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2018.01.18 NEW

実は「職場」が出会いの宝庫だった!? 意外に盛んな現代の社内結婚事情【前編】

実は「職場」が出会いの宝庫だった!? 意外に盛んな現代の社内結婚事情【前編】のイメージ

忙しい若手ビジネスパーソンにとって、ひとときの癒しとなる「恋愛」。とはいえ、出会いがないと嘆いている人もちらほらと。出会いはどこにある?

依然として高い未婚率。結婚したい人の割合は?

未婚化に晩婚化、そして少子化が加速する現代の日本。総務省による国勢調査では、未婚男性は25歳~29歳で72.7%と過去最高。30歳~34歳で47.1%、35歳~39歳で35%と、前年より少し下がってはいるがいずれも高い水準を維持している(図1)。

図1:年齢(5歳階級)別の未婚率の推移(男性)
図1:年齢(5歳階級)別の未婚率の推移(男性)

出典:総務省「国勢調査」

もちろん、多様な生き方や価値観が存在するいまのような時代では、そもそも男性にとっても女性にとっても「結婚こそが人生のシアワセ」などというわけでもないだろう。もしかすると、結婚への意欲自体が落ち込んでいるのだろうか?

国立社会保障・人口問題研究所が実施した調査によると、18歳~34歳男性のうち「いずれ結婚するつもり」と考えているのは85.7%。対して、12%の人が「一生結婚するつもりはない」と答えている(図2)。
5年おき(第13回のみ3年)に実施される調査の推移を見ると、結婚の意思がない人の割合は微増傾向にあるものの、いまも大半が「いずれは結婚したい」と考えていることがわかる。

図2:未婚者(男性)の生涯の結婚意思
図2:未婚者(男性)の生涯の結婚意思

出典:国立社会保障・人口問題研究所「2015年 社会保障・人口問題基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」─ 第 15 回出生動向基本調査 (独身者調査ならびに夫婦調査)報告書 ─から編集部作成

夫婦の出会いの約3割が「職場」というリアル

そうした若手世代の未婚者にとって、独身である一番の理由はなんだろう?
同じ調査で「独身にとどまっている理由」を聞いた結果を見ると、「結婚をしない理由」については、18歳~24歳男性で「まだ若すぎる」の49.6%、25歳~34歳男性では「まだ必要性を感じない」の29.5%がトップ。

「結婚できない理由」については、どちらの世代も「適当な相手にめぐり会わない」がトップになっているが、とりわけ25歳~34歳男性でその割合が45.3%と高くなっている(図3)。

図3:結婚意思のある独身者が「独身にとどまっている理由」(男性)
図3:結婚意思のある独身者が「独身にとどまっている理由」(男性)

出典:国立社会保障・人口問題研究所「2015年 社会保障・人口問題基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」─ 第 15 回出生動向基本調査 (独身者調査ならびに夫婦調査)報告書 ─から編集部作成

これらの調査からわかるのは、「パートナーが欲しくてもなかなか良い出会いがない」という若手世代の実情だ。では、実際のところ、「出会い」はどこにあるのだろうか?

2015年時点で過去5年間に結婚した初婚どうしの夫婦に「出会ったきっかけ」を聞いた調査では、「友人・兄弟姉妹を通じて」が30.8%でトップ、次いで多いのが「職場や仕事で」の28.2%となっている(図4)。
また、楽天ウェディングが20歳~49歳の男女を対象にした調査でも、「現在の配偶者や恋人と出会った場所」のランキングは33%で「職場」がダントツのトップに(図5)。

ずばり“社内恋愛”というと、企業や若手ビジネスパーソンのなかでも賛否ともに色々な議論が出そうではあるが、現実には「職場」こそが圧倒的な出会いの宝庫なのである。

図4:夫婦が出会ったきっかけの構成

図4:夫婦が出会ったきっかけの構成

出典:国立社会保障・人口問題研究所「2015年 社会保障・人口問題基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」─ 第 15 回出生動向基本調査 (独身者調査ならびに夫婦調査)報告書 ─から編集部作成

図5:現在の配偶者および恋人と出会った場所ランキング

図5:現在の配偶者および恋人と出会った場所ランキング

出典:楽天ウェディング「20~49歳の1万人に徹底恋愛調査~みんなどこで出会ってる?~」
※20~49歳の全国の男女1万名を対象にしたインターネット調査。2016年3月25日~2016年3月27日に実施。

政府も社内での出会いを推奨? 社内恋愛に反対はもう古い!?

2016年には政府が少子化対策の一環として、「結婚の希望を叶える環境整備に向けた企業・団体等の取組に関する検討会」を開催。現在、推進中の働き方改革などに加え、多様な価値観を認めながらも、結婚につながる活動に対する企業等における自主的な取組を推奨する指針を打ち出している。

こうした政府の方針を受け、現在では社内での婚活支援や、社内結婚について特別な手当てを出す企業もちらほらと登場。社会全体の流れを見れば、仕事に支障がなく企業の側にもメリットがあれば、社内恋愛や社内結婚が応援される時代となりつつあると言えそうだ。

次の第2回では、気になる「社内恋愛の多い企業」や「業界」をご紹介。より具体的に、社内恋愛・社内結婚のリアルに迫っていきたい。

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