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2018.05.21 NEW80年代生まれのリアル

「5万円の臨時収入」80年代生まれはどう使う? またお金があれば、欲しいものとは?

「5万円の臨時収入」80年代生まれはどう使う? またお金があれば、欲しいものとは?のイメージ

5万円の臨時収入があれば、あなたはそのお金をどう使いますか? 調査から見えてくる若手世代とシニア世代のギャップや、消費傾向の変化を紹介。

20代では臨時収入を「○○」するのが48.3%で最多!

あなたにもし5万円の臨時収入があったらどうしますか? 明治安田生命が20代から70代の幅広い世代を対象に行ったアンケート調査によると、「貯金する」と答えた人が全体の42.3%。
世代別に見ると、「貯金」と回答した割合は20代が48.3%で最も高く、次いで高いのが40代の47.2%。30代は41.7%と、10人のうち4人程度が“貯金派”という結果となっている(図1)。

実際に、周囲の20代から30代の友人たちにこの質問をしてみると、「とりあえず貯金かな」という“貯金派”と、「欲しい服を買う」「家族で食事に」「スマホやPCを買い換える足しに」といった“使う派”が半々程度。

臨時収入の5万円を4割から5割の人が貯金する。そんな20代、30代の堅実な消費傾向は、多くの人にとっても納得感があるものではないだろうか。

同様の調査で60代以上の世代を見ると、60代では“貯金派”が39.4%、70代で33.3%となっており、60代の24.4%、70代の33.9%が「旅行に行く」と回答。巷でよく言われるこうした「アクティブシニア」層の方が、若者よりも高い消費意欲を持っていることがわかる。

図1:5万円の臨時収入をどうする?
図1:5万円の臨時収入をどうする?

出典:明治安田生命「シニア層と若年層の世代間ギャップに関するアンケート調査」
※全国の20~79歳の男女1080人を対象にしたインターネット調査。2016年8月6日~8月7日に実施。

若者の「○○離れ」は、欲しくないわけじゃない?

また、同じ明治生命による消費意欲に関する調査で「欲しいもの・したいこと」を聞いたところ、全世代平均では「家電」(の購入)が34.4%でトップに。次いで、「海外旅行」31.0%、「車」(の購入)26.0%となっており、30代男性でも32.2%が「車」(の購入)と答えている(図2)。

ちなみに「車」(の購入)と答えた人は20代男性でも20%を占め、「家電」(の購入)に次いで高い割合に。もう何年も前から「若者のクルマ離れ」と言われるものの、現在の20代、30代といった世代も、単純にクルマに興味がないわけではないようだ。彼らはクルマ自体に興味はあるものの“所有することを贅沢”と捉え、購入に二の足を踏んでいるだけと言えるのかもしれない。

一方で、質問に対して「わからない」と答えている人は、20代男性で26.7%と全世代を通じて圧倒的に高い割合となっている。
社会保障や雇用に対する不安から、どうしても節約志向になりがちな20代、30代の消費傾向。加えて、そもそも“したいことや欲しいものがない”という人が多いという点も、現在の若者の消費傾向に見られる特徴のようだ。

図2:消費傾向(欲しいもの・したいと思うこと)
図2:消費傾向(欲しいもの・したいと思うこと)

出典:明治安田生命「シニア層と若年層の世代間ギャップに関するアンケート調査」
※全国の20~79歳の男女1080人を対象にしたインターネット調査。2016年8月6日~8月7日に実施。

90年代に入って顕著になった30代の“節約志向”

では、ここまでに見てきた20代、30代といった若手世代の消費傾向は、時代によってどのように変化してきたのだろうか。

総務省が5年おきに実施している「全国消費実態調査」によると、可処分所得に占める消費支出の割合である「平均消費性向」(二人以上の勤労者世帯)は、1984年には全世帯平均で86.2%。それが2014年では78.4%まで落ち込んでいる。

特に、30~34歳の世帯では、1984年が87.1%だったのに対して、2014年は73.8%と全世代で「平均消費性向」が最も低くなっている。その落ち込み幅は13.3%なので、月の手取りが40万円の世帯なら単純計算で約5万円。あくまでも平均値なので一概には言えないものの、全体的な傾向を見ると1984年と比べて年間約60万円も、30~34歳世帯では消費支出が減少しているというわけだ。

対して、60~64歳のシニア世代を見ると、1984年には若手世代を下回っていた「平均消費性向」の数値が1999年頃から逆転し、2014年ではグンと高くなっている。

将来の不安や日々の生活に備え、堅実な消費に徹する若手世代と、意欲的に消費し人生を楽しむシニア世代。こと消費に関していえば、それが現代のリアルと言えそうだ。

図3:年齢層別の平均消費性向の推移
図3:年齢層別の平均消費性向の推移

出典:消費者庁「平成29年版 消費者白書」
※総務省「全国消費実態調査」により作成。
※二人以上世帯のうち勤労者世帯の可処分所得に占める消費支出の割合を記載。

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