2026.08.13 NEW
野村證券で買われた高配当株人気ランキング(2026年5月〜7月)
2026年5~7月の日本株、半導体・AI関連株が上昇後に急落
集計期間中(2026年5月1日~7月31日)の日本株は、5~6月に半導体・AI関連株をけん引役として上昇しましたが、7月には同関連株が急落し、主要株価指数の動きが分かれました。2026年5月の日本株は、4月と同様に中東情勢を見極める展開となる中、半導体・AI関連株に支えられ、TOPIX(東証株価指数)、日経平均株価ともに続伸しました。4月ほどではないものの、日経平均株価がTOPIXを大幅にアウトパフォームする構図は変わりませんでした。6月の日本株は、TOPIXと日経平均株価がそろって続伸しました。株価上昇は引き続き半導体・AI関連株の寄与が大きく、4~5月と同様、日経平均株価がTOPIXを大きく上回りました。中東情勢の緊張緩和への期待も、株価を支えました。7月の日本株は、TOPIXは小幅に続伸し、月末値として初めて4,000ポイントを上回りました。一方、日経平均株価は大幅に下落し、一時は6万円割れに迫りました。米国のハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)と中国のAI企業との競争激化や過剰投資への懸念から、半導体・AI関連株が急落しました。
今回は集計期間中に、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄のうち、2026年8月7日終値時点で今期の予想配当利回りが3%以上の銘柄を抽出しました。約定件数順に上位20銘柄を紹介します。
| 順位 | 銘柄 コード |
銘柄名 | 株価終値 8月7日 |
予想1株当たり 年間配当金 |
予想配当利回り | 今期決算期 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| (円) | (円) | (%) | ||||
| 1位 | 9432 | NTT | 158.5 | 5.4 | 3.41 | 2027.3期 |
| 2位 | 7203 | トヨタ自動車 | 2,980.0 | 100 | 3.36 | 2027.3期 |
| 3位 | 5401 | 日本製鉄 | 697.5 | 24 | 3.44 | 2027.3期 |
| 4位 | 9434 | ソフトバンク | 230.9 | 8.8 | 3.81 | 2027.3期 |
| 5位 | 8729 | ソニーフィナンシャルグループ | 152.6 | 8.0 | 5.24 | 2027.3期 |
| 6位 | 2914 | 日本たばこ産業 | 7,108 | 272 | 3.83 | 2026.12期 |
| 7位 | 4568 | 第一三共 | 2,752.0 | 100 | 3.63 | 2027.3期 |
| 8位 | 7267 | 本田技研工業 | 1,683.0 | 70 | 4.16 | 2027.3期 |
| 9位 | 8593 | 三菱HCキャピタル | 1,446.5 | 51 | 3.53 | 2027.3期 |
| 10位 | 2502 | アサヒグループホールディングス | 1,694.5 | 57 | 3.36 | 2026.12期 |
| 11位 | 1605 | INPEX | 3,499 | 108 | 3.09 | 2026.12期 |
| 12位 | 5411 | JFEホールディングス | 1,865.5 | 80 | 4.29 | 2027.3期 |
| 13位 | 3231 | 野村不動産ホールディングス | 903.8 | 44 | 4.87 | 2027.3期 |
| 14位 | 9021 | 西日本旅客鉄道 | 2,926.0 | 97.5 | 3.33 | 2027.3期 |
| 15位 | 6902 | デンソー | 1,929.5 | 74 | 3.84 | 2027.3期 |
| 16位 | 8766 | 東京海上ホールディングス | 7,939 | 245 | 3.09 | 2027.3期 |
| 17位 | 7751 | キヤノン | 4,635 | 160 | 3.45 | 2026.12期 |
| 18位 | 4523 | エーザイ | 4,778 | 160 | 3.35 | 2027.3期 |
| 19位 | 4502 | 武田薬品工業 | 5,540 | 204 | 3.68 | 2027.3期 |
| 20位 | 4204 | 積水化学工業 | 2,684.5 | 81 | 3.02 | 2027.3期 |
(注1)2026年5月1日〜7月31日の期間に、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄の約定件数ランキング。20位までを掲載。今期予想配当利回りが2026年8月7日終値時点で3%以上だった銘柄のみ(小数点第3位を四捨五入)。1株当たり年間配当金の予想は東洋経済新報社によるもので、予想値がレンジの場合は下限値を採用。
(注2)諸般の事情により、特定の銘柄をリストから削除している場合がある。
(出所)東洋経済新報社より野村證券投資情報部作成
トップ5は、NTT、トヨタ、日本製鉄、ソフトバンク、ソニーFG
上位5銘柄と、それぞれの概要を紹介します。NTT(9432)が1位となりました。同社は日本国内で固定通信、携帯通信事業、不動産事業を手掛けるほか、国内外でデータ通信事業やデータセンター事業を営んでいます。
トヨタ自動車(7203)が2位となりました。同社は販売台数、利益ともに世界トップクラスの自動車メーカーです。日本や東南アジア、中近東で特にシェアが高く、高収益の源泉となっています。ハイブリッド車など次世代技術でも先行しています。高水準のネットキャッシュなど強固な財務体質や、グループ内に有力なサプライヤーを多数持つ点も特徴です。
日本製鉄(5401)が3位となりました。同社の粗鋼生産の国内シェアは45%で、世界でも上位です。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管などで世界有数の企業です。
ソフトバンク(9434)が4位となりました。同社は国内で携帯・固定通信事業を営み、2020.3期から現LINEヤフーを連結子会社化しています。携帯事業では、割安スマホ市場で高い競争力を有するY!mobile、データ無制限プランを主力とするSoftBank、オンライン専門のLINEMOの3ブランドを展開しています。
ソニーフィナンシャルグループ(8729)が5位となりました。同社は1979年設立のソニー生命による生命保険事業を祖業とする金融持ち株会社です。
東証33業種別でみると、輸送用機器と医薬品が3銘柄と多く入りました。輸送用機器からは、トヨタ自動車に加えて、本田技研工業(7267)が8位、デンソー(6902)が15位に入りました。医薬品からは、第一三共(4568)が7位、エーザイ(4523)が18位、武田薬品工業(4502)が19位に入りました。
野村證券投資情報部(2026年8月10日時点)
※この記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではありません。また、将来の投資成果を示唆または保証するものではありません。銘柄の選択、投資の最終決定はご自身のご判断で行ってください。
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