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2020.02.13 NEW

「SNSのアカウント、使い分けてる?」 30代の複数アカウント事情

「SNSのアカウント、使い分けてる?」 30代の複数アカウント事情のイメージ

家族や友人とのコミュニケーションや、趣味や仕事の情報収集、さらには個人や店舗の宣伝まで、さまざまな目的で使えるSNS。複数の目的で使うとなれば、なにかしらうまく使い分ける必要がでてくる。

調査データから世代別のSNS利用について前後編でみていこう。

10代~30代で一番使われているSNSは?

近年、「SNS疲れ」などという言葉もよく聞き、プライベートはもちろん趣味や仕事での情報収集などでSNSを利用する人も多いはず。ご存知のとおり、日本でもよく使われるSNSサービスがいくつかあるが、それぞれの年代ではどのサービスを利用する人が多いのだろうか。

10代~30代のSNS利用者を対象に株式会社ビジュアルワークスが実施した調査によると、すべての世代で最も多く利用されていたSNSはTwitterで、10代、20代では5割以上、30代でも4割以上が利用しているという結果となった。

次いで人気の高かったSNSを見ると、10代と20代ではInstagramの利用割合が多かったのに対し、30代ではFacebookが若い世代に大きな差をつけて高い割合となっている(図1)。

図1:最も利用しているSNSは?(年代別)

図1:最も利用しているSNSは?(年代別)

出典:株式会社ビジュアルワークス「10代・20代・30代のSNSに関する意識調査」
※イラストのオーダーメイドマーケットプレイスSKIMAにて、18歳~39歳の男女10,000人を対象にしたインターネット調査。2019年5月24日~5月27日に実施。

10代や20代では、アカウントを複数持つのが主流に!?

家族や友人たちと日常的なやり取りをすることもあれば、SNSだけでつながる人たちとのコミュニケーションを楽しむこともできる。リアルでは会えないような世界中の人たちと気軽につながることができるSNSでは、時としてうまく“使い分ける”ことが有効になる場合もある。

少し前までは、「Facebookは○○用」「Twitterは○○用」などとSNSの媒体毎で使い分けていた。それがいまの時代、Twitterのような同じSNS媒体のなかで“複数のアカウント”を設けて使い分けることが主流になった

スマートフォンユーザ向けアプリ紹介サービス「Appliv(アプリヴ)」を運営するナイル株式会社が実施した調査にあるTwitterアカウント所有数の年代別データをみてみよう(図2)。

このように、複数アカウントを持つ人の割合は、30代では約4割以上、20代では5割以上、10代では7割近くと、若い世代では複数アカウントを持つユーザーの方が主流になっている。さらに3個以上のアカウントを使い分ける人も10代、20代では3割以上という結果に。

図2:Twitterアカウント所有数(年代別)

図2:Twitterアカウント所有数(年代別)

出典:ナイル株式会社(アプリ紹介サービス「Appliv」調べ)
※10代~60代の男女1,328人を対象にしたインターネット調査。2019年6月5日~6月11日に実施。
※Twitterアカウントを「持っている」と回答した812人のうち、10代~30代のデータを抜粋

そうした複数アカウントを持つ理由について、株式会社ビジュアルワークスの調査を見ると、趣味や自分の発言、タイムラインをジャンル分けするためといった回答が全世代を通じて多くなっている。また、「リアルな知り合いに見られたくない発言がある」、「本音や愚痴と、そうでない発言を使い分けるため」、「自分のキャラクターが複数あるため」などという回答についても、全世代でそれほど大きな差はみられない(図3)。

図3:複数アカウントをつくる理由(年代別)

図3:複数アカウントをつくる理由(年代別)

出典:株式会社ビジュアルワークス「10代・20代・30代のSNSに関する意識調査」
※イラストのオーダーメイドマーケットプレイスSKIMAにて、18歳~39歳の男女10,000人を対象にしたインターネット調査。2019年5月24日~5月27日に実施。

「リア垢」をメインで利用する30代は、4人に1人のみ!?

では、Twitterを使う人たちは、複数または一つのアカウントをどのように使っているのだろうか。

ナイル株式会社の調査ではTwitterのアカウントの種類を用途によって以下のように分類している。

  • 「リア垢」:リアルでの知人・友人との交流
  • 「身内垢/裏垢」:ごく親しい人たちのみと交流
  • 「仕事垢」:仕事の関係者との交流
  • 「ネト垢」:本名を明かさず、ネット上でのみ交流
  • 「趣味垢」:趣味嗜好が似ている人だけをフォロー
  • 「情報垢」:情報を収集する目的
  • 「ROM垢」:自分ではつぶやかず、見る専門
  • 「RT垢」:リツイートすることだけが目的

※「垢」とは、「アカウント」を意味するネットスラングです。

それぞれのユーザーにどのようなアカウントを持っているかを聞いたところ、トップは「リア垢」で42.4%、2位は「情報垢」の29.8%、3位は「趣味垢」の27.1%という結果となった(図4)。

図4:持っているTwitterアカウントの種類を教えてください(複数回答)

図4:持っているTwitterアカウントの種類を教えてください(複数回答)

出典:ナイル株式会社(アプリ紹介サービス「Appliv」調べ)
※10代~60代の男女1,328人を対象にしたインターネット調査。2019年6月5日~6月11日に実施。

一方、各年代の男性にメインで利用するアカウントについて聞いたところ、「リア垢」と回答した人は10代で51.4%、20代で42.1%となっているのに対し、30代では23.5%と大きくその割合が下がっている(図5)

30代は若い世代と比べると、「リア垢」をメインでSNSを利用している人が少なく、一方で「情報垢」や「ROM垢」の割合が多いことから、情報収集のためのツールとしてSNSを利用している人が多いことがわかる。これらの調査からは、そうした世代別のSNS利用の実態が見えてくる。

図5:メインで利用するTwitterのアカウント(男性)

図5:メインで利用するTwitterのアカウント(男性)

出典:ナイル株式会社(アプリ紹介サービス「Appliv」調べ)
※10代~60代の男女1,328人を対象にしたインターネット調査。2019年6月5日~6月11日に実施。
※Twitterアカウントを「持っている」と回答した男性403人のうち、10代~30代のデータを抜粋

少し前であれば、「裏アカウント持ってるの?」と怪しい目を向けられる対象であった複数アカウントもいまや、うまくSNSを使い分けている証になっているのだ。

続く後編では、職場の先輩・上司とのSNSにおける関係に迫る。

※「Twitter」は、Twitter,Inc.の商標または登録商標です。
※「Instagram」、「Facebook」は、Facebook,Inc.の登録商標です。
※「mixi」は、株式会社ミクシィの商標または登録商標です。
※「TikTok」は、ByteDance Ltd.の登録商標です。

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