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2018.03.19 NEW

男性ビジネスパーソンにもうってつけ! ピラティスのマインドフルネス効果とは?

男性ビジネスパーソンにもうってつけ! ピラティスのマインドフルネス効果とは?のイメージ

疲れにくくパフォーマンスを発揮しやすい心と身体が手に入る。多忙なビジネスパーソンにこそオススメしたい「ピラティス」の本質とは?

“女性のためのエクササイズ”と勘違いしていませんか?

ひとつのことに完全に集中した状態をつくることで、心身のストレスから解放される「マインドフルネス」。最近では「ビジネスパーソンのパフォーマンス向上にも役立つ」ということで話題になっており、様々なメディアでその方法が紹介されている。とはいえ、忙しい毎日の中で習慣化するのはなかなか難しい…。

だが、そんなマインドフルネスを、身体のトレーニングをしながら、簡単に実践できる方法がある。「ピラティス」だ。

テレビ番組などで有名女優が趣味や健康法として紹介していたり、女性誌で特集が組まれていたりすることが多いせいで、ピラティスと聞くと「女性が行うエクササイズ」というイメージを持つ人も多いかもしれない。しかし、前述したような効果が期待できるピラティスは、男女問わず多忙なビジネスパーソンにぴったり。

さっそくピラティスの本質、効果について、都内を中心に数多くのスタジオを運営する「株式会社ぜん」広報担当の小池真帆さんに聞いてみた。

男性看護師がリハビリ目的で開発したメソッド

100年近い歴史を持つピラティスは、アメリカを中心に全世界で2000万人もの人が行うという人気のエクササイズ。そのメソッドを考案したのは、1880年にドイツで生まれたジョセフ・ピラティス氏だ。
「ピラティスさんは幼少期に喘息やくる病などに苦しみ、健康な体への憧れから器械体操やボクシング、ボディービルやヨガといった様々なスポーツを通して、体質改善や体力増強に努めた人でした」と小池さんは話す。

やがて彼は看護師となり、負傷兵のためのリハビリテーションメソッドを開発。ピラティスのエクササイズで行うのは、不自然な状態になった身体を本来の自然な状態に戻すためのムーブメント。「もともとがリハビリ目的なので、ローインパクトで、身体に負担なく実践できるのが特徴です」(小池さん)

多くのアスリートがパフォーマンス向上のために実践!

ピラティス氏の考えによれば、人間の身体は非常に精巧にできており、本来の自然で正しい状態なら疾患は起こりにくいという。だが、私たちには常に「重力」の中で暮らしているため、本来の身体の状態を保つのは難しい。その結果、動きのクセなどによって身体に歪みが生じ、肩こりや腰痛、さらには頭痛など様々な疾患が出てしまうのだ。

そうした状態を改善するため、ピラティスではいくつかのムーブメントを行うことで、自然に体幹やインナーマッスルを鍛え、身体の歪みを直し、正しく身体の動きをコントロールする方法を身につけていく。

「ヨガのように静止したポーズを取るのではなく、動きながら身体の自然な有り様を学ぶのがピラティス。全身にある骨や筋肉の一つひとつに集中して、例えば、いま背骨の何番目の骨が動いているのかといったことまで意識しながら身体を動かすことで、自分で正しく身体を扱うことができるようになります」(小池さん)

プロゴルファーやプロ野球選手といった多くのアスリートが、ピラティスを取り入れているのはそのためだ。

「実際に、ピラティスを始めてゴルフのスコアが上がったという方もおられますし、久しぶりにスポーツを始めようかなと考えている方にもピラティスはオススメ。運動不足の人が急に激しいスポーツをすると怪我などにつながりますが、ピラティスならきちんとパフォーマンスを発揮できる怪我をしにくい身体をつくることができます」(小池さん)

正しい動きを繰り返すうち自然とマインドフルネスな状態に!?

「身体の再教育」とも呼ばれるピラティスでは、身体意識の向上とともに呼吸法も重要視される。

「現代では姿勢が悪い人が多く、姿勢が悪いと胸郭が閉じてしまって一回で吸える酸素の量が少なくなってしまいます。そうすると脳や心臓、筋肉に充分な酸素が行き渡らず、疲れやすさなどにもつながります。ピラティスで体幹やインナーマッスルを鍛えると正しい姿勢が身につくうえ、正しい呼吸を常に止めないようにエクササイズを行うので、自ずと胸郭が広くなります。胸郭が開くと息が大きく吸えて新鮮な酸素を多く取り入れることができ、身体全体の活性化や自律神経の安定にもつながります」(小池さん)

確かに、ピラティスを実践している人に聞くと、多くの人が「疲れにくくなった」とその効果を実感している。正しい姿勢や身体の動かし方、呼吸法を身につけることは、働き盛りの多忙なビジネスパーソンにとっても言うまでもなく有益だろう。加えて、ピラティスに期待できるのが冒頭に触れた「マインドフルネス」効果だ。

「ピラティスの目的は心と身体を意識的にコントロールできるようになること。エクササイズ中は常に身体の状態に集中していますから、自然にマインドフルネスな状態になります。最近はスタジオに来られる男性のビジネスパーソンの方も増えていますが、集中力が高まってパフォーマンスが上がるなど、仕事でも良い影響があるという話はお聞きしますね。また、初めて体験された方に話を聞いてみると、『身体だけでなく頭まですっきりした気がする』とおっしゃることも少なくありません」(小池さん)

過去や未来ではなく、「今この時」に意識を向けることで、ストレスや疲労が軽減され、さらには集中力が高まってくるのが、マインドフルネスのあり方。常に「今この時」の自分の状態、身体の状態に意識を向けるピラティスを行うことで、マインドフルネスな状態になれるというのは、確かに理にかなっている。

誰でもできるエクササイズでトレーニングとマインドフルネスを実現!

ぽっこりとお腹が出ていたり、口癖のように「疲れた」「身体のあちこちが痛い」と繰り返す上司や先輩たち。もしかするとその姿は、将来のあなたの姿かもしれない。身体に不調を感じている人はもちろん、現時点では自分の身体に自信がある人でも、いまの状態をキープするためには早めに何らかの手を打っておきたいところだ。

「最初はキツく感じるかもしれませんが、ピラティスのムーブメント自体は70歳や80歳の高齢の方でもできるもの。体幹を鍛えて姿勢が良くなれば見た目も変わりますし、心と身体を良い状態にして仕事のパフォーマンスを上げるためにも、ぜひチャレンジして欲しいですね」と小池さん。

トレーニングとマインドフルネスの一石二鳥を叶えてくれるピラティス。時間を有効に使いたい“デキる”ビジネスパーソンにこそ、オススメしたいエクササイズメソッドだ。

監修:株式会社ぜん

世界30カ国以上で展開される世界最大規模のピラティス教育団体「basiピラティス」のスタジオを、東京や横浜など国内24カ所で運営。他にも、ヨガやホットヨガなどの世界一流の教育団体とライセンス契約を結び、国内に100を超えるヨガ・ピラティススタジオを運営する。また、インストラクター養成にも力を入れ、複合的にヨガ・ピラティスを学ぶ環境も整えている。

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