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【3分で読める】資産寿命管理は現代的課題

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『人生100年時代』の現代的課題とは?

よく耳にする「人生100年時代」には、わかりやすい『長寿の時代』の意味に加え、これを支える3つの要(かなめ)、生きがいと健康、そして家計・資産の『ウェル・ビーイング(充足した状態)』も欠かせない、といった意味も含んでいるのではないでしょうか。

生きがいは心の健康、健康は言葉通りの体の健康、そして家計・資産はお金の健康となります。一般的に、心・体の健康の重要性は幅広く認識され、日常的に話題にも上がり、これは古今東西を問わず共通するでしょう。

その一方、お金の健康となると、例えばお金の健康管理に影響が大きい物価上昇でも、「出費が増えて困る」というのはよくある話ですが、より大切な「お金の健康管理」の話題は、ともすると避けたり、後回しになりがちです。長寿の時代の一方、低金利のもとで物価上昇への対応が迫られるなど、本来は喫緊の課題のひとつといえます。

そこで、具体例として、マネープランシミュレーションを用いて、物価上昇の影響を確認する例で考えてみます。

物価上昇が金融資産残高に与える影響(シミュレーションの一例)

お金の健康管理は優先順位の高い課題のひとつ

お金の健康のことを、野村證券では資産寿命と呼んでいます。上記グラフのように、仮に物価上昇が継続した場合、この資産寿命は想定以上に短くなる恐れがあることが分かります(グラフの矢印箇所)。ではこの時、具体的にどのように商品やサービスを活用するのがよいのかについては、お金の情報は溢れるほどあるものの、困ることもあるのではないでしょうか。

金利の大幅な上昇は期待しにくい一方、投資に関する基礎的な知識や情報が仮に十分ではないとしたら、「不確実なものは保有できない」「出費を削るより仕方ない」となるかもしれません。あるいは「資産運用は私にはハードルが高い」、「不確実な商品で果たして資産形成はできるのか?」と、二の足を踏むこともあるでしょう。

現代的な課題のひとつは、金利に頼ることなく資産形成や資金運用をするには、基礎的な金融経済知識が必要となることではないでしょうか。仮に何もせずにいた場合、かえって将来的に資産寿命に課題を残すことも考えられます。資産寿命の課題を早期に確認し、その対応方法を幅広く検討する必要性があるのではないでしょうか。

編集協力:野村證券株式会社投資情報部 田中政広
編集・文責:野村ホールディングス株式会社 ファイナンシャル・ウェルビーイング室

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