2023.09.20 NEW
野村證券の口座で買われた「予想配当利回り3%以上」銘柄トップ20をご紹介
野村證券の個人口座で2023年6月1日~2023年8月31日に買われた今期の「予想配当利回り3%以上」の銘柄のうち、約定件数ベースで20位までをランキングにしてご紹介します。
順位 | 銘柄コード | 銘柄名 | 株価 (9/1終値) |
予想配当利回り % |
1株当たり予想配当 (通期、円) |
今期決算期 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 1,183.0 | 3.47 | 41 | 2024.3期 |
2 | 2914 | 日本たばこ産業 | 3,202 | 5.87 | 188 | 2023.12期 |
3 | 8002 | 丸紅 | 2,419.5 | 3.22 | 78 | 2024.3期 |
4 | 5401 | 日本製鉄 | 3,506 | 4.28 | 150 | 2024.3期 |
5 | 8593 | 三菱HCキャピタル | 960.8 | 3.85 | 37 | 2024.3期 |
6 | 8053 | 住友商事 | 3,044 | 3.94 | 120 | 2024.3期 |
7 | 9104 | 商船三井 | 4,124 | 4.36 | 180 | 2024.3期 |
8 | 2503 | キリンホールディングス | 2,068.5 | 3.34 | 69 | 2023.12期 |
9 | 9107 | 川崎汽船 | 5,085 | 3.93 | 200 | 2024.3期 |
10 | 5406 | 神戸製鋼所 | 1,901.0 | 4.73 | 90 | 2024.3期 |
11 | 6178 | 日本郵政 | 1,124.5 | 4.45 | 50 | 2024.3期 |
12 | 9101 | 日本郵船 | 3,958 | 3.28 | 130 | 2024.3期 |
13 | 8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 6,790 | 3.68 | 250 | 2024.3期 |
14 | 5020 | ENEOSホールディングス | 556.6 | 3.95 | 22 | 2024.3期 |
15 | 8411 | みずほフィナンシャルグループ | 2,450.0 | 3.88 | 95 | 2024.3期 |
16 | 4502 | 武田薬品工業 | 4,510 | 4.17 | 188 | 2024.3期 |
17 | 1605 | INPEX | 2,101.0 | 3.52 | 74 | 2023.12期 |
18 | 3407 | 旭化成 | 950.7 | 3.79 | 36 | 2024.3期 |
19 | 8766 | 東京海上ホールディングス | 3,263 | 3.71 | 121 | 2024.3期 |
20 | 7751 | キヤノン | 3,597 | 3.89 | 140 | 2023.12期 |
※2023年6月1日~8月31日の期間で、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄の約定件数をランキング化しました。予想年間配当利回りが2023年9月1日時点で3%以上だった銘柄のみを抽出しました。予想1株当たり配当は東洋経済新報社より。予想値がレンジの記載である場合、下限値を採用しています。
※表中の「株価」、「予想配当利回り」および「1株当たり予想配当」は、いずれも2023年9月1日時点におけるものです。最新の株価等は、ご自身でご確認ください。
※出所:野村證券の売買データより、野村證券投資情報部作成
高パフォーマンスの幅広い銘柄がランクイン
3メガバンクがすべてトップ20にランクインしました。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は1位、三井住友フィナンシャルグループ(8316)は13位、みずほフィナンシャルグループ(8411)は15位となっています。7月28日の日銀金融政策決定会合を踏まえると、金融政策の正常化は、銀行セクターにとってバリュエーション(投資尺度)とファンダメンタルズ(基礎的条件)の両面からプラス材料といえます。足元の銀行セクターの株価は、日米の長期金利の上昇を受けて、好調に推移しています。
海運の大手3社がいずれもトップ20に名を連ねています。商船三井(9104)が7位、川崎汽船(9107)が9位、日本郵船(9101)が12位にランクされています。2023年6月中旬以降、TOPIXの上昇が一巡する中で、やや出遅れていた海運株が上昇傾向となっています。円安の進行に加えて、海運大手各社のPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回るなど割安感が市場で評価されている可能性があります。
五大商社からは、丸紅(8002)が3位、住友商事(8053)が6位にランクインしました。商社セクターの株価は、決算後も好調を維持しています。資源価格の安定や第1四半期の好決算を受けて、中間決算における業績上方修正や追加の株主還元への期待が高まっている可能性があります。
鉄鋼セクターでは、日本製鉄(5401)が4位、神戸製鋼所(5406)が10位にランクインしました。足元の株価も好調に推移しており、東証33業種別の2023年の年間騰落率(上昇)では鉄鋼業が1位となっています。特に神戸製鋼所については、TOPIX500銘柄の中で年間騰落率(上昇)が1位となっているほか、決算発表と同時に公表した配当性向の引き上げも話題となりました。
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