【日経平均株価】週刊チャート展望
<12/15号>日経平均株価、25日移動平均線の攻防に
今週(12月8日~)の日経平均株価は、日銀の金融政策決定会合を翌週に控え、軟調な展開となりました。
チャートを振り返ると、日経平均は11月19日の安値(48,235円)をつけた後に反発し、12月4日に出現した大陽線(始値から終値まで大きく上昇したローソク足)によって、これまでチャート上のフシとして機能してきた25日移動平均線(12月11日時点 50,090円)を上抜けました。今後の上値メドとしては、11月4日の史上最高値に次ぐ「二番天井」に相当する11月11日高値(51,513円)が意識されます。ここを突破すれば、11月4日に付けた史上最高値(52,636円)が次の上値メドとなります。
一方、11月19日安値にかけての調整局面で25日移動平均線を一時大きく下回った点や、25日線の向きが上向きから横ばいに変わってきた点を合わせて考慮すると、ここ数ヶ月続いてきた上昇トレンドに変化が生じている可能性があります。12月11日時点で再び25日線まで押しを入れており、同線を割り込むようだと、11月19日安値(48,235円)や75日移動平均線(12月11日時点 47,489円)が下値メドとして意識されるでしょう。
※2025年12月11日時点
チャートを振り返ると、日経平均は11月19日の安値(48,235円)をつけた後に反発し、12月4日に出現した大陽線(始値から終値まで大きく上昇したローソク足)によって、これまでチャート上のフシとして機能してきた25日移動平均線(12月11日時点 50,090円)を上抜けました。今後の上値メドとしては、11月4日の史上最高値に次ぐ「二番天井」に相当する11月11日高値(51,513円)が意識されます。ここを突破すれば、11月4日に付けた史上最高値(52,636円)が次の上値メドとなります。
一方、11月19日安値にかけての調整局面で25日移動平均線を一時大きく下回った点や、25日線の向きが上向きから横ばいに変わってきた点を合わせて考慮すると、ここ数ヶ月続いてきた上昇トレンドに変化が生じている可能性があります。12月11日時点で再び25日線まで押しを入れており、同線を割り込むようだと、11月19日安値(48,235円)や75日移動平均線(12月11日時点 47,489円)が下値メドとして意識されるでしょう。
※2025年12月11日時点
< 25日移動平均線まで下落、下支えとなるか >

(注1)直近値は2025年12月11日時点。(注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。
(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成
< 前回の中長期上昇局面は3度の調整を挟む >

(注1)直近値は2025年12月11日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。
(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成
本資料は投資判断の参考となる情報の提供のため、テクニカル分析の一般的な考え方を紹介しているものであり、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。なお、使用するデータ及び表現等の欠落・誤謬につきましては当社はその責を負いかねますのでご了承ください。また、本資料は提供させていただいたお客様限りでご使用いただきますようお願い申し上げます。
【ご参考銘柄】日経平均株価関連のETF
| 銘柄コード | 銘柄名 |
|---|---|
| iFreeETF 日経225(年1回決算型) | |
| NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 | |
| iシェアーズ・コア 日経225 ETF | |
| 上場インデックスファンド225 | |
| MAXIS 日経225上場投信 |
※日経平均株価を連動対象とするETFのうち、過去1ヵ月の「1日当たり売買代金」の平均値について、上位5銘柄を掲載しています(2025年12月10日時点)。掲載は銘柄コード順です。