2025.08.08 NEW

野村證券のNISA「成長投資枠」で買われた個別銘柄人気ランキング(2025年7月分)

野村證券のNISA「成長投資枠」で買われた個別銘柄人気ランキング(2025年7月分)のイメージ

2025年7月の日本株は、TOPIX(東証株価指数)、日経平均株価ともに4ヶ月連続で上昇しました。米国の相互関税や参議院議員選挙など、先行きの不透明感から、月前半は狭い値幅でのもみ合いとなりました。しかし、米国の日本に対する相互関税の税率が、事前の発表よりも引き下げられると伝わったことで、投資家心理が改善し、日本株は急上昇しました。その結果、TOPIXは一時、過去最高値を更新しました。

今回は、2025年7月1日〜7月31日の期間に、野村證券のNISA(少額投資非課税制度)口座の成長投資枠で買われた銘柄の中から、約定件数順に上位20銘柄を紹介します。

野村證券のNISA口座の「成長投資枠」で買われた銘柄の約定件数ランキング(2025年7月分)
順位 銘柄
コード
銘柄名 前回
順位
1位 9432 NTT 1位
2位 7203 トヨタ自動車 2位
3位 9434 ソフトバンク 4位
4位 7201 日産自動車 26位
5位 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 11位
6位 7011 三菱重工業 9位
7位 4503 アステラス製薬 7位
8位 2503 キリンホールディングス 22位
9位 8267 イオン 15位
10位 9023 東京地下鉄 12位
11位 4661 オリエンタルランド 30位
12位 7272 ヤマハ発動機 6位
13位 2134 北浜キャピタルパートナーズ 19位
14位 3382 セブン&アイ・ホールディングス 圏外
15位 2267 ヤクルト本社 73位
16位 9501 東京電力ホールディングス 13位
17位 5401 日本製鉄 3位
18位 2502 アサヒグループホールディングス 圏外
19位 8058 三菱商事 20位
20位 1911 住友林業 23位

(注1)2025年7月1日〜7月31日の期間で、野村證券のNISA口座の成長投資枠で買われた銘柄のランキング。ランキングは約定件数ベース。1位〜20位までを掲載。前回順位が100位以内でない銘柄は「圏外」と表記している。
(注2)北浜キャピタルパートナーズは「継続企業の前提に疑義」の注記あり。
(注3)諸般の事情により特定の銘柄をリストから削除している場合がある。
(出所)野村證券投資情報部作成

トップ3はNTT、トヨタ、ソフトバンク

NTT(9432、前回1位)が今回も1位にランクインしました。日本経済新聞社がまとめた2025年度の設備投資動向調査によると、AI関連のインフラ投資が活発で、NTTが2年ぶりに首位に返り咲きました。

トヨタ自動車(7203、前回2位)が2位にランクインしました。日米両政府は7月23日に、関税交渉で合意したと発表しています。自動車および自動車部品の関税が25%から15%に引き下げられることとなりました。

ソフトバンク(9434、前回4位)が3位にランクインしました。7月16日に開催された法人向けイベント「SoftBank World 2025」では、AIサービスの開発状況が説明されました。

日産自動車(7201、前回26位)が4位にランクインしました。日産自動車が7月30日に発表した2025年4-6月期の連結決算は、最終損益が1,157億円の赤字となりました。最終損益の赤字は4四半期連続となります。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306、前回11位)が5位にランクインしました。三菱UFJフィナンシャル・グループは7月22日に「Investors Day」を開催しました。同社が掲げる中長期のROE(自己資本利益率)目標12%を、各事業本部長がしっかりと認識している点が全体を通して確認できました。

前回(2025年6月分)から、10位以上順位を上げた銘柄は、4位の日産自動車、8位のキリンホールディングス(2503、前回22位)、11位のオリエンタルランド(4661、前回30位)、14位のセブン&アイ・ホールディングス(3382、前回圏外)、15位のヤクルト本社(2267、前回73位)、18位のアサヒグループホールディングス(2502、前回圏外)の6銘柄でした。

野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課(2025年8月7日時点)

※この記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。また、将来の投資成果を示唆または保証するものでもございません。銘柄の選択、投資の最終決定はご自身のご判断で行ってください。

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