2018.08.13 NEW
【前田裕二】日常すべてがビジネスアイデアに変わる戦略的メモ術
前田裕二 SHOWROOM株式会社 代表取締役社長
テクノロジーの進歩や景気の悪化によって、2020年以降、ビジネスの常識が変わると言われている。
そんな状況にあっては、ビジネスパーソンとしてのこれからのキャリアに悩む人も多いだろう。
そこで、常に新しい市場を開拓する注目の経営者・SHOWROOM前田裕二氏を招き、一日限定のアカデミアゼミ特別講義「2020年以降も活躍するためのビジネスサバイバル講座」を若手ビジネスパーソン向けWEBマガジン「EL BORDE」と共同開催した。業界随一の「メモ魔」として知られる前田氏のメモ術から、独自の視点を手に入れ、新しいビジネスのヒントを見つけるためのスキルを学んでいこう。
予測不可能な時代に必要とされるのは、何かに熱狂できる人
2018年の今、世界中どこにいても、ほとんどの人が常にスマホを触っています。でも、ここまでの状況を、10年前に誰が想像していたか。
しかも、これからテクノロジーは今まで以上のスピードで加速度的に進化していくことを考えると、次の10年間、いや、5年間でさえも、何が起こるのか、僕らには正確にはわかり得ません。
ただし、大きなトレンドや世の流れといった粗い粒度なら、ある程度の予測はできます。ひとつ僕が予測している流れは、「個」へのフォーカスです。これからは今以上に個人がフォーカスされる時代になる。
今までのように、自らの身を組織に委ねることで生きていけた時代が終焉を迎えつつあります。今後は、組織の中でも個人のスキルや仕事力が可視化・フィーチャーされていくし、組織の枠を超えて、プロジェクトベースで働くことも増えるでしょう。
昨今説かれているようにブロックチェーン技術が生活の至るところに染み渡り、分散型社会への変革が進めば、組織や企業という概念、枠組みさえ、薄まってしまうかもしれない。
そこで、「個」として戦う上で必要な基本姿勢やスキルを身につけていないと、気づけば時代に取り残されてしまう。僕たちは今、とてもチャレンジングな局面に立たされていると思います。
※アンケートはNewsPicksにて2018年6月25日~29日に実施。有効回答数:10~60代の男女545人
では、これからの社会において、どんな「個」が価値を持つのでしょうか。
僕は、何かに熱狂している“オタク”であることが、価値創出の根源になると考えます。あることについて、めちゃくちゃ詳しくて、好きで好きでたまらない。いつだって、ついそのことばかり考えてしまう。
たとえば、堀江さん。彼が和牛やロケットについてひとたび熱くしゃべりはじめたら、もう止まりません。こちらが羽交締めにして止めても、彼の口は止まらないでしょう(笑)。ひとつのことにそれだけの熱量を注ぎ込める人が、多くの人の共感を集め、お金も集める時代になる。
もちろん、オタクである、熱狂している、というだけでは不完全で、独自の視点やセンスも極めて重要です。単に詳しく知っている、というだけではなくて、知識を得る中で研ぎ澄まされていった各人独自の「視点」こそが価値として定義され、消費されていくのです。
たとえば、キングコングの西野亮廣さんが考案した、誰でも古本屋を出店できるプラットフォーム「しるし書店」では、普通に流通している書籍が、とある理由で、定価の何倍もの値段、時には、3万円などの高額で売れることもある。
そんな魔法のようなことが起きるのは、しるし書店が「キズ本」、すなわち、「自分なりの“しるし”を入れた本」を取り扱っているから。読み手が気になった部分にマーカーを引いたり、コメントを書いたりした古本、ということです。
ここでは、本に記載されている「情報」ではなく、読み手の「視点」に価値が見出されます。
メモは「自分にしかない視点」を見つけ出すカギ
「こんなことを考えているのは自分だけかもしれない」。ふとした瞬間に、そんなインスピレーションが湧いた経験はないでしょうか。
そんなときは、「自分が考えることなんてどうせ誰もが考えつくし、大したことじゃない」と思わず、心に浮かんだことを明確に言語化してみるべきです。その作業を繰り返すうち、本当に自分にしかない視点が見つかってくる。
そうやって、たまたま見つけた何かをビジネスアイデアに昇華させることができれば、それができない人と比べて、確実に勝率は上がります。だからこそ、日常の隅々に、これでもかというくらいに、とにかくアンテナを張りまくってほしいんです。
独自の価値ある視点やセンスを持つためには、世の中をどういうふうに切り取れば、人に面白いと感じてもらえるかを意識して学んでいく必要があります。
では、そのために何をすればいいのか。シンプルです。メモをとることです。僕の場合は、日々少しでも琴線に触れた事柄について、メモをとり続けています。
といっても、大事なのはメモのスキルでもなく、もちろん僕のフォーマットでもありません。すべては「エネルギーの源泉」があるかどうか、です。つまり、「なぜそこまでして徹底的にメモに向き合うのか」というモチベーションセッティングが何よりも重要です。
メモを通じて、自分の人生で何を達成したいか。たとえばみなさんの場合は、「予測不可能な未来を生き抜くために独自の視点やセンスを身につけ、ビジネスに生かすのだ」という目的意識の強さが肝になります。
僕のやり方を参考にしてもらう場合も、テクニカルなことはあまり気にせず、より自分の目的に沿ったかたちでカスタマイズしてもらえたら幸いです。
「ファクト」をもとに、「抽象化」し、自分のアクションに「転用」する
僕は日々、大量のメモを取っていますが、単純に起きたことや見聞きしたことだけを書いているのではありません。
メモには目的によって大きく2つに分かれます。
ひとつは、単に情報や事実を伝えたり記録したりするためのメモです。
学生時代、ある授業に対して疑問を感じていたことがあります。その先生は自分のノートを板書して、生徒はそれをノートに書き写すだけ。
もちろん、情報をまとめてわかりやすく伝えることに価値がないわけではありませんが、正直、「こんなの、人間じゃなくてもできるじゃないか」とずっと思っていました。
もうひとつのメモのあり方は、ファクトをファクトのまま伝える、という上述の概念とは真逆で、新しいアイデアや付加価値を自ら生み出すことを目的にして書く、というものです。つまり、人間にしかできないことに集中するためのメモ。
人間にしかできないこととは、情報をそのまま書き写すなどといったオペレーション作業ではなく、独自の発想やセンス、視点で、アイデアを創出すること。言い換えれば、知的生産のためにメモを使うのです。これこそ、AIに仕事が奪われると言われる今、我々が磨くべきスキルだと考えます。
ビジネスにおいては、的確に情報を伝える、情報伝達のためのメモ以上に、吸収した情報から新しいものを生み出して、アイデアに昇華していくためのメモが重要だと考えています。なぜなら、そちらのほうが希少性が高く、かつ、より大きな付加価値を生み出し得るからです。
ビジネスに限らず、僕のあらゆるアイデアは、普段無意識に感じたことに目を向けて、メモを通じて、それらを逃げずに言語化することによって生まれています。だから、僕にとってはメモすることが仕事をすることだし、少し大げさに言えば、生きることでもあるのです。
思い返せば、僕のメモ・ノート術の原体験は、小学校時代にある気がします。
小学校高学年の頃に、ノートをきれいにまとめる癖がついていました。後で見返したときにテンションが上がるように、きれいにシールを貼ったり、色分けしたり、自分なりのルールを作って、書いて、まとめる。それを見た先生が褒めてくれたのが、本当に嬉しかった。
ちなみにこのノートは、前述の切り分けでいうと「情報伝達・記録のためのノート」であり、正直アイデア創出のためのノートにはなっていませんでしたが、それでも、ノートを書くと人生が豊かになるんだ、という一定の体感値を得ることができました。
そんな原体験から試行錯誤を繰り返して、今の「知的生産のためのメモ」に落ち着いたのですが、そこでのポイントはシンプルに3点。(1)「ファクト」をもとに、(2)「抽象化」し、それを自分のアクションに(3)「転用」できるようにすることです。
書きながら思考を深めれば、「ファクト」が「アイデア」に変わる
僕は普段、モレスキンのノート、ロルバーンのメモ帳、フランクリン・プランナーの手帳という3種類のノート、そしてスマホを用途別に使い分けています。
それぞれの使い方を見ていきましょう。
まずはノート。僕はノートを見開きで使います。左側のページに書くのは「ファクト」。つまり客観的な事実です。ミーティングであれば会話の内容を書くし、仕事以外の場面で自分の心が動かされたものごとを書くこともあります。
このファクトに対して、話している具体的な内容を「抽象化」して、自分が行動できるレイヤーに「転用」するのが右側のページです。
具体的な事例で説明しましょう。取引先との打ち合わせで、「フリーペーパーを配布する際、おまけにアメをつけた」という、とあるプロモーションの話を聞きました。
「大阪のおばちゃんは、なんでもないときにも、よくアメちゃんをくれる」という話がありますが、大阪でこの「チラシと一緒にアメちゃんを配る」という施策を実施したところ、ものすごい勢いでフリーペーパーがはけた。
ところが、同じやり方を東京で試したところ、東京では大阪の3分の1の効果しかなかったそうです。
ここを素通りしない感覚がとても重要だと思っています。このファクトを抽象化して、「大阪人は東京人よりも直接的なメリットの訴求に弱い」という一つの命題を得ました。
ここからが転用、アクションです。なるほど、それであれば、僕が運営しているSHOWROOMにおいても、大阪人のそんな気質が反映されているのではないか。
実際にデータを分析してみると、大阪のユーザーの課金単価は東京に比べて低いという事実が明らかになりました。SHOWROOMの「ギフティング」という仕組みは、直接的・物理的なメリットが見えにくいので、大阪人は東京人に比べると、そこでお金を使う気にはならないのではないか。そんな仮説が出てきました。
この仮説をベースに、さらに思考を発展させます。「大阪人がお金を使わない」というわけではなく、大阪人にとって価値を感じるものと感じないものが明確に分かれているだけではないのか。
実際、「面白いものにお金を出すのは厭わない」という側面もあるのが大阪人。吉本新喜劇は今も盛況だし、人気芸人のステージはなかなかチケットが手に入りません。
そこから、「大阪人も納得するような“おもろい”コンテンツを用意して、それに対して対価を払うようなビジネススキームをインターネット上で用意すればいいのでは」という仮説が成り立ち、「リアルの場では入りきれない芸人のネタを、プレミアムコンテンツとしてSHOWROOMで配信する」というアクションへ転用していく。
最初は、単なる「大阪でアメちゃんをたくさん配った話」でした。それが、新しいビジネスモデルのアイデアにつながるのです。
メモを取ることが働くということだし、生きることだ、という前述の考え方を「大袈裟だな」と思った方もいるかもしれませんが、仕事に本気で向き合っている皆さんには、この感覚が分かっていただけるかと思います。
効果的な具体例が話を記憶に残るものに変える
抽象化によって、独自の視点を得られるだけでなく、自身の話に説得力を持たせることもできます。
人を説得したり、自分の話を印象づけたりしたいとき、僕は必ず具体例をつけます。エピソードが含まれない理論だけの話は、人の記憶に残りづらいからです。そして、同じテーマで話すにしても、人によって刺さるエピソードは違うので、局面局面でどの手札が最適かを探る必要があります。
日々、目にしたもの、特に世の中が認めたトレンドを、なるべく多く、深く、抽象化しておきましょう。「なぜそれが流行ったのか」という疑問を深掘りして、その中でもっとも重要なエッセンスを抽出するイメージです。
すると、ある抽象的な主張・命題と一緒に語るのに効果的な、伝わりやすい具体例がどんどん蓄積されていきます。これは、プレゼンなど人前で話をする際にも役立つでしょう。
ビジネスで大切なのは「重要度」を決めるものさしを自分の中に持つこと
ノートを書くときは4色ボールペンを使い、緑、青、赤という色にそれぞれ意味を持たせています。
まず、主観と客観に分ける訓練をします。僕は、ファクトに対して自分が思ったこと、つまり主観的な発想を、緑色で書き記します。ファクトを書きながら同時に緑色で主観を書き込む癖をつけると、スピーディに意見を構築・発信する力が増します。
そして、その他の3色は客観。黒は普段使いでファクトを書きます。
青と赤の使い分けは、「重要度」で行います。青はやや重要なこと、赤は最重要だと思えることです。
ここでポイントなのは、「緊急度」ではなく、「重要度」で色分けしていることです。
緊急度は自分の判断関係なく、外部要因で勝手に決まってしまう場合が多い一方で、重要度の判断は、人によって異なる。つまり、本来、主観に寄りがちです。でも、重要度判断が、主観に寄っていたら、心もとないですよね。
だからビジネスにおいては、何が重要かを決める一定の「客観性あるものさし」を自分の中に持つことが大事です。しかも、そのものさしは経営戦略、事業戦略、組織マネジメント、採用、企画など、テーマや置かれた環境によっても異なります。
僕は、青と赤を使い分けることで、自分にとって本当に重要なのかどうかを判断する訓練をしていて、それによって、ものさしの精緻化を行い、判断精度を上げています。
さらに、見開きの左上には、「標語」を書きます。標語というのは、「その見開きに書いてあることを一言で言うと何か」を端的に示したキャッチコピーのようなものです。
会議中に、ファクトを書き、抽象化し、それを転用、それぞれ必要に応じて標語まで書く、というのはなかなか難易度が高いのですが、慣れてくれば、すべて同時にできるようになります。
そうなると、複雑な話でもシンプルに構造化しながら聞けるようになり、アイデアもどんどん出せるようになります。
5分予習してミーティングに臨めばプレゼンスが高まる
左側が1日のスケジュール、右側がフリースペースノートになっているフランクリン・プランナーのデイリー手帳を使っていますが、この見開き1ページを毎日のミーティングではかなり活用しています。
ただし、ミーティング“中”のメモとして活用することは少なく、手帳を書くのは、ミーティングよりも“前”。前日の夜や、起床した時に1日の予定を確認し(左側ページ)、その日行うミーティングで解決すべき課題や提案事項などについて、自分でいくつかポイントを書き記しておくのです(右側ページ)。
予定と、ポイントメモが、左右ページで対応しているイメージ。これを見ながらミーティングに臨むわけですが、どのポイントを議論すべきかが事前に明確になっているので、はじまった瞬間ブーストをかけられるわけです。つまり、予習ですね。
ただし、大掛かりな準備はいりません。朝、5分だけでも思考を巡らせて、「絶対にこの3つは言おう」と書いておくだけでパフォーマンスが変わります。
学生時代には誰しも「予習をしなさい」と言われてきたのに、ミーティングで予習をしている人はほんの一握り。だからこそ、その一手間でも明らかな差が出ます。当たり前のことを他の人よりもやる。凡事徹底です。
ぼんやりしたミーティングだと何も決まらず、書くべきことがないという事態もありえます。ミーティングの前に予習をする、議論のまとめを標語として書くという習慣を身につければ、何を解決したくて集まったのか、それは解決できたのか、という本質的な部分も即座に確認できます。
紙のメモは優秀なコミュニケーションツール
ポケットサイズのロルバーンのメモ帳は緊急用。大きなノートを取り出しづらいときや、スマホでメモをしにくい状況もあるので、大体いつもポケットに入れています。
たとえば会食中に突然このメモ帳を取り出して、「ちょっと説明していいですか」と書きはじめる。パソコンでありものの資料を見せるよりも、パッと描いた概念図のほうがわかりやすいし、熱意も伝わりやすい。紙だと相手に伝えたい「思い」の部分がストレートに届きます。
そういう意味では、紙のメモはコミュニケーションツールとして本当に優秀です。先日もその威力を改めて思い知る機会がありました。
僕のラジオ番組に来てくださったゲストの方が、ノートにメモしながら話をしている僕を見て、「嬉しい!すごく気持ちがいい!」と言ってくれて。そして「こんなこと、よそでは話したことがないんだけどね…」と、すごく真剣に、深い話をしてくれた。
恐らく、実際に話に耳を傾ける真剣さが同じであっても、メモを取るか取らないかで、相手が受ける印象は異なってくるのだと思います。「あなたの話から、ひとつでも多くのことを吸収したい」という姿勢が可視化されて、より実りのある会話になる。
相手に対する熱い想いを伝えるひとつの媒介が、メモなのです。
紙にメモをしない人が増えるほど、その価値は上がるので、今後はなおさら「紙にメモ」というパフォーマンスが効果を発揮するはずです。
毛穴をむき出しにして、アイデアの種と向き合い続けたい
唯一、紙ではないスマホのメモ機能は、日常生活で気になったことを抽象化するために使っています。
「なんであの看板は赤い地に白字なんだろう」とか、「この広告はどうして、こういう表現を選んだのだろう」とか、多くの人は気にも留めないようなことをつらつらと書き続けて、一日の終わりには、何スクロールしてもなかなか最後にたどり着けないくらいの量になります。
街を歩いていても自然と「あ、それって抽象化するとこういうことですよね」という言葉が口をついて出てくるので、幻冬舎の編集者・箕輪厚介さんには「たしかにそうだけど、めんどくさ!」と、斬り捨てられています(笑)。
繰り返しになりますが、道を歩いていてたまたま見つけた何かをビジネスアイデアに昇華できれば、それができない人と比べて、確実に成功する可能性が上がる。だから僕は日常にアンテナを張りまくって、“毛穴むき出し”状態でアイデアの種と向き合いたい。
とは言え、毛穴をむき出しにし続けるのは過酷なので、モチベーションセッティングが何より重要です。モチベーションセッティングにはトップダウン型とボトムアップ型の2つがありますが、僕はトップダウン型です。
僕は就職活動で面接を突破するために内省をしまくりました。そのときに使ったノートは30~40冊くらい。それだけ内省すると、さすがに価値観の軸が明確になって、「自分はこういうときに幸せになるから、こんなゴールがいいはずだ」と設計できるようになりました。
一方のボトムアップ型は、目先のワクワクすることに飛びついて、それをやるのが一番幸せというタイプで、堀江さんはその代表格。
堀江さんはロケットを飛ばすことで何かを実現したい、という思いも当然あるわけですが、それ以上に、ただただ民間初でロケットが飛ぶ未来にワクワクしている。誰より、楽しんでいる。楽しみながら結果を出しているのが、彼のすごいところです。
内省して軸が見つからなかったとしても、そこまでがっかりする必要はありません。今やっていること、眼の前のやるべきことから少し距離を置いて、客観的に俯瞰して自分を見つめることで見つかることもある。
ひたすら映画を見たり、本を読んだり、人に会って話を聞いたりするうちに、新しい選択肢が見えてくることもあります。ひとつでも多くの選択肢に触れることが重要です。
そうして自分と向き合う中で、ひとたび目標さえ定まれば、あとはその実現のために、これでもか、というくらいに、メモを書いて書いて、書きまくってください。抽象化と転用を続ける中で、ゴールは着実に近づいてくるはずです。
皆さんの人生の勝算を、心から願い、応援しています。
- 前田 裕二(まえだ ゆうじ)
- 1987年東京都生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、UBS証券株式会社に入社。2011年、UBS Securities LLCに移りニューヨーク勤務を経た後、2013年に株式会社ディー・エヌ・エー入社。“夢を叶える”ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」を立ち上げる。2015年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。
ソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合弁会社化。初の著書『人生の勝算』はAmazonベストセラー1位を獲得。
(制作:NewsPicks Brand Design 執筆:唐仁原俊博 編集:大高志帆 撮影:片桐圭 デザイン:星野美緒)