2024.07.17 NEW
野村證券で買われた高配当株人気ランキング(2024年4月~6月)
2024年4月1日~2024年6月30日の期間で、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄の中から、今期予想配当利回りが2024年7月5日時点で3%以上だった銘柄を抽出しました。約定件数順に上位20銘柄を紹介いたします。
順位 | 銘柄コード | 銘柄名 | 株価終値 7月5日 (円) |
予想1株当たり年間配当金 (円) |
予想配当利回り (%) |
今期決算期 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 9432 | 日本電信電話 | 155.9 | 5.2 | 3.34 | 2025.3期 |
2位 | 2914 | 日本たばこ産業 | 4,418 | 194 | 4.39 | 2024.12期 |
3位 | 4503 | アステラス製薬 | 1,616.5 | 74 | 4.58 | 2025.3期 |
4位 | 5401 | 日本製鉄 | 3,463 | 160 | 4.62 | 2025.3期 |
5位 | 7201 | 日産自動車 | 562.0 | 25 | 4.45 | 2025.3期 |
6位 | 9107 | 川崎汽船 | 2,700.5 | 85 | 3.15 | 2025.3期 |
7位 | 9434 | ソフトバンク | 2,039.0 | 86 | 4.22 | 2025.3期 |
8位 | 4502 | 武田薬品工業 | 4,243 | 196 | 4.62 | 2025.3期 |
9位 | 7267 | 本田技研工業 | 1,733.0 | 68 | 3.92 | 2025.3期 |
10位 | 7751 | キヤノン | 4,373 | 150 | 3.43 | 2024.12期 |
11位 | 9201 | 日本航空 | 2,566.5 | 80 | 3.12 | 2025.3期 |
12位 | 8411 | みずほフィナンシャルグループ | 3,510 | 115 | 3.28 | 2025.3期 |
13位 | 2503 | キリンホールディングス | 2,084.0 | 71 | 3.41 | 2024.12期 |
14位 | 5938 | LIXIL | 1,737.5 | 90 | 5.18 | 2025.3期 |
15位 | 1605 | INPEX | 2,460.5 | 76 | 3.09 | 2024.12期 |
16位 | 9433 | KDDI | 4,395 | 145 | 3.30 | 2025.3期 |
17位 | 7182 | ゆうちょ銀行 | 1,571.0 | 52 | 3.31 | 2025.3期 |
18位 | 8410 | セブン銀行 | 274.4 | 11 | 4.01 | 2025.3期 |
19位 | 9104 | 商船三井 | 5,111 | 180 | 3.52 | 2025.3期 |
20位 | 7272 | ヤマハ発動機 | 1,585.5 | 50 | 3.15 | 2024.12期 |
(注1)2024年4月1日~6月30日の期間で、野村證券の個人口座で買い付けられた銘柄の約定件数ランキング。20位までを掲載。今期予想配当利回りが2024年7月5日終値時点で3%以上だった銘柄のみ。1株当たり年間配当金の予想は東洋経済新報社で、予想値がレンジの場合は下限値。各種データは2024年7月5日時点。
(注2)ソフトバンクは2024年9月30日を基準日として1:10の株式分割を行う予定である。予想1株当たり年間配当金は株式分割調整後の数値。
(出所)東洋経済新報社より野村證券投資情報部作成
トップ3は日本電信電話(NTT)、日本たばこ産業(JT)、アステラス製薬
情報・通信業では、日本電信電話(NTT、9432)が1位、ソフトバンク(9434)が7位、KDDI(9433)が16位にランクインしました。NTTが1株を25株に分割してから、6月末で1年が経過しました。その間、個人株主数が急増する一方で、株価は約14%下落しました。今年の9月末には、ソフトバンクも1株を10株に分割する予定です。
輸送用機器では、日産自動車(7201)が5位、本田技研工業(7267)が9位、ヤマハ発動機(7272)が20位にランクインしました。先進国での自動車販売はローン金利の高止まりによって伸び悩み、ディーラー在庫が増加しています。この状況下で、完成車メーカーは販売奨励金や部品の調達コスト、固定費の増加という逆風にさらされています。一方で、足元の円安は追い風となっており、野村では完成車メーカーの業績を堅調と見ています。
銀行業では、みずほフィナンシャルグループ(8411)が12位、ゆうちょ銀行(7182)が17位、セブン銀行(8410)が18位にランクインしました。野村の金融チームでは、日本銀行の次回利上げを今年秋頃と想定しており、継続的な金融政策の正常化期待が銀行株を支えると予想しています。
野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課(2024年7月5日時点)
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