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【3分で読める】投資のリスクを減らす考え方

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投資のリスクを低減し、リターン獲得の精度を上げるには?

代表的な株式投資(株式資産の保有)を考えてみます。株式投資は、大きな利益が狙える反面、その価格変動は大きく、売買のタイミングによっては短期間でも大きな利益/損失となります。それゆえ、専門的なマクロ/ミクロ経済の動きを捉えた、個別株式のタイミング売買が必要だと、捉えられることが少なくないようです。

一方で、例えば米国ダウ平均株価は、長期的に見ると数多い紛争や危機を乗り越え、大きく上昇していることを見ると、経済発展のリターンを株式のリターンは映しているとも考えられます。仮にそうだとすれば、株式売買というより、これを資産として保有することにより、金利に依らない資産形成/資産運用も可能になるとも考えられます。
そこで、リスク(変動)を避けることはできなくとも、減らすことを可能とする3つの考え方について、確認しましょう。

投資のリスク(ブレ)の低減に有効な3つの投資手法

投資目的に合わせて投資手法を使い分ける

例えば、資産形成に向け、株式への投資を考えるとします。企業の業績は、景気変動からの影響に加え、個別企業もしくは業種毎に発生する変動要因からの影響を受けます。そのため、この変動要因の影響を映す株価の変動も、基本的に避けることはできません。

利益成長に基づく株価上昇を通じて、資産形成や資産増加を期待するにしても、個別株式や景気動向等の要因を踏まえた投資手法とするのか、それとも、株式資産への投資として、例えば株式インデックス等の保有を通じ、経済成長というリターンの獲得を図るのかによって、基本的に投資手法は異なってくることになります。

「株式投資」と言うと売買のイメージが強いですが、株式を「個々の木を見るのではなく、森として見る」ように、全体を捉えた株式資産の保有の考え方であれば、上記の3つの投資手法が適していると言えるでしょう。特に、資産形成に向けて株式資産を保有する際の、基本的な考え方となるでしょう。

編集協力:野村證券株式会社 投資情報部 田中 政広
編集/文責:野村ホールディングス株式会社 ファイナンシャル・ウェルビーイング部

記事公開日:2024年1月23日

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