2025.09.04 NEW

野村證券のNISA「成長投資枠」で買われた個別銘柄人気ランキング(2025年8月分)

野村證券のNISA「成長投資枠」で買われた個別銘柄人気ランキング(2025年8月分)のイメージ

2025年8月の日本株は、TOPIX(東証株価指数)および日経平均株価がともに5ヶ月連続で上昇し、18日には過去最高値を更新しました。米国の関税に関する不透明感が後退したことや、米国での利下げへの期待が高まったことから、月前半は日本株が上昇基調となりました。株価の上昇ペースが速かったため、月後半は上値が重くなりましたが、高値圏での株価推移が続きました。

今回は、2025年8月1日〜8月31日の期間に、野村證券のNISA(少額投資非課税制度)口座の成長投資枠で買われた銘柄の中から、約定件数順に上位20銘柄を紹介します。

野村證券のNISA口座の「成長投資枠」で買われた銘柄の約定件数ランキング(2025年8月分)
順位 銘柄コード 銘柄名 前回順位
1位 9432 NTT 1位
2位 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 5位
3位 9434 ソフトバンク 3位
4位 8267 イオン 9位
5位 7203 トヨタ自動車 2位
6位 7272 ヤマハ発動機 12位
7位 7011 三菱重工業 6位
8位 2897 日清食品ホールディングス 27位
9位 5016 JX金属 72位
10位 3350 メタプラネット 21位
11位 6501 日立製作所 圏外
12位 3382 セブン&アイ・ホールディングス 14位
13位 5401 日本製鉄 17位
14位 9501 東京電力ホールディングス 16位
15位 402A アクセルスペースホールディングス 圏外
16位 2267 ヤクルト本社 15位
17位 4503 アステラス製薬 7位
18位 8410 セブン銀行 91位
19位 8593 三菱HCキャピタル 38位
20位 4689 LINEヤフー 圏外

(注1)2025年8月1日〜8月31日の期間で、野村證券のNISA口座の成長投資枠で買われた銘柄のランキング。ランキングは約定件数ベース。1位〜20位までを掲載。前回順位が100位以内でない銘柄は「圏外」と表記している。
(注2)アクセルスペースホールディングスは継続企業の前提に関する重要事象等の記載あり。
(注3)諸般の事情により特定の銘柄をリストから削除している場合がある。
(出所)野村證券投資情報部作成

トップ3はNTT、三菱UFJ、ソフトバンク

NTT(9432、前回1位)は、今回も1位となりました。NTTが8月6日に発表した2025年4-6月期決算では、営業利益が前年同期比7%減の4,052億円となり、野村予想の4,220億円を下回りました。総合ICT事業の利益が低水準にとどまりました。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306、前回5位)は2位となりました。三菱UFJが8月4日に発表した2025年4-6月期決算では、通期会社計画に対する親会社株主利益の進捗率が27%と、第1四半期としては順調に推移しています。

ソフトバンク(9434、前回3位)は3位となりました。ソフトバンクが8月5日に発表した2025年4-6月期決算では、調整後営業利益(メディア・EC(電子商取引)事業の一過性要因を除外)が前年同期比6%増の2,762億円となり、野村予想の2,680億円を上回りました。

イオン(8267、前回9位)は4位となりました。イオンは2025年9月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の株式分割を実施しました。個人投資家のさらなる拡大を目指しています。

トヨタ自動車(7203、前回2位)は5位となりました。トヨタ自動車は、株主優待として提供している電子マネーの受け取り期間を2026年2月1日に延長すると、8月25日に発表しました。

前回(2025年7月分)から、10位以上順位を上げた銘柄は、8位の日清食品ホールディングス(2897、前回27位)、9位のJX金属(5016、前回72位)、10位のメタプラネット(3350、前回21位)、11位の日立製作所(6501、前回圏外)、15位のアクセルスペースホールディングス(402A、前回圏外)、18位のセブン銀行(8410、前回91位)、19位の三菱HCキャピタル(8593、前回38位)、20位のLINEヤフー(4689、前回圏外)の8銘柄でした。

野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課(2025年9月3日時点)

※この記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。また、将来の投資成果を示唆または保証するものでもございません。銘柄の選択、投資の最終決定はご自身のご判断で行ってください。

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