野村グループにとって欠かせない
事業・サービスを作る
現在は主に、野村グループのDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる新規事業やサービス企画の開発と、デジタル・カンパニーの事業計画策定に 携わっています。特に新規事業やサービス企画の開発においては、お客さまから社内の各部署に対してどのような要望が届いており、どのようにすれば お客さまに新しい価値を提供できるか、他部署と連携したプロジェクトとして進めることが欠かせません。2024年3月に立ち上げた法人・オーナー向け人材紹介サービスでも、 複数の部署を通じてお客さまからいただいた声をもとに、プロダクトマネージャーとしてより付加価値の高いサービスを求めて何度も議論を重ねてきました。 新規事業やサービスの開発はスモールスタートであることが多いと思います。私自身、責任を持って推進できることにやりがいや面白さを感じていますが、その事業や サービスを長く親しまれるようなものに定着させていくには、社内外の様々な人たちの知見を活かし、賛同者を増やしていくことが重要となります。 より多くの人たちに「野村グループにとって欠かせない」と感じてもらえるような事業・サービスを、これから一緒に育てていきたいと考えています。
野村證券に転職する前はコンサルティングファームに所属しており、大手企業を中心に事業戦略策定や新規事業立案の支援をしていました。その中で様々な企業と関わりを 持たせていただきましたが、多くの新規事業開発チームでは、他部署との兼務者が既存業務の合間を縫って企画を進めている印象がありました。一方で、 デジタル・カンパニーでは新規事業に専任のメンバーがアサインされており、会社として新しい取り組みに力を入れていることが伝わってきました。 コンサルタントとしての立場で事業企画を経験する中で、自分も新規事業の主体者として権限や責任を持ちながらサービスの立ち上げからグロースまで一貫して 携わっていきたいと感じていました。これから新しいものを生み出していくことを考えた時に、デジタル・カンパニーという新しい組織かつ、さらに大きくなっていく組織で プロダクトマネージャーとなることが自分の目指す姿につながるのではないかと考え、野村證券への転職を決意しました。 実際に社内の一員として働くことで、コンサルタントだった時よりも関与できる範囲が広くなり、企画を考えるための情報の量や解像度は格段に上がりました。 各部署のビジネス課題は様々であり、全社的な方針も加味した上でそれぞれに合う提案が必要となります。そこはコンサルティングファームでの経験が活かせる ところだと思っていますし、そうしたコミュニケーションを通じてよりプロジェクトのブラッシュアップができているように感じています。
多様性のある組織の中で
プロジェクトを内製化
デジタル・カンパニーには異業種からのキャリア採用者も多く、エンジニアやデザイナーなど様々な専門スキルを持つメンバーがおり、非常に多様性のある組織です。 外部委託するような業務をデジタル・カンパニーでは内製化できるということは、よりスピード感をもってプロジェクトを進められるだけではなく、ちょっとした 気づきもプロジェクトに反映でき、その気づきをチーム内に財産として残すことにつながっています。 例えば私自身、ターゲット設定や収益モデルのようなビジネススキルはこれまでの業務の中で身に付けてきたものがある一方で、ITやUI・UXのスキルについてはまだ知見が 足りていないと感じています。また、前述の通り2024年3月には法人・オーナー向けの人材紹介サービスを立ち上げましたが、新しいサービスをグロースしていくのは 初めての経験となります。そうした中、様々なバックグラウンドを持つメンバーのスキルを活かしたプロジェクトが増えていき、私自身も積極的に自分が持っている ビジネススキルをチーム内に還元していきたいと感じるようになりました。また、新規事業メンバーの中には前職で事業責任者として事業を育て、資金調達を経て 分社化させた経験者もおり、プロジェクトの進め方や発想力などに刺激を受けています。日々の業務の中で、こうしたチーム内のメンバーから学び、それぞれのスキルを 掛け合わせていけることは大きな力になっていると感じています。
海外の先行研究も
プロジェクト推進に活かす
今後の新規事業やサービス開発は他部署と連携しながらになりますが、金融機関だからこそできることとして、資金調達に関係した事業にも興味があります。 実績の有無にかかわらず、その企業や団体、個人が持つ価値や魅力を誰にでも分かるような形にして評価して明示し、支援者との結びつきをつくるような事業です。 もしかしたらAIを活用することでより具体的な構想になるかもしれないですし、様々な技術や手段を検討できたらと思っています。 また、現在温めているプロジェクトの中には海外で先行研究がされているものもあり、将来的には海外の企業と一緒にプロジェクトを進めるのも一つの可能性だと 考えています。情報をキャッチアップするには語学力が不可欠ですし、海外出張を通じて先進的な取り組みを学びたいという気持ちもあります。野村グループには 様々な福利厚生が充実しており、会社からの補助金を受けながらTOEICの勉強をすることも可能です。日々の業務と並行しながら、今後も語学の勉強を継続していこうと 考えています。デジタル・カンパニーで新規事業やサービス企画の開発に携わっていると、やはり自分がやりたいことをしっかり持っていることが大事だと感じています。 例え自分のスキルだけでは成し遂げられないことであっても、様々なスキルを持つメンバーがいるので、スキルを掛け合わせることで様々なことに挑戦できる環境が 整っています。他部署と連携したプロジェクトも増えていますが、待っているだけではプロジェクトは進みません。他部署の現状を理解し、他部署が向き合っている お客さまが抱える課題を洗い出し、自分からソリューションを提案できる力が求められます。私自身、そうした自ら発信し、自ら動ける人でありたいと思っていますし、 そうしたメンバーと一緒に仕事ができたらもっと面白いことができるのではないかとワクワクしています。
※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。
My Project
Career
Riku Takada
- 新卒
- 展示会場運営会社に入社
- コンサルティングファームに転職。大手企業に対する新規事業立案や事業戦略策定の支援に携わる
- 2022年
- 野村證券入社
法人・オーナー向けの非金融サービスなどの企画開発や他部署でのデジタルの活用検討、デジタル・カンパニーの事業戦略策定などに携わっている