逆指値注文について
逆指値注文をうまく利用することで、リスクを最小限に抑えたり、一定の条件で利益を確保することが可能となります。
概要
「株価が上昇して当初設定した価格以上になったら買い」、「株価が下落して当初設定した価格以下になったら売り」など、株価が設定の価格(トリガー価格)に達した時点で自動的に注文を執行します。
対象取引 | 国内株式の現物取引[※1]、信用取引(新規建注文、返済注文[※2]) |
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注文方法 | 注文入力画面で「逆指値注文」を選択して、執行条件を設定します。 買注文: トリガー価格(株価[※3]が「〇〇円」以上の価格)の指定および指値(トリガー価格以上の価格)、または成行を指定 売注文: トリガー価格(株価[※3]が「〇〇円」以下の価格)の指定および指値(トリガー価格以下の価格)、または成行を指定 |
単価 | 指値または成行 |
執行条件 | 不成[※4] |
有効期間 | 注文受付後、最長7営業日[※5] |
注文の訂正 | 株数の減数量、単価、トリガー価格の訂正は可能です(同時に2つ以上の項目の訂正は不可) トリガー価格に達した後は通常注文同様に株数の減数量、単価の訂正が可能です。 |
- まめ株(単元未満株)では取扱いしていません。
- 現引、現渡は除きます。
- 注文画面上には「現在値」と記載しています。
- 「期間指定」を選択した注文では、執行条件(不成)を指定することはできません。
- 注文受付後、最初の営業日を含みます。
逆指値注文に関するご注意事項
注文時の入力項目について
- 寄付、引け等の執行時点を指定する注文にはご利用いただけません。(ただし、不成注文にはご利用いただけます)
- 逆指値注文の有効期間は発注日を含めて7営業日目まで指定可能です。
トリガー価格、指値等について
- 買注文においては、一定の価格以下となった場合に発注する、という条件を付すことはできません。また、売注文においては、一定の価格以上となった場合に発注する、という条件を付すことはできません。
- トリガー価格の指定時の呼値、値幅は通常注文における指値と同じです。
- 有効期間を指定した繰越注文は、値幅を超えるトリガー価格を指定することもできます。
- 買注文時にトリガー価格未満の指値を指定することはできません。また、売注文時にトリガー価格超の指値を指定することはできません。
- 大引け時の株価(終値)により設定された条件とはじめて合致(トリガー価格以上(または以下)の価格)し、かつ、翌日以降を有効期間としている場合、翌営業日の取引受付開始時点で注文を金融商品取引所へ発注します。
- 設定条件と合致し、金融商品取引所へ発注した後は、トリガー価格の訂正はできません。
- 設定された条件に合致したか否かの判定は、金融商品取引所における約定値段により行います。
金銭余力、預り証券余力について
- 発注時点と設定条件に合致した時点の間で、買付余力の変動、お預り証券の増減、お客様の口座属性等の変更がある場合、取引所へ発注されないことがあります。
- 国内株式の現物取引の場合、受注する時点で余力(買付のための金銭余力もしくは売却のための預り証券余力)チェックを行い、トリガー価格が合致するまでの間(待機時間)の注文および合致した後に執行された注文について、余力の拘束(余力の減算)を行います。
- オンライン信用取引の場合、受注する時点で信用取引に係る新規建ておよび決済の余力チェックを行い、トリガー価格が合致するまでの間(待機時間)の注文および合致した後に執行された注文について、余力の拘束(余力の減算)を行います。
- 余力不足、口座閉鎖済、特定口座廃止済、NISA年間投資枠の不足、発注銘柄に関する規制等の理由により注文が自動的に取消されても、メール等による通知は行われません。お客様ご自身で注文状況等をご確認いただきますようお願いいたします。
注文訂正について
- 逆指値執行条件(トリガー価格)と(条件に合致した後に金融商品取引所へ発注される注文の)指値(成行)または数量を同時に訂正することはできません。
- 設定条件と合致し、金融商品取引所へ発注した後は、トリガー価格の訂正はできません。
- 条件に合致する前の注文を訂正しようとしている最中(訂正送信完了前)に条件に合致した場合、トリガー価格の訂正はできなくなります。また、指値(成行)または数量を訂正する場合は、あらためて、金融商品取引所へ発注された注文に対して訂正を行ってください。