2025.06.04 NEW

野村證券のNISA「成長投資枠」で買われた個別銘柄人気ランキング(2025年5月分)

野村證券のNISA「成長投資枠」で買われた個別銘柄人気ランキング(2025年5月分)のイメージ

2025年5月の日本株は、TOPIX(東証株価指数)および日経平均株価がともに続伸しました。米国の関税に関する報道により、投資家が一喜一憂する場面も見られましたが、トランプ政権と中国政府との間で90日間の関税引き下げが合意されたことが好感され、月央にかけて上昇しました。

今回は、2025年5月1日〜5月31日の期間に、野村證券のNISA(少額投資非課税制度)口座の成長投資枠で買われた銘柄の中から、約定件数順に上位20銘柄を紹介します。

野村證券のNISA口座の「成長投資枠」で買われた銘柄の約定件数ランキング(2025年5月分)
順位 銘柄コード 銘柄名 前回順位
1位 9432 日本電信電話 1位
2位 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 2位
3位 5401 日本製鉄 20位
4位 9434 ソフトバンク 10位
5位 3350 メタプラネット 39位
6位 6981 村田製作所 30位
7位 7203 トヨタ自動車 3位
8位 4503 アステラス製薬 17位
9位 7011 三菱重工業 12位
10位 7272 ヤマハ発動機 15位
11位 4502 武田薬品工業 31位
12位 1605 INPEX 9位
13位 5020 ENEOSホールディングス 26位
14位 7201 日産自動車 16位
15位 4506 住友ファーマ 57位
16位 8058 三菱商事 6位
17位 4661 オリエンタルランド 35位
18位 9348 ispace 圏外
19位 9501 東京電力ホールディングス 45位
20位 8316 三井住友フィナンシャルグループ 4位

(注1)2025年5月1日〜5月31日の期間で、野村證券のNISA口座の成長投資枠で買われた銘柄のランキング。ランキングは約定件数ベース。1位〜20位までを掲載。前回順位が100位以内でない銘柄は「圏外」と表記している。
(注2)ispaceは、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載あり。
(注3)諸般の事情により特定の銘柄をリストから削除している場合がある。
(出所)野村證券投資情報部作成

前月に続き、NTTが1位にランクイン

日本電信電話(NTT、9432)が1位にランクインしました。同社は5月8日に、上場子会社であるNTTデータグループ(9613)を完全子会社化すると発表しました。また、5月29日にはSBIホールディングス(8473)との資本業務提携も発表しています。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が2位にランクインしました。同社は5月15日の引け後に2025.3期決算を発表しました。また、上限2,500億円の自社株買いを実施することも公表しました。

日本製鉄(5401)が3位にランクインしました。トランプ大統領は、5月30日にペンシルベニア州のUSスチールの製鉄所で演説し、日本製鉄とUSスチールのパートナーシップに対して強い支持を表明しました。

ソフトバンク(9434)が4位にランクインしました。同社が5月8日引け後に発表した2025年1-3月期の営業利益は1,672億円となり、野村予想の1,800億円を下回りました。2026.3期の会社計画の営業利益も野村予想を若干下回りました。

メタプラネット(3350)が5位にランクインしました。同社をはじめとする暗号資産関連株の株価は、集計対象期間中に乱高下が続きました。

前回(2025年4月分)から、10位以上順位を上げた銘柄は、日本製鉄(前回20位)、メタプラネット(同39位)、6位の村田製作所(6981、同30位)11位の武田薬品工業(4502、同31位)、13位のENEOSホールディングス(5020、同26位)、15位の住友ファーマ(4506、同57位)、17位のオリエンタルランド(4661、同35位)、18位のispace(9348、圏外)、19位の東京電力ホールディングス(9501、同45位)の9銘柄でした。

野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課(2025年6月3日時点)

※本記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。また、将来の投資成果を示唆または保証するものでもございません。銘柄の選択、投資の最終決定はご自身のご判断で行ってください。

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