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疲労の原因は“デジタル疲れ”かも? デジタルデトックスのすすめ

疲労の原因は“デジタル疲れ”かも? デジタルデトックスのすすめのイメージ

コロナ禍での“巣ごもり”やテレワークの拡大で、デジタル機器を使う時間が増えている。株式会社PR TIMESが実施した「スマートフォン利用に関する生活者実態調査(注1)」によると、自分で意識しているスマホの使用時間の平均は1日4時間9分であるのに対し、実態は6時間58分と、自分が感じている使用時間に対して3時間近くの差が生じている。実際に自分がどれぐらいの時間、スマホの画面を見ているかは設定アプリなどから端末で確認することが可能だ。限られた時間をスマホで浪費していることに、愕然とする人は多いのではないだろうか。

デジタル機器に時間を奪われがち、あるいは自分が依存気味だと感じる人は、あえてデジタル機器と距離を置く「デジタルデトックス」を取り入れてみてもよいだろう

「デジタルデトックス」とは

デジタル機器やサービスなどに囲まれた生活は、家にいながらさまざまな情報収集やコミュニケーション、買い物、エンターテインメントなどを楽しめて便利な反面、身体にも影響が及ぶ。たとえば、利用時間が長くなるほど依存気味になったり、ドライアイや視力低下、眼精疲労といった眼の症状のほか、首・腰・肩のこりやだるさ、食欲減退やイライラといった心身の不調につながったりするおそれが指摘されている。また、頭を下げてスマホを見る姿勢を長く続けると、頭部の重心が前にずれて首に負担がかかり、首の痛みや肩こりを生じる「スマホ首」と言われる症状を引き起こしやすくなる。さらには、寝る前のスマホ利用は、ブルーライトの影響で寝つきが悪くなったり、睡眠の質を低下させたりする影響もあると言う。

こうしたデジタル機器の使い過ぎによる弊害がクローズアップされる中で注目されているのが、デジタルデトックスだ。デジタルデトックスは、デジタル機器から受けるストレスを軽減するために機器から一定期間離れることを言う。リアルな世界でのコミュニケーションや自然とのつながりを見直し、健全にデジタル機器やサービスと付き合っていく取り組みとも言えるだろう。何より、デジタル機器を見ることで失われた時間を取り戻し、豊かな時間を持つことができそうだ。

デジタルデトックスの実践法

では、デジタルデトックスを実践するにはどのような方法があるのか見ていこう。

(1)キャンプや旅で自然豊かな環境に没頭
デジタルデトックスにはさまざまなスタイルがあるが、特にデジタル機器と距離を置くおすすめの方法のひとつにキャンプがある。非日常的な空間で、電源や通信が制限されるキャンプはデジタルデトックスを実践しやすいからだ。近年は「ソロキャンプ」が流行するなど、いわゆる“おひとりさま”でも楽しめる。屋外でのキャンプに抵抗があるなら、旅に出るのもいいだろう。ただし、スマホで地図や観光情報を検索しながらあくせく散策しては意味がないので、自然豊かな環境でゆったり過ごせる計画を立てよう。ひとりでデジタル機器と距離を置くのが難しい場合は、機器を持たずに観光や野外体験、農山村体験ができるデジタルデトックスツアーなどに参加してみてはいかがだろうか。

(2)お寺に“プチ出家”で世俗からも離れる体験
心が落ち着き功徳を得られるという写経や写仏、座禅といった体験を提供しているお寺に出かけて、“プチ出家”を体験するという方法もある。体験の内容はさまざまあるが、所要時間は1時間程度からあり、予約不要の寺院もあるので気軽に参加できそうだ。余裕があれば宿泊できるお寺である「宿坊(しゅくぼう)」を訪れてみるのもいいだろう。中には、宿泊だけでなく修行体験や精進料理の食事、座禅、写経、ヨガなどの体験を提供するところもある。デジタル機器だけでなく、世俗からも離れて静寂の世界に身を置きながら、自分自身と向き合う体験は格好のデジタルデトックスになりそうだ。

(3)デジタルデトックスのためのホテルステイ
遠出をしなくても、近場のホテルステイでの非日常を味わう選択肢もある。できればコンパクトなビジネスホテルより、広めの部屋や少し贅沢なホテルを選び、デジタル機器の電源を切って、ゆったりとした時間を過ごそう。ホテルのフィットネスクラブで汗を流したり、予算が許せばスパやマッサージをしたり、レストランやルームサービスの食事を楽しむのも良さそうだ。

(4)自宅でもお手軽デジタルデトックス
デジタルデトックスはデジタル機器と距離を置きさえすればいいので、特別な場所に出かけなくても、自宅でも工夫次第で十分実現可能だ。「お風呂や寝室にはスマホを持ち込まない」「食事中はスマホを片付ける」といった小さな習慣づけから始められる。

まずは興味を持てる方法からトライしてみよう

することがないとついスマホに手が伸びてしまうので、ランニングや散歩、トレーニングなどのリフレッシュにトライしてみるのもいいだろう。ゆっくりと家族と会話したり、なかなか着手できずに先送りしていた片付けや不用品の整理に取り組んだりするのも良さそうだ。

「自宅だとつい、スマホを触ってしまいそう……」という人は、家族や友人に預けるという手もある。あるいは、スマホの設定からアプリの利用時間を制限できる機能があるので、試してみるのもいいだろう。また、使用できるアプリを制限したり、スマホに触らない時間が長いほど生き物が育つゲームをしたりして、デジタルデトックスをすることもできる。

その他にも、思い切ってスマホを持たずに外出してみてはいかがだろうか。電車内や待ち時間など、普段はスマホの画面ばかり見てしまうような時間も、周囲に目を向けることで新しい発見があるかもしれない。

「長時間スマホを見ないなんて、できるだろうか」と不安に思う人もいるだろうが、実際にやってみるとすぐに返信する必要がある連絡や頻繁に確認しなければならないSNS投稿などは思っているよりもずっと少ないことが実感できるかもしれない。同時に、それまでの自分がいかにスマホに依存していたかということや、時間を取られ過ぎていたことにも気づけるだろう。デジタルデトックスで、そのスマホ利用は本当に必要か、「時間泥棒」になっていないかを問い直すことで、限られた時間をより大切に活用していくきっかけになるだろう

デジタルデトックスには事前の計画やそれなりの出費が必要な方法もあれば、思い立ったらすぐできる手軽な方法もある。まずは興味を持てる方法からトライしてみてはいかがだろうか。

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