2025.10.15 NEW

野村證券のNISA「成長投資枠」で買われた個別銘柄人気ランキング(2025年9月分)

野村證券のNISA「成長投資枠」で買われた個別銘柄人気ランキング(2025年9月分)のイメージ

2025年9月の日本株は、TOPIX(東証株価指数)と日経平均株価がともに6ヶ月続伸となり、過去最高値を更新しました。生成AIをテーマとした米国のハイテク株の上昇や、日本の次期政権による財政拡張的な政策への期待などを背景に、日本株の上昇が続きました。日本銀行によるETF(上場投資信託)の売却発表を受けた株価下落は一時的にとどまりました。

今回は、2025年9月1日〜9月30日の期間に、野村證券のNISA(少額投資非課税制度)口座の成長投資枠で買われた銘柄の中から、約定件数順に上位20銘柄を紹介します。

野村證券のNISA口座の「成長投資枠」で買われた銘柄の約定件数ランキング(2025年9月分)
順位 銘柄コード 銘柄名 前回 順位
1位 9432 NTT 1位
2位 8729 ソニーフィナンシャルグループ 圏位
3位 9434 ソフトバンク 3位
4位 8267 イオン 4位
5位 5016 JX金属 9位
6位 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 2位
7位 7203 トヨタ自動車 5位
8位 6594 ニデック 圏位
9位 5401 日本製鉄 13位
10位 3350 メタプラネット 10位
11位 9433 KDDI 33位
12位 4503 アステラス製薬 17位
13位 6758 ソニーグループ 43位
14位 7011 三菱重工業 7位
15位 4661 オリエンタルランド 32位
16位 7272 ヤマハ発動機 6位
17位 409A オリオンビール 圏位
18位 7453 良品計画 24位
19位 4502 武田薬品工業 40位
20位 6501 日立製作所 11位

(注1)2025年9月1日〜9月30日の期間で、野村證券のNISA口座の成長投資枠で買われた銘柄のランキング。ランキングは約定件数ベース。1位〜20位までを掲載。前回順位が100位以内でない銘柄は「圏外」と表記している。
(注2)諸般の事情により特定の銘柄をリストから削除している場合がある。
(出所)野村證券投資情報部作成

トップ5はNTT、ソニーFG、ソフトバンク、イオン、JX金属

上位5銘柄とそれぞれの銘柄の直近までのトピックについて紹介します。NTT(9432、前回1位)は、今回も1位となりました。NTTは9月29日、2026年4月1日からメタル回線(銅回線)を使用する固定電話の基本料金を引き上げること、ならびに2027.3期からメタル回線を使用した固定電話の段階的縮小のスケジュールを公表しました。

ソニーフィナンシャルグループ(8729、前回圏外)は2位となりました。ソニーFGは9月29日、「スピンオフ(分離・独立)」という手法で東証プライム市場に上場しました。

ソフトバンク(9434、前回3位)は3位となりました。ソフトバンクは、9月25日からワイモバイルの新規加入料金を値上げしました。

イオン(8267、前回4位)は4位となりました。イオンは2025年9月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の株式分割を実施しました。個人投資家のさらなる拡大を目指しています。

JX金属(5016、前回9位)は5位となりました。JX金属は10月8日、データセンターや通信インフラ向けの光デバイスに使用されるインジウムリン基板の生産能力について、増強のための追加投資を発表しました。

前回(2025年8月分)から、10位以上順位を上げた銘柄は、2位のソニーフィナンシャルグループ(前回圏外)、8位のニデック(6594、前回圏外)、11位のKDDI(9433、前回33位)、13位のソニーグループ(6758、前回43位)、15位のオリエンタルランド(4661、前回32位)、17位のオリオンビール(409A、前回圏外)、19位の武田薬品工業(4502、前回40位)の7銘柄でした。

野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課(2025年10月14日時点)

※この記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。また、将来の投資成果を示唆または保証するものでもございません。銘柄の選択、投資の最終決定はご自身のご判断で行ってください。

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