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2017.05.08 NEW 変革のメソッド

大事なプレゼンで失敗しない!
人前で話すプロに聞いた4つのテクニック

人前でも慌てず、落ち着いて話すアナウンサー。その秘訣をビジネスでのプレゼンでも取り入れてみよう。

誰もがやってしまうプレゼンの失敗

プレゼンの場で時間切れになってしまった、緊張のあまり思うように話せなかった、といった悔しい経験をしている人は少なくないだろう。プレゼンの企画書は準備万端だったのに、なぜプレゼンが失敗してしまうのか。
それは、プレゼンとは「何を伝えるかをまとめる企画書」と「どのように伝えるかの話し方」の2つで構成されていることを忘れているからだ。誰もが陥りやすいダメなプレゼンは、企画書の部分にばかり注意がいき、どのように伝えるかという話し方の部分を疎かにしていることが多い。

スティーブ・ジョブスのようなプレゼンの達人も、どのように伝えるかをしっかりと練り上げ、繰り返しリハーサルをしているという。この話し方の部分を改善することで、プレゼンの失敗を大幅に減らすことができるようになる可能性が高い。そこで、「伝え方」について話し方のプロであるアナウンサーの心構えを参考にしてみたいと思う。

しゃべりのプロが実践している4つの基本

「台本を読むだけがアナウンサーの仕事ではありません。同様に企画書を読むだけならプレゼンターは必要ありません」とフリーアナウンサーの大橋照子氏は言う。そんな彼女に、失敗しないプレゼンのために何を実践すべきか聞いてみたところ、4つのポイントを教えてくれた。

  1. 必ず原稿を用意する

    企画書とは別に原稿を作る。「しゃべりのプロ」のアナウンサーですら、絶対に失敗できない仕事では原稿を用意する。そして、原稿は何度も声に出して読み、ほとんど原稿を見なくても話せるようになるまで繰り返すという。原稿は用意するが、それをそのまま読んではいけない。原稿を覚えてしまうまで練習するのがポイントだ。相手の顔を見ながらのプレゼンは説得力が違う。また、相手を和ませるジョークや、相手を引き付けるエピソードを「あらかじめ用意」しておくと、レベルがぐっとあがる。
  2. 滑舌よくしゃべるための発声練習

    滑舌よくはっきりとした声で話すことは、プレゼンでの最低限のスキルだ。上手なアナウンサーは、毎日の発声練習を欠かさない人が多い。そこで、アナウンサーに習って「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ」の発声練習をやってみるとよい。「ア行」からはじめて「バ行」「パ行」まで行うこと。できるだけ大きく口を開けて大きな声を心掛ければ、口の周りの筋肉がほぐれ、声帯を鍛えることができる。プレゼンの2~3日前から朝晩行うだけでも、声にツヤやハリが出てくるはずだ。
  3. リハーサルで所作を確認

    自分のプレゼンを、リハーサルのつもりで誰かに聞いてもらうとよい。リハーサルが終わったら、所作の印象など率直な感想を聞いてみよう。何か指摘があれば、本番までに直しておくこと。また、ボイスレコーダーで録音したものを聞き直してみて、「あー」「えー」といった口癖が多くないかもチェックし改善しよう。これは、自分の声を聴くのを恥ずかしがって、やらない人が多いが、絶大な効果があるのでぜひとも実施して欲しい。
  4. 緊張しないためのトレーニング

    深呼吸には、副交感神経を優位にして緊張をほぐす効果がある。大きく息を吸い、脳にゆっくり酸素を送っているところを想像し、肩→胸→おなかの順で力を抜いて、上半身の力を地面に流すところをイメージする。この一連の動作を「5秒間でできる」まで練習する。

どんな企画書を作るかはもちろん重要だが、どのように伝えるかという話し方も同じくらい大切だ。魅力ある企画内容を伝えるためにも、話し方の4つの基本を身に着け、プレゼンを成功に導こう。

監修:大橋 照子(おおはし てるこ)

フリーアナウンサー。
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI、当時は日本短波放送)の局アナとして入社。その後、フリーとなる。現在は「大橋照子のドキドキラジオ」(ラジオNIKKEIモバイル、PCオンデマンド放送)、「私の書いたポエム」日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)を担当するほか、話し方研修会の講師を務める。著書に「大橋照子の話し方教室」(日本経済新聞社)などがある。

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