2026.06.05 NEW
野村證券で買われた高配当株人気ランキング(2026年3月〜5月)
日本株、3月急落後に最高値更新 半導体・AI関連株がけん引
集計期間中(2026年3月1日〜5月31日)の日本株は、3月に大きく下落した後、4月から5月にかけて最高値を更新しました。2026年3月の日本株は、TOPIX(東証株価指数)、日経平均株価ともに大幅に反落しました。米国・イスラエルとイランとの軍事対立が長期化するとの見方から、原油価格が急騰しました。グローバル景気が鈍化するとの懸念が強まり、日本株は大幅に下落し、2026年初からの上昇分の大半を失いました。2026年4月の日本株は、中東情勢に左右されながらも、TOPIX、日経平均株価ともに反発しました。特に、半導体・AI関連株に支えられた日経平均株価は、月半ばから伸び悩んだTOPIXとは対照的に上昇を続け、下旬には初の6万円台を記録しました。2026年5月の日本株は、4月と同様に中東情勢を見極める展開となる中、半導体・AI関連株に支えられ、TOPIX、日経平均株価ともに続伸しました。月末には終値ベースで過去最高値を更新しました。4月ほどではないものの、日経平均株価がTOPIXを大幅にアウトパフォームする構図は変わりませんでした。
今回は集計期間中に、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄のうち、2026年6月3日終値時点で今期の予想配当利回りが3%以上の銘柄を抽出しました。約定件数順に上位20銘柄を紹介します。
| 順位 | 銘柄 コード |
銘柄名 | 株価終値 6月3日 |
予想1株当たり 年間配当金 |
予想配当利回り | 今期決算期 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| (円) | (円) | (%) | ||||
| 1位 | 9432 | NTT | 147.8 | 5.4 | 3.65 | 2027.3期 |
| 2位 | 7203 | トヨタ自動車 | 2,881.0 | 100 | 3.47 | 2027.3期 |
| 3位 | 8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 3,137 | 96 | 3.06 | 2027.3期 |
| 4位 | 5401 | 日本製鉄 | 546.7 | 24 | 4.39 | 2027.3期 |
| 5位 | 7267 | 本田技研工業 | 1,496.5 | 70 | 4.68 | 2027.3期 |
| 6位 | 8729 | ソニーフィナンシャルグループ | 140.0 | 8 | 5.71 | 2027.3期 |
| 7位 | 4568 | 第一三共 | 2,517.0 | 100 | 3.97 | 2027.3期 |
| 8位 | 9434 | ソフトバンク | 218.7 | 8.8 | 4.02 | 2027.3期 |
| 9位 | 6902 | デンソー | 1,926.0 | 74 | 3.84 | 2027.3期 |
| 10位 | 9201 | 日本航空 | 2,610.0 | 96 | 3.68 | 2027.3期 |
| 11位 | 2914 | 日本たばこ産業 | 6,112 | 242 | 3.96 | 2026.12期 |
| 12位 | 2502 | アサヒグループホールディングス | 1,490.0 | 52 | 3.49 | 2026.12期 |
| 13位 | 7751 | キヤノン | 4,433 | 160 | 3.61 | 2026.12期 |
| 14位 | 8593 | 三菱HCキャピタル | 1,265.0 | 51 | 4.03 | 2027.3期 |
| 15位 | 5938 | LIXIL | 1,706.5 | 90 | 5.27 | 2027.3期 |
| 16位 | 4204 | 積水化学工業 | 2,422.0 | 81 | 3.34 | 2027.3期 |
| 17位 | 7272 | ヤマハ発動機 | 1,281.5 | 50 | 3.90 | 2026.12期 |
| 18位 | 8303 | SBI新生銀行 | 1,392.0 | 42 | 3.02 | 2027.3期 |
| 19位 | 9104 | 商船三井 | 5,459 | 205 | 3.76 | 2027.3期 |
| 20位 | 9107 | 川崎汽船 | 2,576.0 | 120 | 4.66 | 2027.3期 |
(注1)2026年3月1日〜5月31日の期間に、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄の約定件数ランキング。20位までを掲載。今期予想配当利回りが2026年6月3日終値時点で3%以上だった銘柄のみ(小数点第3位を四捨五入)。1株当たり年間配当金の予想は東洋経済新報社によるもので、予想値がレンジの場合は下限値を採用。
(注2)諸般の事情により、特定の銘柄をリストから削除している場合がある。
(出所)東洋経済新報社より野村證券投資情報部作成
トップ5は、NTT、トヨタ、三菱UFJ、日本製鉄、ホンダ
上位5銘柄と、それぞれの概要を紹介します。NTT(9432)が1位となりました。同社は日本国内で固定通信、携帯通信事業、不動産事業を手掛けるほか、国内外でデータ通信事業やデータセンター事業を営んでいます。
トヨタ自動車(7203)が2位となりました。販売台数、利益ともに世界トップクラスの自動車メーカーです。日本や東南アジア、中近東で特にシェアが高く、高収益の源泉となっています。ハイブリッド車など次世代技術でも先行しています。高水準のネットキャッシュなど強固な財務体質や、グループ内に有力なサプライヤーを多数持つ点も特徴です。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が3位となりました。国内最大の金融グループで、国際展開に強みがあります。国際部門の利益(営業純益)寄与は4割以上の規模です。東南アジアの地場行を傘下に持ち、国際業務の展開は質の面でも他の邦銀と異なります。
日本製鉄(5401)が4位となりました。粗鋼生産の国内シェアは45%で、世界でも上位です。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管などで世界有数の企業です。
本田技研工業(7267)が5位となりました。四輪車だけでなく、二輪車、船外機、発電機、航空機など、エンジンを搭載した多彩な商品を展開している点が特徴です。特に二輪車事業は世界シェアが3分の1以上で、2位以下を大きく引き離す高収益事業です。
東証33業種別でみると、輸送用機器が4銘柄と多く入りました。具体的には、トヨタに加えて、本田技研工業(7267)が5位、デンソー(6902)が9位、ヤマハ発動機(7272)が17位に入りました。
野村證券投資情報部(2026年6月3日時点)
※この記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではありません。また、将来の投資成果を示唆または保証するものではありません。銘柄の選択、投資の最終決定はご自身のご判断で行ってください。
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