2026.01.15 NEW
野村證券で買われた高配当株人気ランキング(2025年10月~12月)
10月〜12月の日本株は総じて堅調に推移
集計期間中(2025年10月1日〜12月31日)の日本株は総じて堅調に推移した一方、生成AI関連銘柄では乱高下がみられました。10月は、高市早苗内閣の発足などが株式市場で好感されました。なお、米国のハイテク株高の影響を受け、生成AI関連企業の株価上昇が相場をけん引したことで、日経平均株価の上昇が顕著となり、初の5万円台に乗せました。11月は、2025年7-9月期の好決算を手掛かりに、TOPIX(東証株価指数)が小幅ながら8ヶ月連続で上昇しました。一方、生成AI関連企業の株価の急速な上昇への警戒感が強まり、10月に大幅高となった日経平均株価は8ヶ月ぶりに下落しました。12月の日本株は、TOPIXが続伸し、日経平均株価が小反発しました。日本株は、日米の金融政策や米国のIT・半導体企業の動向の影響を受けつつも、月間では11月末の水準を挟んでもみ合いに終始しました。
今回は集計期間中に、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄のうち、2026年1月13日終値時点で今期予想配当利回りが3%以上の銘柄を抽出しました。約定件数順に上位20銘柄を紹介します。
| 順位 | 銘柄 コード |
銘柄名 | 株価終値 1月13日 |
予想1株当たり 年間配当金 |
予想配当 利回り |
今期決算期 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| (円) | (円) | (%) | ||||
| 1位 | 9432 | NTT | 158.6 | 5.3 | 3.34 | 2026.3期 |
| 2位 | 5401 | 日本製鉄 | 659.5 | 24 | 3.64 | 2026.3期 |
| 3位 | 9434 | ソフトバンク | 216.5 | 8.6 | 3.97 | 2026.3期 |
| 4位 | 8725 | MS&ADインシュアランスグループホールディングス | 3,908 | 155 | 3.97 | 2026.3期 |
| 5位 | 2502 | アサヒグループホールディングス | 1,652.0 | 52 | 3.15 | 2026.12期 |
| 6位 | 7272 | ヤマハ発動機 | 1,253.5 | 50 | 3.99 | 2026.12期 |
| 7位 | 2914 | 日本たばこ産業 | 5,793 | 238 | 4.11 | 2026.12期 |
| 8位 | 7267 | 本田技研工業 | 1,603.5 | 70 | 4.37 | 2026.3期 |
| 9位 | 9104 | 商船三井 | 4,920 | 200 | 4.07 | 2026.3期 |
| 10位 | 8766 | 東京海上ホールディングス | 6,036 | 211 | 3.50 | 2026.3期 |
| 11位 | 1605 | INPEX | 3,161 | 110 | 3.48 | 2026.12期 |
| 12位 | 7751 | キヤノン | 4,724 | 160 | 3.39 | 2026.12期 |
| 13位 | 9101 | 日本郵船 | 5,306 | 225 | 4.24 | 2026.3期 |
| 14位 | 4502 | 武田薬品工業 | 5,020 | 200 | 3.98 | 2026.3期 |
| 15位 | 9107 | 川崎汽船 | 2,307.5 | 120 | 5.20 | 2026.3期 |
| 16位 | 6141 | DMG森精機 | 2,853.5 | 105 | 3.68 | 2026.12期 |
| 17位 | 8593 | 三菱HCキャピタル | 1,374.5 | 45 | 3.27 | 2026.3期 |
| 18位 | 4503 | アステラス製薬 | 2,258.0 | 78 | 3.45 | 2026.3期 |
| 19位 | 6301 | 小松製作所 | 5,281 | 190 | 3.60 | 2026.3期 |
| 20位 | 1911 | 住友林業 | 1,640.0 | 50 | 3.05 | 2026.12期 |
(注1)2025年10月1日~12月31日の期間に、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄の約定件数ランキング。20位までを掲載。今期予想配当利回りが2026年1月13日終値時点で3%以上だった銘柄のみ(小数点第3位を四捨五入)。1株当たり年間配当金の予想は東洋経済新報社によるもので、予想値がレンジの場合は下限値を採用。
(注2)日本製鉄は2025年9月30日を基準日として1:5の株式分割を実施。予想1株当たり年間配当金は株式分割調整後の数値。
(注3)住友林業は2025年6月30日を基準日として1:3の株式分割を実施。予想1株当たり年間配当金は株式分割調整後の数値。
(注4)諸般の事情により、特定の銘柄をリストから削除している場合がある。
(出所)東洋経済新報社より野村證券投資情報部作成
トップ5はNTT、日本製鉄、ソフトバンク、MS&AD、アサヒGHD
上位5銘柄とそれぞれの銘柄の概要について紹介します。NTT(9432)が1位となりました。同社は国内で固定通信、携帯電話通信、不動産事業を手がけるほか、国内外でデータ通信事業やデータセンター事業も展開しています。
日本製鉄(5401)が2位となりました。同社は粗鋼生産で国内シェア4割強を持ち、世界でも上位です。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管などで世界有数の企業です。
ソフトバンク(9434)が3位となりました。同社は国内で携帯電話通信・固定通信事業を展開し、2020.3期から現LINEヤフーを連結子会社化しました。携帯電話事業では、割安なスマートフォン市場で競争力を持つY!mobile、データ容量無制限の料金プランを主力とするSoftBank、オンライン専用のLINEMOの3ブランドを有しています。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)が4位となりました。同社は損害保険事業を中心とする保険持株会社です。国内の損害保険・生命保険事業に加えて、欧州・アジアを中心に海外保険事業も手がけています。国内損害保険事業では、保険料ベースで業界最大手となります。
アサヒグループホールディングス(2502)が5位となりました。同社はビール類の大手企業です。2016年に西欧事業、2017年に中東欧事業、2020年に豪州事業と大型買収を実施したことで、海外事業の利益構成比は国内事業を上回っています。
東証33業種別に見ると、海運業が3銘柄と多くランクインしました。具体的には、商船三井(9104)が9位に、日本郵船(9101)が13位に、川崎汽船(9107)が15位にランクインしました。
野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課(2026年1月13日時点)
※この記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではありません。また、将来の投資成果を示唆または保証するものではありません。銘柄の選択、投資の最終決定はご自身のご判断で行ってください。