野村が考えるファイナンシャル・ウェルネス

野村が考える
ファイナンシャル・ウェルネス

Nomura’s view on Financial Wellness
ファイナンシャル・ウェルネスは、「人々が足元の金銭的な義務を果たすことができ、将来の金銭的な状況について安心感があり、生活を楽しむための選択ができる状態」といった意味を持ちます。
資産形成などにおいて個人の自助努力が重視されるアメリカでは、このファイナンシャル・ウェルネスというキーワードの下、企業が従業員の経済的自立を支援し、従業員の幸福度・満足度の向上を図り、生産性を引き上げることを目指す動きが広がりを見せています。

日本でも、人生100年時代を迎える中、少子高齢化によって公的年金の役割が縮小し、老後の生活に備えるための自助努力が、一人ひとりに求められるようになっています。
また、VUCAの時代とも言われるように、不確実性が増す中で、個人が様々な変化に備えていくことが重要となります。
企業にとっては、従業員の経済的な不安解消のために何をすべきかが問われるところですが、雇用形態や働き方、価値観の多様化が進み、企業と従業員との関係が変化しつつあるのも事実です。
新型コロナ禍によるリモート勤務の広がりやデジタル化の急速な進展が、そうした変化をさらに加速させるでしょう。
従来通りの福利厚生制度のあり方では従業員のファイナンシャル・ウェルネス向上、ひいては企業価値向上を十分に実現できなくなってきているのかもしれません。

ファイナンシャル・ウェルネスは、日本ではまだ新しい概念ですが、大きな環境変化に直面する中で、個人にとっても、企業にとっても、追求する価値があるものだと考えています。

ファイナンシャル・
ウェルネス研究会

Financial Wellness Research Institute

野村資産形成研究センターの活動の一環として、2021年10月にファイナンシャル・ウェルネス研究会を立ち上げました。
いかにして企業が個人のファイナンシャル・ウェルネス実現を支援していくと良いか、様々な角度から知見を集め、課題解決に向けた議論と意見発信を目指します。

ファイナンシャル・ウェルネス
(お金の健康度)アンケート

―上場会社従業員1万人の声― Financial Wellness survey