2017.05.08 NEW
趣味から広がるビジネスネットワーク。成功者がはまる3大スポーツにトライ
肩書きを捨てた趣味の集まりのきずなは強い。「成功者がはまるスポーツ」にチャレンジして、新しいネットワークを築き上げよう。
日米の成功者は、なにを趣味にしてる?
オラクル・コーポレーションの共同設立者であり、元CEOのラリー・エリソンの趣味は成功者らしくヨット。また、グーグルの共同創業者セルゲイ・ブリンは、スカイダイビング、ローラーホッケー、アルティメット、空中ブランコと、タフなスポーツを楽しんでいる。
日本では、成功者に人気なのがトライアスロンだ。ベネッセホールディングス元社長の原田泳幸氏をはじめ、堀江貴文氏、ロート製薬の会長兼CEO山田邦雄氏、USENの取締役会長の宇野康秀氏などもレースへの出場経験を持つという。
意外と気軽に始められる、成功者とつながる3大スポーツ
スポーツを通じて得た仲間とのきずなは強い。ビジネスシーンでは雲の上の存在である成功者たちとも、趣味の場であればお近づきになれるかもしれない。肩書や学歴などではなく、自分自身を見てもらえるチャンスを作ることができるのだ。では、どんなスポーツを選ぶべきか?
ここでは、ゴルフと同程度の費用ではじめられる意外なスポーツを3つ紹介しよう。ゴルフなら30万円もあれば、新品のクラブやウエア、シューズなど一式がそろう。大まかに、それくらいの費用で始められるイメージとしてとらえてもらえばいい。
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初心者でも成功者と交わえる「乗馬」
- 乗馬は成功者や富裕層のスポーツというイメージが強いが、自馬(自分専用の乗用馬)を持たずにクラブが所有する練習馬でレッスンを受けるのであれば、クラブによっては入会金や年会費を合わせても30万円程度。入会するなら自馬会員が多く、練習馬でのレッスンも行っている乗馬クラブがおすすめだ。つまり、お金持ちとごく普通の人が混在しているクラブ。クラブハウスでは、初心者も臆することなく馬術談義に花を咲かせるシーンを当たり前に見ることができる。
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経営者がはまる「トライアスロン」
- 前述したように、経営者の多くが挑戦しているスポーツがトライアスロン。バイクやウエアなどをそろえても、ミニマムなら30万円程度からはじめられる。まずはエントリーモデルをそろえてショートトライアスロンを目標にする。その後、徐々に上のランクのレース出場を狙おう。小まめにレースに出場していれば、自然と顔見知りも増え、新しいネットワークを広げていくことができる。
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若い世代だからこそ歓迎される「クルーザー」
- あるクルーザーオーナーによると、クルーザーを持っている人の年齢層は比較的高く、メンバーの顔ぶれもマンネリ気味。時には若い世代とも交流を楽しみたいという。周囲にクルーザーオーナーのコネクションがない場合、マリーナのフロントで相談すれば、オーナを紹介してくれる可能性がある。つまり、ネットワークさえつながれば、費用はかからない。
このほか、ボートメーカーが主催するスクールに参加する、ボートオーナーたちのSNSに参加して仲良くなることで、ボートに乗せてもらいながら、さらにネットワークを強くするという方法もある。
上記3つ以外では、登山やカヌー、トレイルランや競技ビリヤードなど、ポピュラー過ぎずレア過ぎないスポーツが、新たなネットワークづくりにはおすすめだ。
- 監修:午堂 登紀雄(ごどう ときお)
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株式会社エデュビジョン代表取締役。一般社団法人 事業創造支援機構代表理事。米国公認会計士。世界的な戦略系経営コンサルティングファームでコンサルタント業務に従事していたころ、独自の投資理論と手法で貯金70万円を1年間で3億円の資産を形成。その後独立し、現在は複数の会社を経営する。