従業員持株会

従業員持株会とは

従業員持株会は、従業員が自分の勤めている企業の株式を定期的に購入し、従業員の中長期的な資産形成を支援する制度です。
(持株会には従業員持株会の他に、役員を対象にした役員持株会・拡大従業員持株会などがあります。)

従業員持株会のしくみ

従業員持株会は民法に基づいて設立される組合で、従業員の資産形成を支援する制度として、ほとんどの上場企業で導入されています。
従業員持株会は、給与もしくは賞与から天引きされた従業員一人一人の投資金額をまとめ、窓口となって自社株を購入しています。

図:従業員持株会のしくみ

企業にとっての導入メリット

  • 福利厚生制度を充実させることにより従業員の企業に対しての忠誠心が高まります。
  • 株主構成を安定させて将来的な敵対的買収者に対する抑止力や安定的な株価形成が期待されます。

従業員にとってのメリット

  • 1,000円からはじめられます
    1口の単位は1,000円と少額からはじめられます。少ない金額で自社株を購入できる従業員ならではのメリットです。
  • 給料・ボーナスからの天引き
    毎月の給料、またはボーナスからの天引きですから、わずらわしさが全くありません。知らず知らずのうちに、持株数が増えていきます。
  • 奨励金が支給される場合があります
    毎月の積立金に対して、企業によって奨励金が支給される場合があります。

野村の持株会サービスの特徴

  • 企業への情報提供
    各社での取組みや旬な話題をご提供する情報誌を定期的に制作して、企業様にご提供
  • 制度紹介DVD
    従業員向けの説明会に活用できる説明用動画をご提供
  • Webによるサポート
    企業様向けに、各種申請のとりまとめと承認、会員情報・拠出明細等確認ができるWebサービス
    会員様(従業員持ち株会に入会された従業員様)向けに、持株残高照会・各種申請・証券口座作成等が可能なWebサービス
  • 持株会により異なります

お申し込みについて

入会資格 各持株会の規約で定めることができます。
株式の購入と管理 従業員持株会では、会員各人が拠出した資金をまとめて、ひとつの持株会口座で自社株を一定金額で毎月継続して購入します。
配当 配当は会員各人の持ち分に応じて配分され、再投資されます。
残高報告 年2回、持株会事務局から残高明細書が届けられるほか、専用Webサイトにていつでもご確認いただくことが可能です。
  • 持株会により異なります。
株式の引き出し 会員各人の持ち分は売買単位株に達すると、個人口座に引出すことが出来ます。
  • 野村證券に証券口座が必要です。

退会について

退会時には、会員各人の持ち分を個人口座に引出していただくこととなります。

  • 野村證券に証券口座が必要です。
  • 詳細は持株会規約によります。

野村證券が持株会事務を受託している企業の従業員様を対象とした持株会の情報サービスサイト


  • 法令・諸規則等の変更により、予告無く内容を変更する場合があります。
  • 本ページの全部また一部は、証券業務とは異なる業務です。