。掲載は銘柄コード順です。