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1,000万円以上の外貨建債券 発行体別トップ10(野村證券のオンラインサービス 2023年10~12月)

1,000万円以上の外貨建債券 発行体別トップ10(野村證券のオンラインサービス 2023年10~12月)のイメージ

野村證券のオンラインサービスで、2023年10月1日~2023年12月31日の間に購入された、約定金額が1件1,000万円以上の外貨建債券について、発行体別の約定件数のランキングをご紹介します(約定件数が同数の場合は約定金額が多い順)。

1,000万円以上の外貨建債券「発行体別・約定件数ランキング」トップ10

順位 銘柄(発行体) 通貨
1位 米国(トレジャリー) 米ドル
2位 インテル 米ドル
3位 トヨタ モーター クレジット コーポレーション 米ドル・豪ドル
4位 米州開発銀行 米ドル・メキシコペソ
5位 ソフトバンクグループ 米ドル
6位 メタ・プラットフォームズ 米ドル
7位 アンデス開発公社 米ドル・豪ドル
8位 アップル 米ドル
9位 マイクロソフト 米ドル
10位 トヨタ自動車 米ドル

※2023年10月1日~2023年12月31日の期間で野村證券の店舗【本・支店(金融商品仲介口座・一部諸法人口座等を除く)】、およびオンライン専用支店【野村ネット&コール、ほっとダイレクト】のお客様がオンラインサービスで購入された銘柄のうち、約定金額が1件1,000万円以上の銘柄について、発行体別の約定件数をランキング化(約定件数が同数の場合は約定金額が多い順)

※購入をご検討される際は、各銘柄の償還日・利回りなどに関する最新の情報をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

1位は米国国債(トレジャリー)で、2位以下には、最低投資金額が高く設定された米国の有名企業が発行する社債が多くランキング入りしています。

少額で投資できる外貨建債券のラインナップは一部の事業会社の発行する社債や国債に限定されますが、一度に1,000万円以上などといった、まとまった額で投資する際には、米国の有名企業が発行する社債などが選択肢に入ってきます。

米国国債と比べると社債は信用格付が低いことが多いため、その分利回りが高いのが一般的です。債券投資で高い利回りを目指したい方にとっては、検討の余地があるでしょう。

どの債券も為替リスク、金利変動リスクに加えて、発行体が倒産した場合のリスクがありますので、投資金額に余裕がある人が分散投資の一環で投資することが望ましいです。

米国国債の主な特徴

1位は、米国国債です。そのなかで「利付債」と呼ばれる債券は、期間中、1年間に2回の決められた額の利子(クーポン)を受け取れます。定期的に利子収入を得たい投資家にニーズがあるようです。

米国国債のなかには、ゼロクーポン債と呼ばれる債券もあります。ゼロクーポン債はストリップス債とも呼ばれます。割引きで販売され、満期になると額面の金額が受け取れる債券です。満期まで利子の受け取りが不要な投資家にニーズがあるようです。

米国金利の上昇により、ゼロクーポン債の単価が低くなったことで、個人投資家にとっての魅力が増していると思われます。

年限などで様々な種類がありますが、例えば、2053年8月に償還を迎える米国国債(ゼロクーポン債)の場合、額面100円当たり32.08円で購入でき、最終利回りは3.87%となります(2024年1月9日現在の一例。常に購入できるわけではありません)。

いずれも米国政府が利子および元本の支払(償還)を行うため、相対的に高い信用力があるのが特徴です。また、市場規模が大きく、償還より前に売却する際に流動性が高いといえるでしょう。

米ドル建社債は、投資適格債が多くランクイン

2位は、インテルです。海外の企業であっても、日本でもニュースに名前が上がりやすいグローバル企業は、企業の動向や投資判断に関する情報を得やすいというメリットがあります。6位のメタ・プラットフォーム、8位のアップルも同様でしょう。

日本企業が米ドル建ての債券を発行している例も多くあります。日本企業のほうが情報を得やすいと考える投資家のニーズがあるようです。

3位のトヨタ モーター クレジット コーポレーションは、10位のトヨタ自動車の連結子会社で、トヨタ自動車の金融事業に関連する米国法人です。

投資適格債が選ばれる一方で、5位のソフトバンクグループの格付はハイ・イールド債に分類されます。その分利回りが高く、利子収入をなるべく高く得たい人にとっての選択肢となっているようです。

外貨建債券にはさまざまな種類があり、証券会社や時期によっても購入できるラインアップが異なります。野村證券では、オンラインサービスで様々な債券について、通貨・残存期間などで絞り込み検索が可能です。

債券の手数料等およびリスクについて

債券を募集・売出し等その他、当社との相対取引によってご購入いただく場合は、購入対価のみお支払いいただきます。債券の価格は市場の金利水準の変化に対応して変動しますので、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込むことがあります。加えて、外貨建て債券は、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。
詳しくは、契約締結前交付書面、目論見書、等をよくお読みください。

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