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2018.11.19 NEW80年代生まれのリアル

【副業・副収入特集:前編】“総副業時代”の到来? 80年代生まれの副業事情とは

【副業・副収入特集:前編】“総副業時代”の到来? 80年代生まれの副業事情とはのイメージ

働き方改革の推進や厚生労働省によるモデル改訂で“総副業時代”が到来? 始める前に知っておきたい、80年代生まれの副業事情に前後編で迫る!

副業で副収入を得ているビジネスパーソンの割合は?

政府が主導する働き方改革によって、各企業が残業を減らす取り組みを進めるなか、2018年1月に厚生労働省がモデル就業規則の改訂を公表。

改訂後のモデル就業規則では、「勤務時間外において、他の会社などの業務に従事することができる」といった、事実上の副業解禁に向けた180度の転換が示された。

最近では副業を認める企業も徐々に増えてきているが、日本ではまだまだ少数派。とはいえ、政府が標準のモデル就業規則に「副業OK」を記載したのだから、今後は多くのビジネスパーソンが当たり前のように副業を始める時代が来るかもしれない。

実際のところ、現時点ではどの程度の人が副業で副収入を得ているのだろうか。市場調査を行っている株式会社インテージリサーチが、副業に関する調査(16歳から79歳の有職者が対象)を行った。

この調査によると、「あなたは現在、副業や副収入を得ることを意識した活動をしていますか」という問いに対し、「副収入が得られる副業をしている」と回答した人は全体の10.7%。

20代男性では16.5%(女性13.1%)、30代では男女ともに10%程度の人が、副業で何らかの収入を得ているという結果になった。

「副業は行っていないが、今後何かしてみたいと思っている」という回答を合わせると、20代、30代ともに半数以上の人が副業を行っている、あるいは興味を持っていることになる(図1)。

図1:副業や副収入を得ることを意識した活動の実施状況

図1:副業や副収入を得ることを意識した活動の実施状況

出典:株式会社インテージリサーチ「副業に関する意識調査」
※全国の16歳から79歳までの職に就く男女1万1217人を対象にしたインターネット調査。2018年3月23日~3月26日に実施。

現状はスキマ時間でコツコツと。対して憧れの副業は?

では、80年代生まれのビジネスパーソンにはどのような副業が人気なのだろうか?

同じアンケート調査で「副業や副収入を得る活動のうち、現在行っているもの」についての回答を見ると、20代、30代の男女ともに「アンケートモニターやポイントサイト、レビュー投稿に参加」がトップ。

次いで男性では「株式や金融商品、仮想通貨などに投資」が人気で、20代で10.8%、30代では13.6%と多くなっており、女性では「ハンドメイド商品などをつくる」が20代で8.2%、30代で7.5%と比較的高い割合となっている(図2)。

図2:副業や副収入を得る活動のうち、現在行っているもの
TOTAL
(n=11217)
20~29歳
男性
(n=611)
30~39歳
男性
(n=874)
20~29歳
女性
(n=625)
30~39歳
女性
(n=850)
アンケートモニター
やポイントサイト、
レビュー投稿に参加
19.4 27.0 17.0 35.5 28.7
株式や金融商品、
仮想通貨などに投資
8.0 10.8 13.6 1.9 5.5
個人貿易や
ネットオークション
などの物の売買
3.9 5.2 5.9 6.7 6.5
ハンドメイド商品
などを作る
3.8 1.6 2.5 8.2 7.5
人に何かを教えたり、
コンサルティング
3.0 3.3 1.9 1.1 1.8
マンションや店舗、
不動産などを経営
2.4 1.3 4.2 0.6 1.9
NPOなどの
社会奉仕的な活動
2.1 1.3 1.3 1.0 0.5
ウェブコンテンツ
やアプリ、
デジタルコンテンツ
を作る
1.6 4.9 3.3 1.6 1.5
雑誌やウェブの
記事などを書く
1.6 2.8 2.6 2.9 2.2
代行業(運転、催し
への代理出席など)
1.2 1.1 1.1 0.6 0.4
ブログやメディア
などを運営
1.0 2.5 1.5 2.1 2.1
イベントの主催や
人の仲介など
0.7 1.5 0.6 0.8 0.5
物をシェアしたり
人に貸したりする
0.7 0.8 0.7 0.8 1.1
その他 3.1 2.6 2.7 2.1 2.0
特にない 63.0 54.5 60.6 52.8 57.8

(単位:%)

出典:株式会社インテージリサーチ「副業に関する意識調査」
※全国の16歳から79歳までの職に就く男女1万1217人を対象にしたインターネット調査。2018年3月23日~3月26日に実施。

また、「今後してみたい副業や副収入を得る活動」については、男性では「株式や金融商品、仮想通貨などに投資」が20代で20.3%、30代では21.1%と高く、「マンションや店舗、不動産などを経営」も20代30代ともに約10%と人気。

女性では「ハンドメイド商品などをつくる」が20代で19.2%、30代で18.4%と高くなっており、男性に比べて特技を活かしたクリエイティブな副業への憧れが強い傾向がみられる(図3)。

図3:副業や副収入を得る活動のうち、今後してみたいもの
TOTAL
(n=11217)
20~29歳
男性
(n=611)
30~39歳
男性
(n=874)
20~29歳
女性
(n=625)
30~39歳
女性
(n=850)
アンケートモニター
やポイントサイト、
レビュー投稿に参加
16.0 20.9 14.5 29.6 27.3
株式や金融商品、
仮想通貨などに投資
10.6 20.3 21.1 8.2 10.5
個人貿易や
ネットオークション
などの物の売買
5.8 9.2 9.7 7.5 8.8
ハンドメイド商品
などを作る
8.6 3.9 6.1 19.2 18.4
人に何かを教えたり、
コンサルティング
6.3 7.7 6.1 5.4 5.2
マンションや店舗、
不動産などを経営
4.8 9.8 10.8 3.7 5.4
NPOなどの
社会奉仕的な活動
4.9 2.6 4.2 3.5 2.4
ウェブコンテンツ
やアプリ、
デジタルコンテンツ
を作る
3.0 6.7 5.9 6.4 2.7
雑誌やウェブの
記事などを書く
3.7 6.9 4.6 7.2 5.5
代行業(運転、催し
への代理出席など)
2.9 2.8 3.8 4.2 3.5
ブログやメディア
などを運営
2.6 7.2 5.0 5.6 4.7
イベントの主催や
人の仲介など
2.3 2.9 2.7 3.0 3.2
物をシェアしたり
人に貸したりする
1.9 3.1 2.9 2.1 3.1
その他 0.9 0.8 1.0 0.5 0.5
特にない 59.2 53.0 53.0 48.8 51.4

(単位:%)

出典:株式会社インテージリサーチ「副業に関する意識調査」
※全国の16歳から79歳までの職に就く男女1万1,217人を対象にしたインターネット調査。2018年3月23日~3月26日に実施。

副業でアップさせたいのは収入? それともスキル?

「副業や副収入を得る活動を行う理由」については、「主業の収入だけでは物足りない」からという回答が20代、30代の男女ともに約半数を占めてトップ。次いで30%程度の人が、「現在の収入には困っていないが、将来の生活費などが不安」だからであると回答している(図4)。

こうした収入や貯蓄面の不安を理由とする声が大半を占めている一方で、「趣味の延長としてなど、気軽に」と回答している人も、30代の女性28.9%、男性22.5%と比較的多くなっている。

また、30代男性の「自分のスキルや能力を活かしたい」(19.0%)、20代男性の「収入を得られるようなスキルを得たり、本業として取り組みたい」(14.8%)など、自身のキャリアアップやパラレルキャリアの実現を視野に入れている人も少なくはないようだ。

図4:副業や副収入を得る活動を行う理由【ベース:副業や副収入を得る活動を行っている人、関心のある人】
TOTAL
(n=4998)
20~29歳
男性
(n=343)
30~39歳
男性
(n=485)
20~29歳
女性
(n=340)
30~39歳
女性
(n=457)
主業の収入だけでは
物足りない
42.1 46.1 58.4 51.2 47.3
現在の収入に
困っていないが、
将来の生活費などが不安
29.2 27.1 32.2 28.8 33.9
趣味の延長として
など、気軽に
22.1 22.4 22.5 27.9 28.9
自分のスキルや
能力を活かしたい
19.0 19.5 19.0 19.1 17.1
主業とは違った楽しさ、
やりがいがある
14.7 14.9 14.4 17.4 17.7
時間に余裕がある 13.7 11.1 4.7 12.1 12.3
収入を得られるような
スキルを得たり、
本業として取り組みたい
11.5 16.3 14.8 11.5 11.8
主業以外での
ネットワークを
持っておきたい
8.3 12.5 8.9 8.2 10.3
人からの誘いや依頼、
自分のスキルが評価された
4.3 3.5 2.7 3.2 5.0
ビジネスチャンスが
ありそうだと思った
4.2 7.0 8.2 1.8 4.4
その他 1.4 1.2 1.2 1.2 0.4
特に理由はない 9.3 10.8 6.6 8.8 7.0

(単位:%)

出典:株式会社インテージリサーチ「副業に関する意識調査」
※全国の16歳から79歳までの職に就く男女1万1217人を対象にしたインターネット調査。2018年3月23日~3月26日に実施。

冒頭でも触れた通り、事実上の解禁で日本でも今後は副業が当たり前になる可能性が高い。とはいえ、副業に力を入れるあまりに本業が疎かになったり、さらにはワークライフバランスが大きく崩れてしまったりするのであれば、せっかくの努力も本末転倒の結果になってしまう。

そこで続く後編では、実際に副業を経験している80年代生まれのビジネスパーソンたちの声から、副業のメリットやデメリット、副業を上手に実践するコツや必要なスキルなどを紹介しよう。

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