2023.12.18 NEW
2023年9~11月 野村證券で買われた「予想配当利回り3%以上」銘柄トップ20
野村證券の個人口座で2023年9月1日~2023年11月30日に買われた今期の「予想配当利回り3%以上」の銘柄のうち、ランキング20位まで(約定件数ベース)を紹介します。
順位 | 銘柄コード | 銘柄名 | 株価 (12/4終値) |
予想配当利回り (%) |
予想1株当たり配当 (通期) |
今期決算期 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 1,244.0 | 3.30 | 41 | 2024.3期 |
2位 | 2914 | 日本たばこ産業 | 3,845 | 4.89 | 188 | 2023.12期 |
3位 | 7267 | 本田技研工業 | 1,489.0 | 3.90 | 58 | 2024.3期 |
4位 | 5401 | 日本製鉄 | 3,491 | 4.30 | 150 | 2024.3期 |
5位 | 5406 | 神戸製鋼所 | 1,737.5 | 5.18 | 90 | 2024.3期 |
6位 | 9104 | 商船三井 | 4,146 | 4.58 | 190 | 2024.3期 |
7位 | 5020 | ENEOSホールディングス | 581.7 | 3.78 | 22 | 2024.3期 |
8位 | 4502 | 武田薬品工業 | 4,132 | 4.55 | 188 | 2024.3期 |
9位 | 7013 | IHI | 2,818.5 | 3.55 | 100 | 2024.3期 |
10位 | 4503 | アステラス製薬 | 1,793.5 | 3.90 | 70 | 2024.3期 |
11位 | 8411 | みずほフィナンシャルグループ | 2,466.0 | 4.06 | 100 | 2024.3期 |
12位 | 1605 | INPEX | 2,034.0 | 3.64 | 74 | 2024.3期 |
13位 | 8593 | 三菱HCキャピタル | 976.0 | 3.79 | 37 | 2024.3期 |
14位 | 8058 | 三菱商事 | 6,888 | 3.05 | 210 | 2024.3期 |
15位 | 6301 | 小松製作所 | 3,784 | 3.81 | 144 | 2024.3期 |
16位 | 9107 | 川崎汽船 | 5,468 | 3.66 | 200 | 2024.3期 |
17位 | 8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 7,202 | 3.75 | 270 | 2024.3期 |
18位 | 9434 | ソフトバンク | 1,797.5 | 4.78 | 86 | 2024.3期 |
19位 | 9101 | 日本郵船 | 4,052 | 3.21 | 130 | 2024.3期 |
20位 | 5411 | JFEホールディングス | 2,154.0 | 4.64 | 100 | 2024.3期 |
注1)2023年9月1日~2023年11月30日の期間で、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄の約定件数ランキング。20位までを掲載。今期予想配当利回りが2023年12月4日時点で3%以上だった銘柄のみ。予想1株当たり配当は東洋経済新報社より。予想値がレンジの記載である場合、下限値を採用している。各種データは2023年12月4日時点
注2)本田技研工業は2023年10月1日を効力発生日として1:3の株式分割を行った。予想1株当たり配当は株式分割調整後の数値。
注3)三菱商事は2024年1月1日を効力発生日として1:3の株式分割を行う予定である。予想1株当たり配当は株式分割調整後の数値。
出所)野村證券投資情報部作成
メガバンクや高炉メーカー、海運大手などがランクイン
メガバンク3社がランキングに名を連ねています。1位は三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、11位はみずほフィナンシャルグループ(8411)、そして17位は三井住友フィナンシャルグループ(8316)です。銀行セクターの上半期決算では、大手5行全てで通期の親会社株主利益計画に対する進捗率が50%以上の水準となりました。長期金利の上昇による国内外の債券関連損失を計上しながらも、好調な本業収益や円安の影響を追い風に打ち返しました。
鉄鋼セクターからは、日本製鉄(5401)が4位、神戸製鋼所(5406)が5位、JFEホールディングス(5411)が20位にランクインしています。鉄鋼セクターの上半期決算では、中国の鋼材需給の悪化や、原料炭価格の高騰による高炉の輸出環境の悪化などが確認されました。しかし、複数の企業が経常利益予測を上方修正するなど、厳しい状況下でもセクター全体としては堅調な業績を維持しています。
海運セクターからは、商船三井(9104)が6位、川崎汽船(9107)が16位、日本郵船(9101)が19位にランクインしました。海運セクターの上半期決算では、自動車船事業の強さが再確認されました。低迷していたコンテナ船事業も、スポット(随時契約)運賃の下落に歯止めがかかり始めているようです。
(FINTOS! より転載)
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