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【3分で読める】貯蓄と投資の小話

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あなたのお金、働いてますか?

貯蓄と投資の違いや、本質的な投資と運用についての小話。

貯蓄は説明も不要ながらも例え話で。ある種のリスはドングリの一部は食べずに、冬に備えて穴に埋めて保存するそうで。「さて冬に備えて、今年はいくつ埋めたかな?」など、蓄えを積み上げるとは、貯蓄のイメージでは。

貯蓄と投資、投機の違い

投資は、収益を得る目的で、事業や証券などにお金を投じること。不確実でわかりにくいものながらも、これもリスで例えると、春までに食べ切れなかったドングリは、そのうち芽が出て育ち、やがて10数年も経てば成木となり、気付けば実がびっしり還ってくるとは、いわゆる「一粒万倍」のイメージで、これは見方を変えると農業そのものに。

種をすぐに消費せず、将来を信じて不確かな時間を受け入れ、成長の果実を受け取ることは、本来の投資の概念。もちろん、全ての実が育つわけでもなく、様々な不確定要素(リスク)もある。それでも、年ごとに収穫は大きく変動すれど、平均すれば豊かな実りというリターンが得られることを、経験上知っているからこそ、農業は成立。

では農業以外は?振り返れば先人達による数多くのチャレンジの結果、私たちの生活水準は大幅に向上。そのいずれもがまさに投資であり、このチャレンジは、企業や個人、国や世界経済に高い利益成長と豊かな生活という大きなリターンをもたらす源泉に。それでも「不確実だし、損する可能性がゼロでないなら投機では?」との疑問が。

そこでまた例え話で。仮に、日本を代表する大きな自動車会社があるとして、どれほど信頼され、また優れた技術があろうとも、半年や1年などの短期間では、業績は大きくぶれて不確実なもの。一方、10年、20年という長期間だと、業績の変動(リスク)も平均すれば事業のリスクに見合う水準の利益(リターン)獲得の可能性も高まることに。

株式を保有するという、事業への相乗り参加でも、同様に事業からのリターン獲得は可能に。これは本来の株式投資。その一方、事業の将来性よりも専ら株価の動きに関心を持ち、短期間で値ざや稼ぎを主体に売買するならば、ともすると投機、さらにはギャンブルにも。時は人生100年時代。お金には見合う役割を与えたいもので。

編集協力:野村證券株式会社投資情報部 田中政広
編集・文責:野村ホールディングス株式会社 ファイナンシャル・ウェルビーイング室

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