
第1回
ファイナンシャル・ウェルネス
(お金の健康度)アンケート
(2021年実施)
―上場会社従業員1万人の声― Financial Wellness survey
ファイナンシャル・ウェルネス
(お金の健康度)アンケート
(2021年実施)
―上場会社従業員1万人の声― Financial Wellness survey
- 経済的な幸福度が、
現在低調だが将来安心な人とは?
第3回は幸福度・満足度の高い人にフォーカスし、どのような特徴を有するかを検証しました。今回は、上場会社従業員1万人の回答者のうち、お金・経済面の幸福度についての設問に対し、同じ「現在低調」でも、「将来安心」 と答えた 916人と、「将来不安」 と答えた2,600人に焦点を当てて比較し、ファイナンシャル・ウェルネス、あるいは福利厚生制度の立場から、従業員に安心を提供する手がかりを見つけられないか、分析を試みました。
現在低調でも将来安心な人は、年齢層が比較的若く、末子の年齢も低い傾向が見られました。
福利厚生制度については、現在低調で将来も不安な人に比べ、ラインナップ及びサポート体制への満足度が比較的高い結果となりました。
勤務先の福利厚生制度の認知度については、差異は見られませんでした。
資産形成について、将来不安な人に比べ、毎月の貯蓄額及び金融資産保有額が多い結果となりました。
株式や投資信託を利用する人が比較的多く、勤務先の福利厚生以外の資産形成を行っている人も多く、将来不安な人に比べると、将来に向けて準備を行っている傾向が見られました。